《【書籍化】『ライフでけてライフで毆る』これぞ私の必勝法》小休止 とあるプレイヤーの一日
皆々様のポイント支援のおで日々ポイントが増えて……本當にありがとうございます!
謝の気持ちマシマシで、かなり早めて投稿です✨
後半は閑話みたいなものになります
手早く晩飯を作って、食べる。今日はオムライスだ。
お母さん直伝の、半卵で薄ーく包んだふわとろな自信作。
よく奏も食べに來てくれるものだけど、今日は一人だけなので食事の時間はすぐに終わり、さっと片付け。
てきぱきとお風呂洗いまで済ませちゃって、これで一通りの家事は済ませたことになる。
こっちも終わった、という旨を奏に送れば、即座に電話がかかってきた。
「もしもし?」
『あ、もしもーし。ユキ?』
耳に飛び込んでくる聞き慣れた聲に、思わず顔が緩む。
晝間が濃かったせいか、大して時間もたってないのに隨分と久しぶりに聲を聞いた気がした。
「はーい。聞こえてるよ」
『よし。 早速やけど…………インクリ、楽しめてるみたいやん?』
「うん!もしかして、配信観てくれた?」
Advertisement
『片手間に流してた程度やけどな。初配信、観ないわけにはいかんでしょ』
「えへへ、そっかぁー」
忙しいって言ってたのに、配信流しててくれたんだ。
どうしよう。にやけちゃうね。
『全てライフでける……だっけ?どうやったらそんな発想になるのよ』
「んー……ほら、奏って多分だけどかなり攻撃重視に作るでしょ?それなら、私はタンクってやつになればバランスいいのかなぁって」
『はぁ……どうとでもなるから好きに作りって言ったのにアンタって人は……
正直、考えてくれたのは凄く嬉しいけど』
「でしょでしょーー。良かったぁ」
やっぱり、どうせなら長く楽しく遊びたいからね。
親友との相を考えるのは當然と言っても良いだろう。
『それにしても、どうよ?配信』
「すっっごく楽しい!!」
『そ。よかった』
「観られてるって思うとちょっと張するけど、それ以上にコメントを見るのが楽しいの」
『そうやろ?自分が楽しんでいる姿を共有していることで、何萬人もの人が一緒に楽しんでくれる……あの覚は、なかなか辭められないんよね』
「奏がずっと配信続けている理由をちょっと実できたような気がする」
『これからはちょくちょく一緒に配信とかもできるかもね?』
「やってみたい!早速ログインしてみる?」
『それは構わんけど……あんた、デスペナは?』
デスペナ……デスペナルティのこと。
ゲームでうっかり死んじゃった時、即座に復活地點からリスポーンすることが出來る。その時に、一般的にはペナルティが課せられるんだ。
「あー……すっかり忘れてた」
『そんな気がしたわ……あんたらしいけど』
「インフォも見逃してたなぁ。何だっけ。確かこういうのってゲームごとに違うとか言ってたよね」
『せやね。えーと確かインクリは…………2時間の経験値所得不可と、全ステータス半減、かな』
「2時間、かぁ。んーステータス半減は無視できるような気もするけど」
全ステータス半減ということは、HPも落ちるということ。でもまぁ、半分あれば軽く一緒に遊ぶくらいなら問題ない気がする。
経験値がらないのは殘念だけど。
『半分でも本當になんとかなりそうなのが怖いところねぇ……けどまぁ、今日はやめとき?』
「そう?やれると思うけど」
『まだ街の中とか見てないやろ?配信しながらそっち見てもええんちゃうかなって』
「あー……たしかに、全く見てないや」
『折角綺麗な街やしね。もしかしたらなにかイベントもあるかもしれん』
言われてみれば、そうだ。
ログイン早々に外に出ちゃったから、街の中は後で探索してみようってことにしていた。
「結局、ギルドで登録しただけだもんなぁ」
『せやろ?何だかんだでける時はフィールド探索とかにあててしまうもんやから、こういう機會にゆっくり見て回るのもええと思う』
「たしかにー。でも、いいの?約束してたのに」
『ええってええって。その代わり、ちゃんと配信してな?後でちゃんと観るんやから』
「ん、わかった。ありがと」
『そんじゃ、今日はお互い別行ってことで。また明日』
「起きたら連絡するね!」
そこで會話を打ち切って、通話を終了。
スマートフォンを機に上に置いて、ぐいっとびをする。
軽く腰を左右に何度か捻って、次は立ったまま前屈。そして今度は後ろにを逸らし……
