《【書籍化】『ライフでけてライフで毆る』これぞ私の必勝法》子守唄
総合評価500突破ありがとうございます三連日投稿!!
たくさんのポイント評価、ブックマーク、本當に勵みになっております。ここまで読んでもらえるとも思っていなかったし、それをけて自分がここまでハイペースで書けるとも思わなかった。
「ん…………」
自然と目がひらいた。ベッドから降りて、部屋のカーテンを開け。
窓を開けて、外を見る。東の空に浮かんでいるお日様が眩しい。
時計は午前7時すぎを指していて。非常に好ましい時間に起床できたと言えるだろう。
軽く洗顔をすると、朝のゴミ出し。それから洗濯を回し始める。
その間に食パンを1枚トースターで焼いて……上にハムとスライスチーズを乗せて、ケチャップを薄く塗った。
簡易ピザトースト。手間がかからない割に味しいし満足も高いしで、朝食にとても良いんだ。
食事を終えると、學校の課題を引っ張り出して、開く。こういうのは毎日やる方がちゃんと定著するし、夏休みボケの回避にも役に立つ…………たぶん。
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しばらくのんびりと課題をこなしていると、ポーンと軽快な音が鳴り響いた。奏だ。
「『起きた。やろ』……ふふっ。相変わらずだなぁ」
わかったとだけ返信して、課題を片付ける。
親友相手に余計な文言は必要ない。私はすぐにインクリの世界にログインした。
◇◇◇◇◇◇◇◇
三度目のログイン。そろそろ、この壯大な町並みにも慣れてきたところだ。
現在地は、昨日ログアウトした南門。本來なら待ち合わせ場所をどこにするか確認するところなんだろうけど……連絡が無いってことは、待っていれば良い。
そうだ。予告すっかり忘れていたけど、配信開始しておこうか。
奏にもなるべく放送しておくように言われているしね!
ぽちぽちとウィンドウを作して、配信をスタート。同時に、私の周りをカメラドローンが飛び始めた。
昨日はれなかったけど。配信中はこの小型カメラが私の周りを自律的に飛び回って、よき塩梅のカメラアングルで撮影してくれている。
「やっほ~皆さんおはよ~。今日も配信やってくよ」
『わこつ』
『おはよう』
『おはようございます』
『早朝ゲリラ配信とはレベルが高い』
『通知で飛び起きたわ』
カメラがこちらを正面から捉えているのを確認して、軽く笑いかけながら挨拶。
早速沢山のコメントが流れていくのを見て、思わずしにやけてしまう。
「えへ。皆こんな早くからありがと~。 通知で飛び起きたって、そこから開くまで早くない!?」
『ガチ勢ですから』
『ガチ勢(二日目)』
『推しに時間は関係ないだろぉ!?』
『見る側はベッドからでも観られるからねぇ』
「ガチ勢か~お世辭だとしても嬉しいよ。
そっかそうだね~。私もよくカナの配信を耳元で寢ながら流してたなぁ」
『えっっ』
『唐突な尊み』
『これが……百合……』
『カナユキ添い寢ですか』
「ちょっと待った。皆だって配信聞きながら寢ることだってあるよね? むしろそういう話だったよね!?」
『百合は観てる側がどう捉えるかなんやで』
『ワイらが百合と思ったら百合なんやで』
『暴論過ぎて草。 わかるけど』
『↑わかるんかい』
「なーんか納得いかないんだけど……? まぁいっか。ともかく、みんな朝からありがとう。
今日はこれからカナと待ち合わせして、朝の狩りと勤しむよ!」
『やっぱりカナユキじゃないか(歓喜)』
『早朝デート』
『デート(火葬)』
『デート(線)』
「あーーーもうなんでもいいやっ!!ともかく、もうすぐ來ると思うからもうちょっとここで待つよ」
『おけ』
『把握』
『眠いんで子守唄歌って』
『逆では!?』
自由だ。あまりにもコメントが自由すぎる。
