《【書籍化】『ライフでけてライフで毆る』これぞ私の必勝法》凄サマ、ゴブリンを狩る。狩りまくる
いつもご読まことにありがとうございます。
本日もきっちり六時更新できました✨
今回はコメントとの対話(?)が殆どとなっております
「と、言うわけでガンガンやってくよー」
『ノリノリである』
『「殺」ってく』
『笑う』
『これは凄』
「こらそこ!凄ってコメントちゃんと見えてるんだからな!」
まったくもう。相変わらず失禮なんだから!
だがしかし。今日ばかりはちょっとくらい許してあげようじゃないか。
「♪〜〜」
『ひぃw』
『やばいw』
『鼻歌歌いながらビーム撒き散らすなw』
『道行くゴブリンが抹消されてるの面白すぎるんだが』
『もはや移砲臺』
『固定砲臺だったユキちゃんはどこに』
『今や回転砲塔の移砲臺なんだよな』
「あ、見ない顔だねこんにちは。ふーんゴブリンメイジ?そんなのもいるんだ」
『話しかけながらビーム撃つなww』
『報すら見られない新モンスター』
『敵が哀れになってきた』
『戦車かな????』
「……あ、力減ってきてる。 ポーション……っと」
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『[悲報]地獄[終わらない]』
『燃料追加ww』
『誰かこの子を止めてえ』
『結構奧きてるけど大丈夫かw』
「だいじょーぶだいじょーぶ。時間やばくなったら死に戻ればいいさ」
『ええ……』
『発想が末期すぎる』
『デスワープ前提』
『RTA走者かな???』
さあ、どんどん行くぞ!
◇◇◇◇◇◇◇◇
さてさて。結構良い時間になってきた。
ノーマルなゴブリンに始まり、ゴブリンファイター、ゴブリンメイジ。ゴブリンアーチャーなどなど、バラエティ溢れるゴブリンたち。
都合の良いことに完全にバラバラにいているというわけではなく、數単位で纏まってくれていた。
そのため1回の放で纏めて群れごと焼き払うことが出來、非常に効率が良い。
ああ、聖魔砲のエフェクトについてだけども、正直なところGAMANのド派手なものに慣れていたから大して特筆すべきところもない。
500程度のチャージで豬2匹くらい軽く呑み込める程の線を放てるじ。
ほんの10數秒チャージするだけでこの威力、本當に便利!
「……それにしても、いなくなっちゃったなぁ」
『狩りすぎなんだよw』
『百は殺ったんじゃない?』
『バーサーカーすぎる』
『聖 (バーサーカー) とは』
「今日ばっかりは否定出來ない……あ、百は行ったよ。稱號ってた」
その名も、ゴブリンキラー。ゴブリン種に與えるダメージがふえる。
アンデットキラーと同じ類(たぐい)のものだね。
『百w』
『ほんの1時間程度なのにw』
『ゴブリン達から指名手配されてそう』
『周囲にいないの、警戒されたのでは?』
「えー。そこまで高度になるもの? いや、私ゲームのことはあんまり詳しくないからわかんないけど」
『AI高度だからね』
『普通にありそう』
『あのキャッチコピーだしなおさら』
「んー。そう言われてみれば。それじゃあ、もうちょっとだけ先進んでみたら引き返すことも視野にれるかぁ」
『普通に帰る選択肢が生えてきた』
『バーサーカーモード終了?』
『↑聖にそんなモードあっていいのかw 』
『↑凄サマだから』
『↑あっ(察し)』
『↑察した』
「新スキルもたくさん使って満足したしねぇ。 凄呼びを早くも気にしなくなってきている私が居て辛いよ」
『草なんだが』
『自業自得w』
『楽しそうだったw』
『それはわかる』
「楽しかったよー。なんと言っても初の能的な攻撃スキルだったし!
アンデット限定なら[浄化]があったけど、ほんとそれしかなかったもん」
『毎回毆られに行ってたもんね』
『もう斬られる必要ないのか』
『ワイは好きだったけどなぁ』
『わかる』
『↑わかるww』
『ドM返上?』
『ずっと思ってたんだけど、アンデッド だよ』
「ドM返上はどうだろう……何だかんだでGAMANも多用するとおも…………って、そもそもドMじゃないし!