「よし!じゃーやりますかぁ」
再びスマホを手に取って、自のチャンネルを開く。
『予定変更で、これから一人で街探索する』という旨を発信。
ヘッドギアを被り、私は再度インクリの世界にログオンした。
◇◇◇◇◇◇◇◇
Infinite creation 初期リス地點である、噴水広場。
初日ということで數多の新規プレイヤーが舞い降りたその場所に、一人のがまた同じように姿を現した。
「おー……やっぱり圧巻の景やなぁ」
紺野奏(こんのかなで)。プロのストリーマーである彼は、當日の夜というやや遅めの時間でありながらも新規プレイヤーの1人としてこの世界にやってきた。
慣れた手つきでウィンドウを作し、配信を起する。
「はいはい皆さんおおきに。カナちゃんねるから今日もやっていきますよーー」
人気絶頂の配信者らしく、冒頭からかなりの同時接続數となっており、かなりの速度でコメントが流れていく。
「おや、今日はいつもより初見コメントも多いやん? 新ゲーム効果やろか。初見さんおおきにー。ゆっくりしてってな」
関西人らしく會話の節々にじる関西弁と、本人のが醸し出す獨特の雰囲気。それは今日も健在だった。
常連含め、多くの視聴者が彼の配信に惹き込まれていく。
「おー!!ユキの配信から知ってくれた人もおるんか!初日からもうそんなところまで行くなんて、流石ウチの親友やで」
一瞬だけ流れた『親友の配信から來た』という旨のコメントを、は見逃さなかったようだ。
自分のこと以上に喜び、喜満面と言った様子になる。
「SNS上ではいくらか呟いたけど、ちょくちょく話題に出したこともある親友のユキが今日から配信始めてるんよ。リンクっとくから、よかったらそっちも見たってな。おもろいでー」
「ん?びいき?いやーー違う違う。ホンマにおもろいねん。その気になったら、ウチらなんかの予想なんて二つも三つも飛び越えていくような、そんな子やから。ま、観てくれればわかるわ」
心から楽しそうに、親友の紹介をする。
何人かが興味を持ったことを確認して、彼はにししと笑った。
「さーて。じゃあユキに負けとるわけにもいかんし。出遅れた分チャチャッとレベリングしていきましょうか」
そう話した奏は、どこか優雅ささえじさせるほどの自然で街の外へと歩いていく。
βテスターでもある彼は、もう既に初心者用の長杖を攜えていた。
「最初のターゲットは兎さんや。それはな、今日の夕方には確定されてしもうた未來なんや!」
奏が突きつけた杖から紅蓮の炎が噴され、草原を跳び回っていたホーンラビットに襲いかかる。
剣と大盾を構えたに対しては五度も突進を當てるという大健闘を示して見せた兎であったが、此度の戦闘は呆気なく終わりを告げる。
「ん……まぁ、こんなもんやな」
一撃、必殺。
魔力に全てを振り切った彼の攻撃は、レベル1とはいえまさにそう言うに相応しいものであった。
「さあて。こんなモンで満足しては當然追いつかへん。どんどんいくで?」
和な笑みを浮かべ、は突き進む。
この日、目に付く兎を片っ端から焼き払った彼。最後にしっかりとワイルドボアにも勝利を収めると、満足したように配信を切り上げた。
後に『歩く厄災』『紅蓮の大魔』『大魔王』とまで呼ばれるようになるの第一日は、上々のり出しであったと言えよう──
◆◆◆◆◆◆◆◆
名前:カナ
職業:魔師
レベル:6
HP:80
MP:625
右手 初心者の大杖
左手 なし
頭 バンダナ
布の服
腳 布のズボン
靴 革のくつ
理攻撃:2
理防:5
魔法攻撃:491
魔法防:141
VIT:0
STR:0
DEF:0
INT:125
DEX:0
AGI:0
MIN:0
所持技能:魔力上昇 火屬魔法 詠唱短 火屬の心得
稱號:創造神の興味
◆◆◆◆◆◆◆◆
魔力極振りは正真正銘のロマンだと思うの。
( ・ㅂ・)و ̑̑
【書籍化】絶滅したはずの希少種エルフが奴隷として売られていたので、娘にすることにした。【コミカライズ】
【書籍化&コミカライズが決定しました】 10年前、帝都の魔法學校を首席で卒業した【帝都で最も優れた魔法使い】ヴァイス・フレンベルグは卒業と同時に帝都を飛び出し、消息を絶った。 ヴァイスはある日、悪人しか住んでいないという【悪人の街ゼニス】で絶滅したはずの希少種【ハイエルフ】の少女が奴隷として売られているのを目撃する。 ヴァイスはその少女にリリィと名付け、娘にすることにした。 リリィを育てていくうちに、ヴァイスはリリィ大好き無自覚バカ親になっていた。 こうして自分を悪人だと思い込んでいるヴァイスの溺愛育児生活が始まった。 ■カクヨムで総合日間1位、週間1位になりました!■