けど、なんて言うかな。悪くないよね、こういうの。
「子守唄歌ったら余計に眠っちゃわない……?」
『ええんや』
『眠らずとも耳が幸せになる』
『7連夜勤明けのワイに癒やしを、癒やしを……!』
『それは辛いw』
えー……どうしよう。正直歌うこと自は慣れてるけど……配信だよ?これ。素人の子守唄なんて、誰得なんだ。
ん~~どのみち奏が來るまでは暇だし……一瞬だけなら。
「……ちょっとだけだよ?」
『マ?』
『噓やんw』
『唐突なリクエストに答える配信者の鑑』
『天使すぎて草』
くそぅ、持ち上げられるのに悪い気がしない自分がちょっとだけ憎い。
子守唄……ああ、一番有名なゆりかごのアレでいいか。落ち著くじの曲だし、ぱぱっと歌うには丁度いい。
歌うのは、ちょっと久々かも。ちゃんと息を吸って──
「~~♪」
◇◇◇◇◇◇◇◇
通行人が盛んに行き來している、南門の手前。
そこには、小型の飛行カメラに向かってしきりに話しているの姿があった。
この世界においては、配信している景というのは特に珍しいものではない。
々、可らしいが楽しげに喋っているという姿がちょっとした興味を引く程度。
道行く人々はに目もくれないか、一瞬視線をやってすぐに外す。
しかしその平常は、ある瞬間をもって完全に崩れ去った。
朝の涼やかな、それでいて晴れやかな空間に、突如として鈴の音が響き渡る。
先まで続いていた喧騒がたちまち止み、人々は足さえ止めてその音の出処を探った。
通りに響き渡る、き通った唄聲。聴きる人の心まで染み渡る、天のボイス。
果たしてそれは件のの歌聲であると気づいた者は、一どれほど居ただろうか。
一分にも満たないほどの、長い一日に比べれば剎那の時間。
しかしそのソプラノボイスは、聴いていた全ての人々の心に刻み込まれた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
「……はい!おしまい!歌ったよ。文句ないよね!?」
歌い終わった瞬間、一気に気恥ずかしくなって、思わず投げやり気味にコメントを求めてしまう。
だけど、これまでずっと速すぎるほどに々と返してくれていた皆から、何も反応がない。
「え、あれ?おーい!黙られると不安になるんですけどー!?」
カメラに向かってぶんぶんと手を振ってみる。
え、どういうこと。歌にはちょっと自信あったんだけど、一気に不安になってきた。
『すまん、放心してた』
『うまくね???』
『理解を超えた』
やっとちらほらとコメントが表示され始める。それを見る限りでは、大失敗したわけではないっぽい。
「あ、良かったぁ……いや、歌にはほんのしだけ自信あるつもりだったから、急に反応消えて怖くなっちゃったよ」
『ほんのしとかいうレベルじゃない』
『切り抜き不可避』
『もうやってるんだよなぁ』
『有能か?????』
『天使や……天使はここにいた……』
『もう思い殘すことはないわ(昇天)』
『夜勤の人ぉ!?』
「ちょっと!?まだ逝っちゃだめだからね!?」
どうやら、思った以上に反応は良かったみたい。
し……いや、かなりこそばゆいけれど、まぁけれられてよかったと思おう。
コメント欄もすっかりさっきまでの調子を取り戻した。さっきの七連夜勤明けの人が、『夜勤の人』って皆に認識されちゃったのがちょっとおもしろい。
さて、と。そろそろ……あ。
「ユキいいいい!!!」
びながら、大通りをものすごい勢いで掛けてくるナニカの姿が目に飛び込んできた。
ワイルドボアが可く見えてくるほどの、猛突進。
「あー……逃げて、いい?」
思わずカメラにそう問いかけてしまった私は、悪くないと思う。
歌が上手い人はそれだけで推せる。
小型撮影用カメラは、『俺のドローンが壊されたッ!(イケボ』をイメージしてます
.*・゜(*º∀º*).゜・*.
