《【書籍化】『ライフでけてライフで毆る』これぞ私の必勝法》いや、ゲーマーなら誰でもやるやろ(byカナ)
ブクマ300超えました。本當にありがとうございます。
いつか大きくなれることを夢みて今日も元気に更新していくよっ!
※今回から作品タイトルを変えました。より簡潔に、容を表せられるようにかつ、親しみやすくもしたつもり。
前の方がいいって思っても言わないでね。私が泣いちゃう!
『只今の戦闘経験によりレベルが13に上がりました』
『只今の戦闘経験により[カバーリング]を修得しました』
『只今の戦闘経験により[第六]を修得しました』
『S2エリアボス初討伐報酬によりボーナスポイントが付與されます』
『S2エリアボスを全ワールドで初めて討伐した報酬によりボーナスポイントが付與されます』
落ち著いたところで、々と流れていたインフォを回復しながら確認する。
まずはレベル。10だったものが一気に13になっていた。さすがボスってところかな?
[カバーリング]と[第六]は技能っぽい。生えてきたのは久しぶりだね。
◆◆◆◆◆◆◆◆
Advertisement
技能:カバーリング
説明:半徑1m以の味方が次に攻撃をけた時、けるダメージを1度だけ肩代わりする。効果は重複しない。再使用時間30秒。
條件:システムアシスト無しに味方への致命の一撃を一定回數連続で庇い続ける
◆◆◆◆◆◆◆◆
ほーう。ダメージを肩代わりできるのは大きいね。
正直なところ、範囲攻撃ってやつが來た時點で終わりだっていうのは、カナと2人で危懼していたところ。保険ができるのは助かる。
◆◆◆◆◆◆◆◆
技能:第六
説明:直が強化される。を脅かす恐れのある攻撃の察知しやすさに上方補正
條件:覚の鋭さを垣間見せる行をとる
◆◆◆◆◆◆◆◆
こちらは隨分と曖昧なものだ。効果も曖昧なら、條件に至ってはなかなかに謎が深い。
覚の鋭さ…………あれかな。スライムの奇襲に気付いた時とか。
「ん。ボーナスポイント?」
「ほら、レベルアップの時に貰えるポイントあるやろ?ボス倒したらそれ貰えるんや」
「へぇー!ボス一につきレベル一個分か。有難いね!」
初討伐で5P、ワールド全での初討伐でまた5P。
実質二レベルアップか。強い!
『こういうのって積み重ねがを言うよね』
『エリアボス討伐ツアーが起こる』
『一エリアで必ず一レベル盛れるの強いよな』
「そうだねーー。強くなりたいならちゃんと各エリアのボス倒せってことか」
「せやなぁ。まぁそこまでガチらないにしても、ステータスは高いに越したことないから。気が向いたら倒しといた方がいいかもな」
うんうんと頷く。第二エリアだけでも、あと三種あるもんね。
あれ?そう言えば……
「フィールドボス……だっけ?あいつはポイントもらえるの?」
「ん?あーどうやったかな……結局β含めて倒されたことがなかったせいで不明なところが多いかな」
「ふーん…………」
『なんか見えない?』
『奇遇だな』
『炎が見える』
「アハハ。負けず嫌いがでとる」
「あの豬さん絶対私が倒すもん」
キングボアと言ったか。あいつに完敗したのは、今も記憶に新しい。
……いや、昨日のことだから當たり前だけど。
「まぁユキのことやから諦めるわけないとは思っとったけど……どうする?手伝おか?」
含み笑いをもらしながら、そう聞いてくるカナ。
確かに、彼の火力があるだけでも難易度は全然違う。もうし鍛えればすぐにでも倒せるだろう。
でも、そうじゃないんだよね。
「もう。わかってて聞かないでよ」
「一応確認ってやつや。 ま、たしかに分かってたけどな」
むぅ、と頬を膨らませる。
カナの表は、からかい半分、応援半分と言ったところか。
「キングボアは一人で倒してみせるよ。だいぶかかりそうだけどっ」
「レベルも段違いやしな。力どのくらい要りそうなんやっけ」
「んーー……五桁あれば問題なく勝てそうってじかなぁ」
二千を超えていたHPで毆った時でさえ、削れたのは2割程度。倒しきるにはやはり一萬以上は必要になってくるだろう。
もちろん、これから手にる技能とか次第でまた変わってくるんだろうけど。
『五桁ww』
『もはや世界がおかしい』
『目標5桁ってそういうこと?』
『ああ』
「ん?あーそれはまた別かなぁ。五桁乗せたいっていうのは単純に桁數増やしたいなって」
「ユキと話しとると常識がぶっ壊れそうになるわ」
『わかる』
『わかるけど』
『大魔王様が言っていいセリフじゃない』
「あはは。大魔王様は言う資格ないって」
「よしそいつ処刑な」
『ぴいっ!?』
『告いくない』
『今日だけで何人処されるんだ』
話に花を咲かせているうちに、いつの間にか目の前にはワープポータルが展開されていた。
さっきと違うのは、淵の。
「今度は、緑?」
「普通の移用が緑で、ボスフィールドに飛ぶのが赤ってところちゃうか?」
なるほどねーと呟き、ゲートをくぐる。
通り抜けた先は、さっきと同じ地帯だった。
「あ、また赤くなってるよ」
「ほほー…………」
