《【書籍化】盡くしたがりなうちの嫁についてデレてもいいか?》凍えるような雪の中、俺のためにずっと待っていてくれた
結局あのあと「ふざけすぎた……ごめん」と謝ってくる澤たちや、心配そうな花江りこに見守られつつ、擔任の車に乗せられた俺は、近くの病院まで連れて行ってもらった。
ちなみにずぶ濡れになってしまった制服は、育で使うジャージに著替えた。
もちろんパンツの予備なんて持っていないから、ジャージの下は慘めな狀態になっている……。
病院では、「インフルエンザではないけど、今晩辺りさらに熱が上がりそうだね。解熱剤出しとくよ」と診斷をけた。
それから一時間かけて點滴をけることになったので、先にバイト先の映畫館にしばらく休ませてくれるよう連絡をれた。
もともと今の時期は期末テスト前のバイト止期間で、スケジュールを空けていたのは不幸中の幸いだ。
館長は嫌な顔せず、すぐに代理の人間を探してくれただろうけれど、そんなふうに迷をかけるのは心苦しい。
點滴のおかげで多まともにけるようになったが、熱のせいで足元がどうにもふわふわしている。
Advertisement
そんな俺のことを擔任の男教師は自宅マンションまで送り屆けてくれた。
「すみません。ありがとうございました」
病院でもらったマスクの下からお禮を伝えると、擔任は「おまえも災難だったなあ」と笑った。
「それより、ほんとに一人で大丈夫か? 部屋まで一緒についてくぞ?」
「いえ、エレベーターあるし問題ないっす」
「そうかー? ま、この土日にしっかり休めよ。あと、なんか困ったことあったら連絡してこいよ」
「うっす」
擔任は無ひげの生えた頬をぽりぽりかいてから、手をばして助手席のドアを閉めた。
擔任の運転する軽乗用車を見送ってから、エントランス前に向かった俺は、マンション口のガラスドアの前で寒そうに丸まっている花江りこを見つけてハッと息をのんだ。
「え……。花江、さん?」
「あ……っ。病院どうだった……?」
俺の聲を聞いて、勢いよく顔を上げた花江りこがパタパタと駆け寄ってくる。
まるでスーパーの前で飼い主に待たされていた犬のように。
Advertisement
「なんで……」
それ以上言葉が出てこなかった。
花江りこはこのマンションの住人ではない。
……まさか、ここでずっと俺の帰りを待っていたのか?
いやいや、ありえないって。
俺なんかを待つか。
相手はあの花江りこだぞ。
「ごめんなさい……。待ってたりして……。でも、どうしても心配で……」
「……!」
俺が打ち消した考えを、花江りこにあっさり認められ固まる。
……まじか。
「合どうかな……?」
「あ、うん。點滴打ってきたから、學校にいたときよりはだいぶ楽になったかも」
「そっか……。よかった……」
俺はまだこの狀況が信じられなくて、瞬きを繰り返した。
心配して待ってたって……。
イケメン相手ならまだしも、こんな俺のことを……?
しかもこの寒い中。
コートを著ていたって凍えるほど寒いというのに……。
よくみたら鼻先が赤くなっているし、寒さのあまり目が潤んでいた。
って、いつからここにいたんだ……!?
擔任と一緒に病院に向かった俺とは違い、花江りこを含むクラスメイトたちは掃除の時間が終わった後は帰宅できたはずだ。
テスト前はバイトだけでなく、部活も止されている。
生徒たちはさっさと家に帰って勉強しろというように、掃除終了とともに校舎から追い出されてしまうのだ。
學校から病院までの距離が車で十分ぐらい。
待合室での時間、診察の時間、點滴をしていた一時間――。
怪我のせいでまともに歩けない俺はそのすべてにやたらと手間取り、結局、學校を出てから家に著くまで一時間半以上かかってしまった。
萬が一、花江りこが學校から俺のマンションまで真っ直ぐ來たのだとしたら、相當な時間待たせていたことになる。
……さすがにそれはないよな?
雪が降るほど寒い日に、一時間も外にいるなんてどんな拷問だってじだし。
そんな中、誰かを待つなんて忠犬ハチ公ぐらいにしかできないだろう。
なくとも俺だったら五分と持たない。
……だから、花江りこがここにずっといたなんてありえない。
……とは思うけど。
「あの、さ、花江さん、どこか他で待ってたんだよね……?」
一応確認のためにそう尋ねたら、花江りこは可らしく微笑んだまま首を傾げた。
「え? ううん。それだとすれ違っちゃうかもしれないから、學校が終わるのと同時に急いできたよ」
忠犬ハチ公を地でいく子いた……!