【書籍二巻6月10日発売‼】お前のような初心者がいるか! 不遇職『召喚師』なのにラスボスと言われているそうです【Web版】
書籍化が決定しました。 レーベルはカドカワBOOKS様、10月8日発売です! 28歳のOL・哀川圭は通勤中にとある広告を目にする。若者を中心に人気を集めるVRMMOジェネシス・オメガ・オンラインと、子供の頃から大好きだったアニメ《バチモン》がコラボすることを知った。 「え、VRってことは、ゲームの世界でバチモンと觸れ合えるってことよね!? 買いだわ!」 大好きなバチモンと遊んで日々の疲れを癒すため、召喚師を選んでいざスタート! だが初心者のままコラボイベントを遊びつくした圭は原作愛が強すぎるが為に、最恐裝備の入手條件を満たしてしまう……。 「ステータスポイント? 振ったことないですけど?」「ギルド?なんですかそれ?」「え、私の姿が公式動畫に……やめて!?」 本人は初心者のままゲームをエンジョイしていたつもりが、いつの間にかトッププレイヤー達に一目置かれる存在に? これはゲーム経験ゼロのOLさんが【自分を初心者だと思い込んでいるラスボス】と呼ばれるプレイヤーになっていく物語。
8 175クリフエッジシリーズ第二部:「重巡航艦サフォーク5:孤獨の戦闘指揮所(CIC)」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一二年十月。銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王國では戦爭の足音が聞こえ始めていた。 トリビューン星系の小惑星帯でゾンファ共和國の通商破壊艦を破壊したスループ艦ブルーベル34號は本拠地キャメロット星系に帰還した。 士官候補生クリフォード・C・コリングウッドは作戦の提案、その後の敵拠點への潛入破壊作戦で功績を上げ、彼のあだ名、“崖っぷち(クリフエッジ)”はマスコミを賑わすことになる。 時の人となったクリフォードは少尉に任官後、僅か九ヶ月で中尉に昇進し、重巡航艦サフォーク5の戦術士官となった。 彼の乗り込む重巡航艦は哨戒艦隊の旗艦として、ゾンファ共和國との緩衝地帯ターマガント宙域に飛び立つ。 しかし、サフォーク5には敵の謀略の手が伸びていた…… そして、クリフォードは戦闘指揮所に孤立し、再び崖っぷちに立たされることになる。 ――― 登場人物: アルビオン王國 ・クリフォード・C・コリングウッド:重巡サフォーク5戦術士官、中尉、20歳 ・サロメ・モーガン:同艦長、大佐、38歳 ・グリフィス・アリンガム:同副長、少佐、32歳 ・スーザン・キンケイド:同情報士、少佐、29歳 ・ケリー・クロスビー:同掌砲手、一等兵曹、31歳 ・デボラ・キャンベル:同操舵員、二等兵曹、26歳 ・デーヴィッド・サドラー:同機関科兵曹、三等兵曹、29歳 ・ジャクリーン・ウォルターズ:同通信科兵曹、三等兵曹、26歳 ・マチルダ・ティレット:同航法科兵曹、三等兵曹、25歳 ・ジャック・レイヴァース:同索敵員、上等兵、21歳 ・イレーネ・ニコルソン:アルビオン軍軽巡ファルマス艦長、中佐、34歳 ・サミュエル・ラングフォード:同情報士官、少尉、22歳 ・エマニュエル・コパーウィート:キャメロット第一艦隊司令官、大將、53歳 ・ヴィヴィアン・ノースブルック:伯爵家令嬢、17歳 ・ウーサー・ノースブルック:連邦下院議員、伯爵家の當主、47歳 ゾンファ共和國 ・フェイ・ツーロン:偵察戦隊司令・重巡ビアン艦長、大佐、42歳 ・リー・シアンヤン:軽巡ティアンオ艦長、中佐、38歳 ・ホアン・ウェンデン:軽巡ヤンズ艦長、中佐、37歳 ・マオ・インチウ:軽巡バイホ艦長、中佐、35歳 ・フー・シャオガン:ジュンツェン方面軍司令長官、上將、55歳 ・チェン・トンシュン:軍事委員、50歳
8 155とある素人の完全駄作
限界まで中二病っぽく設定を盛った自分を、「とある科學の超電磁砲」の世界にぶっ込んでみた、それだけの超駄作小説。 P.S.白井黒子の出番が少ないです。黒子好きの人はご注意下さい。 主人公はCV:梶裕貴or高山みなみでお願いします。
8 126クラス転移キターっと思ったらクラス転生だったし転生を繰り返していたのでステータスがチートだった
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