ここについた時と同じ、赤くふちどられたワープポータル。
それを確認したカナの目がった。
「なぁ、ユキ?」
「うーん……あと2時間くらいなら、いいよ?」
「センキュー!助かるわ!」
『二人の世界』
『暗號でもあるんですか』
『明らかに報量が足りないw』
『探索続けるってこと?』
「あ、えーとね。そうじゃなくて…………よっと 」
『え』
『は?』
『ったww』
説明するより早いだろう。ボスのワープポータルを潛り直す。
転移先は変わらず沼地。間もなく、カナも追って來た。
「お?なんや。今回はもう居るんか」
「ほんとだ。さっきのは初見殺しなのか、ランダムなのか」
前方やや離れたところに、キングスライムがいる。
レベルは15。サイズを考えても、先程と全く同じ相手と言ってよいだろう。
「とりあえず、連戦できるのは確定みたいやな」
「そうだねぇ。リポップ? の位置だけ検証しなきゃ」
流れるようにカナが炎を撃ち込むと、私はいつも通り『GAMAN』を展開。
手の薙ぎ払いが飛んでくるのに合わせて、二発目の火球がキングスライムのを焦がしていく。
「んーーステータスとか行とかも特に変化はなしっぽいな」
「じゃ、問題なし?」
「寧ろ、大分短できるんちゃうか?『ファイアボール』」
カナの三発目の魔法。それは期待通りボスに大ダメージを與え、ようやくキングスライムの敵意が私から離れる。
すぐさま『解放』してぶつけることで、ヘイトをこちらに向け直すことに功した。
怒りに任せた二本の手による打撃が、襲い來る。
非常に強力ではあるけれど、私を落とすには至らない。
容赦なく放たれた火炎に飲み込まれたエリアボスは、そのまま姿を消した。
「はい、いっちょあがり」
「いま炎4発だった?」
「せやね。一回目の時かなり惜しかったから、魔力上がった今なら余裕かなって」
「なるほどねー。 それで、想としては?」
そう聞いてみると、カナはにやっと笑ってみせる。
「バッチリや。一周五分そこらやし、これはなかなかウマイで」
『なるほど』
『いや草』
『把握はしたが理解ができねぇ』
『どういうこと?』
『周回……?』
カナのやりたいことに気付いたコメント欄が騒然としている。
そう。ボスに連戦出來るなら、高速で倒せば効率良く経験値を得られるのではないか。
カナが言いたいのは、そういったところだろう。
実際問題、私のHPさえ回復してしまえば連戦に不安はない。
とくに事故ることもなく、高速でキングなスライムを討伐し続けられるだろう。
「ほな、まだ行けるな?行くで!」
「目標は?」
「10!!」
「おーー!!」
『あたおか』
『10www』
『サービス2日目にエリアボス周回されるなんて想像できただろうか』
『運営は泣いていい』
すぐさま回復だけを済ませると、再度ボスに挑戦。他にプレイヤーがいない事もあり、私たちの挑戦は迅速に、かつ円に繰り返された。
相が抜群に良いのもあり、ミスさえしなければ失敗することもない。
哀しいかな。確かにほんのし前の私たちはあいつに苦戦した。しかし、それはあくまで初見だから。
種も全て割れてしまった今、もはや障害にはなり得ない。
結局、キングスライムサンドバッグの會は、私が落ちるタイミングとなり解散するまで続いた。
「連戦できるシステムがあるんなら、ゲーマーなら誰でもやるやろ?高速レベリングの検証」
皆様のポイント投下が何よりも力になっております。沢山の応援、本當にありがとう。
((o(。>ω
真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!【書籍化・コミカライズ連載中】
【雙葉社様より2022年8月10日小説3巻発売】 番外編「メルティと貓じゃらし」以外は全編書き下ろしです。 【コミカライズ連載中】 コミックス1巻発売中 漫畫・橘皆無先生 アプリ「マンガがうがう」 ウェブ「がうがうモンスター」 ある日突然マリアベルは「真実の愛を見つけた」という婚約者のエドワードから婚約破棄されてしまう。 新しい婚約者のアネットは平民で、マリアベルにはない魅力を持っていた。 だがアネットの王太子妃教育は進まず、マリアベルは教育係を頼まれる。 「君は誰よりも完璧な淑女だから」 そう言って微笑むエドワードに悪気はない。ただ人の気持ちに鈍感なだけだ。 教育係を斷った後、マリアベルには別の縁談が持ち上がる。 だがそれを知ったエドワードがなぜか復縁を迫ってきて……。 「真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!」 【日間総合ランキング・1位】2020年10/26~10/31 【週間総合ランキング・1位】2020年10/29 【月間総合ランキング・1位】2020年11/19 【異世界(戀愛)四半期ランキング・1位】2020年11/19 【総合年間完結済ランキング・1位】2021年2/25~5/29 応援ありがとうございます。
8 55僕の妹は〇〇ですが何か問題ありますか?
