《【書籍化】ファンタジー化した世界でテイマーやってます!〜貍が優秀です〜》39 森での最後の進化

ハクとクレナイと別れ、移を開始しある程度経つと大赤蛇が出てくるようになった。

戦闘は基本的にグレイとフェリだ。魔に気付くのはクー太とランが先だが教えてないようだ。何で教えてやらないのかと聞くと。

『自分でさがしてれば上手になるー』

とのことだ。自力でやっていればスキルレベルも上がるからクー太なりの訓練なのだろう。

そうして移しているとクー太がまた敵を見つけたようだ。

『狼さん五匹くるー』

大赤蛇は基本一匹で現れるしグレイとフェリの二匹で問題ないが、森狼複數は厳しいだろう。

そう思い俺とクー太、ランが參戦することにした。

クロは念のためメイの影で待機だ。アキは…戦闘に參加しようとしたのだが、ポケットから出るのに四苦八苦しているためとりあえず放置だ。

ラックも戦闘に參加させようと思ったのだが流石に厳しいか?瀕死にしたやつを攻撃させるか?

「あ、そうだ。ラックはクー太にくっついて行って一撃れられそうなられてみてくれ」

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『ラックを乗せていけばいーのー?』

「頼む」

頭の上でチクッとがしたのでラックも了承しているのだろう。

ラックをクー太に乗せたり、グレイ達に無理はせず2匹で一匹を相手するように言っていると森狼が出てきた。

ランとクー太がすぐさま森狼へ向かう。

俺も駆ける。

薄し頭を思い切り毆りつけると森狼は吹き飛びそのままかなくなる。首が曲がっていたし死んだのだろう。

森狼を一撃か…。たった一日で隨分と変わったな。初めは怖かったし、殺したことに対し不安になったりしたものだが。

クー太たちを見てみるとクー太も1匹を倒し終わりもう1匹へ向かっている。

ランは倒したようで魔石を取っているのだろう。

グレイとフェリもすぐに終わりそうだ。

ラックは無事だろうか。まあ何かあればクー太が教えてくれるとは思うが、いかんせんあの小ささだからな。の上から落ちていてもクー太も気付かないかもしれない。

クー太は森狼へ近づき大きくなった手で叩き潰す。そしてし抑えてから首に噛み付いた。

その抑えている間にラックに攻撃させているのだろうか?

グレイとフェリも戦闘が終わり魔石を取り出して戻ってくる。ランはクー太が初めに倒したやつの魔石も取ってきたようだ。クー太も戻って來た。

『ラックは狼さん二匹に攻撃したよー』

「そうか。ラックは怪我してないか?ランもクー太もありがとう」

大した戦闘ではなかっただろうが、手伝ってくれたのででてやる。まあ俺自クー太達をでるのが好きなんだがな。

でていたらラックがクー太のから俺の手によじ登ってきた。とりあえず怪我がないようでよかった。

『ご主人。自分たちまだレベルはあがってないっすか?』

「んー。あとしだな。森を出るまでには進化できるよ」

『良かったっす』

グレイ、フェリ共に森狼と二、三回ほど戦闘すれば進化できるようになるだろう。

それよりもラックだ。どれくらいレベル上がったのか見てみたらなんとレベル10になっていた。

元々の力が弱いとレベルの上がりが速いのだろうか。アキも速かったしな。

そういえば…エネルギーどうすればいいんだ。魔石砕いてあげればいいのか?

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名【ラック】

種族【魔蜘蛛】

別【メス】

狀態【 】

Lv【★10】9UP

・基礎スキル:【噛み付きLv1】【隠Lv2】UP

・種族スキル:—

・特殊スキル:—

・稱號:—

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んー。進化させたいのだがエネルギーをどうするかだな。掌にいるラックを見る。魔石と同じかそれより小さいもんな。どうするか。

とりあえずラックの橫に魔石を置いてみる。

するとラックが魔石にくっ付くように近寄った。

これは…噛み付いているのか?

カリカリといった音がする。コレ時間がかかりそうだな。

小さくなり肩に戻って來たクー太とラン、それとずっとポケットにっているアキも一緒になってラックを眺める。

「あのー…なにしてるんですか??」

あ。すっかり彼達のことを忘れていた。というかラックのことも紹介してない気が……面倒だからいいか。

「ああ。気にするな。行こうか」

片手だけ掌を上に向けて歩くのは変だろうが説明するのも面倒だし、気にせず行こう。

「じゃあまたグレイとフェリに索敵と戦闘を頼むな」

『了解っす!』

『ん…任せて』

を始めるが、未だラックが掌の上で魔石をカリカリ。し掌がこそばゆい。

その後単で出てきた森狼と大赤蛇を2回ずつ倒しグレイとフェリのレベルが上限に達した。エネルギー量も充分だ。

そして、やっとラックが魔石を食べ終わった。細かく砕いてあげた方が楽だな。

「よし、進化させよう。グレイとフェリは進化したらハク達のところへ戻るんだろう?」

『戻るっす』

『うん…』

あ、忘れる前に彼らに言っておくか。

「進化させるからし休んで待っていてくれ」

「わかりました!」

よし、んじゃし離れて…っと。

何で離れるかって?ラックの説明が面倒だからだよ。

じゃあステータスと進化先を確認。

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名【グレイ】

種族【大貍】

別【オス】

狀態【進化可能】

Lv【★15】5UP

・基礎スキル:【噛み付きLv4】【気配察知Lv3】UP

【拳Lv1】new

・種族スキル:【幻

・特殊スキル:【制限解除】

・稱號:【進化・使役魔獣】

名【フェリ】

種族【森鼬鼠】

別【メス】

狀態【進化可能】

Lv【★15】5UP

・基礎スキル:【噛み付きLv5】【隠Lv4】

【加速Lv1】new【気配察知Lv1】new

・種族スキル:【栽培】

・特殊スキル:【制限解除】

・稱號:【進化・使役魔獣】

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………。

グレイが途中から噛み付きとか當たりではなくパンチしてるなー。とは思っていたのだ。まさか拳を覚えているとは…。

フェリは加速と気配察知を覚えてる。

進化先はどうかねー。

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○グレイの進化先を選んでください。

・剛力貍

・格闘貍

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○フェリの進化先を選んでください。

・大森鼬鼠

・鎌鼬鼠

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○ラックの進化先を選んでください。

・大蜘蛛

・糸蜘蛛

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