アンデッド…………? あーー!!そっか!『t』じゃなくて『d』だもんね。 これは恥ずかしい……」
『ドM否定は無理がある』
『凄以上に計畫的だったのでは??』
『HPでける前提ビルドだもんなぁw』
『指摘ニキちっすちっす』
『どっちでもいいんじゃない?発音なんて』
『ユキちゃん英語よわよわ? 意外』
「あの私が潛在的なマゾっ子みたいな扱いやめてもらえませんか?? ノーマルだ。わたしは!!
いやーなんというか。言い訳なんだけど、初見の見間違えとか覚え間違いってさ。 指摘されるまでずっと違和すら覚えないってことない……? 漢字の読みとか特に」
『潛在じゃないw』
『顕在してるんだよなぁ』
『草』
『あーわかる』
『一旦勘違いすると一生続くやつ』
『似たやつだと、野球の死球とか』
『デッ「ド」ボールねw』
『トって言っちゃうやつ』
「野球かー。昔お父さんやお兄ちゃんとよく観てたから何となくわかるかも」
『お?』
『いいね』
『最近は?』
『何処推し?』
『落ち著けw』
『野球民、落ち著いて』
『ユキにお兄ちゃんって呼ばれたい』
『俺がお兄ちゃんだ』
『俺だ』
『↑お前らはもっと落ち著け』
「どこ推しかはナイショだよー。収拾つかなくなりそうだし。
あとそこの自稱お兄様たちは帰って。 ヘンタイ」
『たしかにw』
『仁義なき爭いが……』
『ぐはっ』
『ありがとうございます』
『ありがとうございます』
『ありがとうございます』
『ゾクッとした』
「ひっ こ、怖いんですけど」
こ、これがあれですか。我々の業界では……ってやつ。
『こーいうのは何言っても喜ぶから、程々にスルーするのが一番』……だったかな。
「いやーもう。沢山寄ってくるゴブリンたちと言い、モテモテで困っちゃうね」
『草』
『自稱お兄さん、ゴブリンと同じに扱われるの巻』
『(´;ω;`)』
『……いや、アリでは』
『末期で草』
『そもそもゴブリンって寄ってきていた訳じゃない気がするんだが』
『近寄って行ったのユキなんだよなぁ』
『凄様こわい』
「こわくないよーほら、武すら持っていない聖だよ?」
カメラに向かって両手を広げる。
そう、なんと言っても私は丸腰なのだ。
武も盾も持たない、鎧も著ていない一般。それこそが私の特徴なわけ。
『いや、無理があるw』
『なお力無限にある模様』
『頑張って削っても天罰が來る模様』
『なんなら笑みを浮かべながら極太ビーム撃ってくる模様』
『理不盡すぎんか????』
『もうユキラスボスで良くない?』
『ずっと仲間だったのに最後の最後で敵に回るやつ』
『ありそうで草ですわ』
「勝手に私の存在を壯大にしないでもらえるかなー?
ラスボス扱いした人はもれなく天罰…………ん?」
『ひぃ』
『許して』
『逃げろ!ラスボスに焼かれるぞ!』
『総員散開ッッ』
『お?』
『どしたん』
「あ、えーと、ほら、あれ見てよ」
前方を指さす。
カメラくんもわかったもので、カメラワークを私の視界に近いものにしてくれた。
指の先には、見たことのない建造。
し近づいてみると、それが紛れもなく砦の類であることが分かってきた。
「……え。砦?」
『砦だ』
『砦だね』
『簡易っぽいけど普通にいやつやん』
『でもちょっと小さめじゃない?』
『なんか察したんだが』
「うーん。言われてみれば。人が使うには小さいね」
一番わかりやすいのは城門かな。
よく見れば、明らかに人間サイズじゃないことがわかる。
あれ?よく見たら、砦からちょっと離れたところに小さな石碑があるね。
周囲に広がっている見覚えのあるサークル……これ、安全地帯か。ログアウト出來るやつ。
もう數歩、試しに砦に近寄ってみる。
すると、ガンガンガンといものを打ち鳴らすような音が響き渡って。
城壁の上に、弓を構えたゴブリンたちが一斉に姿を現した。
……なるほど、つまりだ。
最後にもう一暴れしていけってことですね?
『EXクエスト[ゴブリンの前線基地]を開始します』
◇◇◇◇◇◇◇◇
EXクエスト ゴブリンの前線基地
EXクエスト ゴブリンの向 より派生
偵察依頼をけ、砦を発見した時點で派生前クエストは達となり、同時に當クエストが発行される。
(詳細は次回)
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