8 63【電子書籍化決定】人生ループ中の公爵令嬢は、自分を殺した婚約者と別れて契約結婚をすることにしました。
フルバート侯爵家長女、アロナ・フルバートは、婚約者である國の第三王子ルーファス・ダオ・アルフォンソのことを心から愛していた。 両親からの厳しすぎる教育を受け、愛情など知らずに育ったアロナは、優しく穏やかなルーファスを心の拠り所にしていた。 彼の為ならば、全て耐えられる。 愛する人と結婚することが出來る自分は、世界一の幸せ者だと、そう信じていた。 しかしそれは“ある存在”により葉わぬ夢と散り、彼女はその命すら失ってしまった。 はずだったのだが、どういうわけかもう三度も同じことを繰り返していた。四度目こそは、死亡を回避しルーファスと幸せに。そう願っていた彼女は、そのルーファスこそが諸悪の根源だったと知り、激しい憎悪に囚われ…ることはなかった。 愛した人は、最低だった。それでも確かに、愛していたから。その思いすら捨ててしまったら、自分には何も殘らなくなる。だから、恨むことはしない。 けれど、流石にもう死を繰り返したくはない。ルーファスと離れなければ、死亡エンドを回避できない。 そう考えたアロナは、四度目の人生で初めて以前とは違う方向に行動しはじめたのだった。 「辺境伯様。私と契約、致しませんか?」 そう口にした瞬間から、彼女の運命は大きく変わりはじめた。 【ありがたいことに、電子書籍化が決定致しました!全ての読者様に、心より感謝いたします!】
8 123オワリノオワリ
終わり終わってまた始まる。 真っ暗闇に生まれた二人。 一人の二人は世界を壊す。 一人の二人は物語を壊す。 さぁ、終わりを始めようか。 序盤の文章を少し終生しました。
8 173ユニーク:憑依で聖龍王になりました!
本當に書くの初心者です。 語彙力まったくありません。 しかも忙しくて更新不定期です。 本當にすみません。 後から修正入れると思います。 ネタバレ入ってます↓ 修學旅行中異世界に飛行機ごと召喚されてしまった。 だが主人公の真澄 冷斗はオール1というあまりにも戦闘力が低すぎて魔法陣の実験體として使われてしまう。 そしたら、いつのまにか森の中にいて… かくかくしかじかユニーク:憑依でドラゴンになって色々チートします。 後二段階くらいは主人公激的に強くなります! ☆400いいね500感謝です 更新頻度非常に遅いです。 申し訳ございません。
8 128五つの世界の神になる!?
主人公神谷皐月はトラックにより死んだ…それは神様が関わっていた!? 死なせてしまった神様は謝罪を込めて皐月を異世界に送ると言い そこから皐月の異世界生活が始まるが…能力がチート過ぎて…どうなってしまうのか!?
8 77ACT(アクト)~俺の婚約者はSな毒舌キャラを演じてる…~
「私と...結婚してくれる...?」 「い、いいぜ」 中學2年生の藤岡奏太は、引っ越す直前の幼なじみの少女に逆プロポーズされ、中學生にして、めでたく可愛らしい婚約者を手に入れた。 離れ離れになり會えない間も、毎日電話やメールは欠かさず、再會できる日を待ち続けること四年。 高校2年生の春。遂にその日はやって來た。幼なじみ兼戀人兼婚約者である少女の突然の転入に驚きつつも、ようやく大好きな彼女とのラブラブな高校生活を送ることができると、舞い上がる奏太。 しかし... 「靜かにしてくれない?私、うるさい人って嫌いなの。人が喋っている時は靜かにするーーそんな小學生でも分かることがあなた達には分からないのかしら?」 自己紹介でクラスメイト達に上から目線で毒を吐く彼女...。 ...そこに昔の素直で可愛らしい性格の少女の姿は全くなかった。 素直で優しく可愛らしい性格と毒舌なSキャラを併せ持つ婚約者との痛快ラブコメ、ここに開幕です! 2018/5/5 前作の戀愛サバイバル~卒業率3%の名門校~も是非読んでください! 2018/10/8 新作の元主人公、今は脇役願望も是非呼んでください!初めて書いた異能力バトル系です!いや〜戦闘描寫が難しいですね笑!
8 77