《【書籍化】ファンタジー化した世界でテイマーやってます!〜貍が優秀です〜》66 進化2

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○中野誠の進化先を選んでください。

・ハイヒューマン

・ハイゴブリン

・エルフ

・ドワーフ

・マーフォーク

・リザードマン

・獣人

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んー、定番種族?

とりあえず詳細。

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【ハイヒューマン】

・種族スキルは【長速度上昇】。

・スキルの発現、レベルの上昇が他の種族より速い。

・どの屬も使えるが、各屬を持つ種族よりも威力や使える種類が劣る。

能力は上がるが獣人より劣る。

・次回の進化の幅が広がる。

【ハイゴブリン】

・種族スキルは【力上昇】。

・屬を持たない人種。

・魔とは違い知は進化前と同様。

・毒耐、苦痛耐や繁力の高い種族。

・ただし魔力がなく魔法を使うことができず、スキルの発現やレベルの上昇も遅い。

【エルフ】

・種族スキルは【霊召喚】。

・風の屬を持つ人種。

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・風・水系統の魔法が得意。

・火・土系統の魔法が不得意。

・深い森でも活できるよう聴力が良くなり耳が長くなるのが特徴。

【ドワーフ】

・種族スキルは【錬】。

・土の屬を持つ人種。

・土・水系統の魔法が得意。

・風・火系統の魔法が不得意。

・狹い地下でも活出來るようが小さくなるのが特徴。

【マーフォーク】

・水の屬を持つ人種。

・水・土系統の魔法が得意。

・風・火系統の魔法が不得意。

・太の半ばからが尾びれとなりエラ呼吸が可能。

・自が出會ったことのある魚類の中から選択可能。

・(選択肢)

【リザードマン】

・火の屬を持つ人種。

・火・土系統の魔法が得意。

・水・風系統の魔法が不得意。

・自が出會ったことのある爬蟲類の中から選択可能。

・(選択肢)

【獣人】

・無の屬を持つ人種。

・無屬の魔法しか使えない。

能力が高く、五も鋭くなる。

・自が出會ったことのある哺類の中から選択可能。

・(選択肢)

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ハイヒューマンは萬能系?

ハイゴブリンは耐特化?ハイゴブリンを選ぶことは一生ないな。

んでエルフとドワーフは似たじ、というかだいたい想像通りだな。エルフは霊召喚とか凄そうな種族スキルを覚えるようだが。

マーフォーク、リザードマン、獣人は種族スキルが書いてないな。

どの魚類、爬蟲類、哺類を選ぶか選択できるからなのか。これは見てから決めるかね。

とりあえずマーフォークの選択肢から見てみる。

ズラーーッと秋刀魚や鯛などたくさんの候補が目の前に表示される。メダカもいた…。

読めない漢字もあるし、コレがいいって種族がなければ選択肢を見るのも苦痛であるほどだ。これはないな。

リザードマンはどうだ?

お、これはそんな多くない。ヤモリやシマヘビ、ヒカバリなんていう聞いたことのない種族から赤蛇も選択肢にある。俺が名前を知らなくても見たことがあれば選択肢に出るのか。これもいいかな。

獣人は…まあズラーーッと出ますよね。

貍とか狼はちょっと惹かれる…。ライオンとかイルカとかアザラシもいいかもな。

…ってアザラシやイルカ選んだらどうなんの?イルカだとマーフォークみたいに下半に尾びれ?それとも背鰭だけ?

すげー気になるが…そんな博打は打てないよなー。

一応貍は候補だな!

お、貍人を選択したらなんか出てきた。

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【貍人】

・種族スキル【変化】。

・耳と尾が貍と同様のものとなる。

・貍との平均的基礎能力がにつく。(例:スキル【夜目】がなくとも夜目が効く)

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おおー。クー太とお揃い!

気になったメダカ、アザラシ、イルカも見てみる。

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【ミナミメダカ人】

種族スキルは【水棲】。

の半ばからメダカと同様のとなる。

淡水、海水どこでも生息可能。

【ゴマフアザラシ人】

種族スキルは【防力上昇】。

の半ばからアザラシと同様のとなる。

水中でも活はできるが、水中呼吸はできない。

【マイルカ人】

種族スキルは【音波探知】。

背びれと尾びれがイルカと同様のものとなる。

水中でも活はできるが、水中呼吸はできない。

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まあ、そうなるよな。

陸地ではこれ選んだら最悪だな。あ、でも車椅子があればなんとかなるか。

候補はハイヒューマン、エルフ、貍人だな…。

やっぱり見た目が変わるのには抵抗があったので一番の候補はハイヒューマン。

二番目に魔法を得意として、耳しか変わらないエルフ。

三番目は初めてテイムして1番長くいる大切な相棒であるクー太とランと同系統?の貍人。

もーね。凄い悩みましたよ。

慌てふためいたビャクヤに、

『ごしゅじんさま!どこか痛むのですか!?た、たいへんです!早くかえりましょう!』

と、言われてしまうくらいには。

まあ普通に考えればハイヒューマンなんだよな。他の種族だと人前にでて魔扱いされたり、異端視される可能だってあるから。

親父とお袋も悲しむかもしれない……ないな。

でも驚くだろう。

そういうわけでたくさん悩んだが実際、心ではもう答えは決まっていた。

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