人と妖怪が共存するようになっても思春期特有の悩みは存在する。 僕の妹もその一人だが、僕はなんとか妹の力になってあげたい。 これは半人半鬼かつ無自覚のシスコンである少年が高校生活や家庭のゴタゴタ、戀愛、時折起きる事件などを通して成長していく物語である。
8 196【書籍化】初戀の人との晴れの日に令嬢は裏切りを知る〜拗らせ公爵は愛を乞う〜
一人目の婚約者から婚約破棄され、もう結婚はできないであろうと思っていた所に幼い頃から憧れていた王國騎士団団長であるレオン=レグルス公爵に求婚されたティツィアーノ(ティツィ)=サルヴィリオ。 しかし、レオン=レグルス公爵との結婚式當日、彼に戀人がいる事を聞いてしまう。 更に、この結婚自體が、「お前のような戦で剣を振り回すような野猿と結婚などしたくない。」と、その他諸々の暴言と言いがかりをつけ、婚約破棄を言い渡して來た元婚約者のアントニオ皇子の工作による物だった事を知る。 この結婚に愛がないことを知ったティツィアーノはある行動に出た。 國境を守るサルヴィリオ辺境伯の娘として、幼い頃からダンスや刺繍などではなく剣を持って育った、令嬢らしからぬ令嬢と、戀をしたことのないハイスペック公爵の勘違いが勘違いを呼び、誤解とすれ違いで空回りする両片思いのドタバタラブコメディです。 ※ティツィアーノと、レオン視點で物語が進んでいきます。 ※ざまぁはおまけ程度ですので、ご了承ください。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 8/7、8/8 日間ランキング(異世界戀愛)にて5位と表紙入りすることが出來ました。 読んでいただいた皆様に本當に感謝です。 ✳︎✳︎✳︎ 『書籍化』が決まりました。 ひとえに読んでくださった皆様、応援してくださった皆様のおかげです! ありがとうございます! 詳しい情報はまた後日お伝えできるようになったら掲載致します!! 本當にありがとうございました…
8 190學校一のオタクは死神でした。
あなたは、"神"を信じますか? いたら良いかもしれないと思う人はいるかもしれないが、今時は信じている人はそうそういないだろう。 だが、この物語は"死神"の物語。 物語は、高校2年の始業式から始まり、そして、その日に普通の高校生活は終わりを告げた… 「どうしてこうなった…。」 ある少女に正體がバレてしまった…。 「な、なんなのよ‼︎あんた!何者よ‼︎」 そして、始まった獣神たちの暴走… 死神と少女の運命はいかに… 「頼むから、頼むから俺にラノベを読ませろ‼︎‼︎」 それでは、ごゆっくりお楽しみください。
8 176ガチャで爆死したら異世界転移しました
7月21日、更新しました。 特技ゲーム、趣味ゲームという、ごくごく普通の高校2年生 佐藤 慎也が、ゲームのガチャで爆死したら……。ん?女の子?僕が!? ゲームのキャラになって異世界転移!? ※初投稿、小説初書きなので遅く下手ですが、楽しんでくれれば幸いです。明らかな誤字、脫字などがありましたら、ご指摘よろしくお願いします。
8 177史上最強の魔法剣士、Fランク冒険者に転生する ~剣聖と魔帝、2つの前世を持った男の英雄譚~
一度目の転生では《魔帝》、二度目の転生では《剣聖》と呼ばれ、世界を救った勇者ユーリ。しかし、いつしか《化物》と人々に疎まれる存在になっていた。 ついに嫌気が差したユーリは、次こそ100%自分のために生きると決意する。 最強の力を秘めたユーリは前世で培った《魔帝》と《剣聖》の記憶を活かして、Fランクの駆け出し冒険者として生活を始めることにするのだった――。
8 170