しかもなぜか花江りこはちょっと得意そうな顔をしている。
飼い主に褒めてもらうことを期待しているハチ公に見えてきた。
いやいやいや。
學校一のがハチ公に思えてくるとかどうかしてる。
俺が脳でわたわたしていると、急に花江りこが不安な顔になった。
「おうちの場所は澤君に聞いたの」
これは週明け、舞い上がった澤の相手をさせられるだろう。
「ごめんね、勝手に聞いたりして……!」
「それは全然いいんだけど……」
「やっぱりどうしてもあのまま帰れなくて」
「う、うん」
そこまで心配してくれたのか。
花江りこ……どんだけいい子なんだよ。
可いだけじゃなくて、格までいいなんてどうなってるんだこの子。
「あの、さ、なんていうか悪かったな。その、々と気を遣わせて……。すごい待たせちゃっただろうし」
「そんな……! 謝らないで……! 私が勝手にしたことだし」
「だけど……」
お互い言葉に詰まって微妙な沈黙が流れる。
ここは絶対切り上げるべきタイミングだ。
これ以上、花江りこを凍えさせるわけにはいかないし。
「あ、合が悪いのに、こんなところで立ち話なんてよくないよね……!」
「いや……。と、とりあえず診斷結果はさっき話したとおりだから。寒い中ほんとありがとう。じゃ、じゃあ」
俺は気まずさのあまり、慌てて花江りこの橫を通り過ぎようとした。
ところがそのせいで、またふらついてマンションの壁に肩を軽くぶつけてしまった。
「大丈夫……!?」
慌てて駆け寄ってきてくれた花江りこがすぐに手を貸してくれる。
もちに続いて、格好悪いところを見られてしまった。
俺は慘めさのあまり彼の眼差しを正面からけ止められず、俯いたまま早口でお禮を伝えた。
正直、今すぐこの場から逃げ去りたい。
そう思って今度こそ、花江りこの傍をすり抜けようとした時、今度はなぜか彼に呼び止められてしまった。
「待って、新山くん……!」
花江りこは迷うように視線をかしてから、一瞬ぐっとを噛み締めた。
まるで勇気を振り絞るみたいに。
俺はどうして引き止められたのかわからないまま、居心地の悪さを目一杯じながら花江りこの次の言葉を待った。
「あ、あのっ……あのね?……もし迷じゃなければ、私に看病させてもらえないかな……!」
「え……?」
看病って……は?
花江りこが?
俺の看病をってことか?
あまりにありえない提案すぎて、伝えられた言葉の意味を全然理解できない。
俺の戸いに気づいたのか、花江りこは説明を付け足した。
「でもそこまで責任をじてもらうわけには……」
「ち、違うの! そういうんじゃないよ!? ただ、あの……お手伝いできることがあるならって思っただけだから、ほんとに全然重く考えないで……!」
「風邪移したら悪いから……」
「私、全然風邪引かないから大丈夫!」
「だけど部屋もすごい散らかってるし……」
捨てるのが面倒で放置しているペットボトルだとか、溜まった洗濯だとかが散する家のことを思い出す。
「それも私が片付けるよ」
「え……」
「お手伝いロボットのお試し版が、ある日突然自分の家に屆いちゃった! ぐらいに思ってくれればいいから! 製品紹介のためにお手伝いしますって言われたら、軽い気持ちで試してみるよね……? ね……!」
なんだ、その例えは……。
わかるようでわからない……。
ある日突然萬能お手伝いロボット(しかもの)が屆く日常なんて、平が終わった今もまだ訪れていない未來だ。
花江りこは口數のない子なんだと思い込んでいたので、彼が結構よくしゃべることにも心驚かされた。
慌てるとちょっと早口になって、呼吸のタイミングがしずれる。
だからというだけじゃなく、そういうところまでいちいち可いのだ。
しかもありえないくらい優しいよな……。
じゃなかったら、俺に手伝いを申し出たりするわけがない。
……とはいえ、まいった。
だって、どうしたって遠慮はする。
俺なんかが學園一のに看病してもらっていいわけないって……。
いつも以上にぼんやりしている頭でそんなことを思った。
「あのさ、花江さん。気持ちはうれしいけど、やっぱり……」
「……っ」
俺が斷りかけた途端、花江りこの形の良い眉が逆さになった。
そんな顔をされてしまうと、まるで苛めているような気持ちになる。
そのせいで拒むための言葉が出てこなくなった。
まいったな……。
本當にいいのだろうかと迷う気持ちは相変わらず心に渦巻いているけれど、俺は結局こう返した。
「……じゃあ、頼めるかな?」
俺の返事を聞いた時の花江りこの笑顔は今でも鮮明に覚えている。
その瞬間、息をするのも、それどころか足の痛みさえ忘れるほど彼に見惚れてしまったから、忘れようがなかった。
花江りこがどうしてそんなふうな表を見せてくれたのかわからない。
ただ俺は、花が咲くように笑った顔って、こういう表のことを言うのだと思ったのだった。
もし「りこすき!」「りこがんばれ!」と思ってくださいましたら、
スクロールバーを下げていった先にある広告下の☆で、
『★5』をつけて応援してくれるとうれしいです
想欄は楽しい気持ちで利用してほしいので、
見る人や私が悲しくなるような書き込みはご遠慮ください( *´꒳`*)੭⁾⁾
スクール下克上・超能力に目覚めたボッチが政府に呼び出されたらリア充になりました★スニーカー文庫から【書籍版】発売★
西暦2040年の日本。 100人に1人の割合で超能力者が生まれるようになった時代。 ボッチな主人公は、戦闘系能力者にいじめられる日々を送っていた。 ある日、日本政府はとあるプロジェクトのために、日本中の超能力者を集めた。 そのタイミングで、主人公も超能力者であることが判明。 しかも能力は極めて有用性が高く、プロジェクトでは大活躍、學校でもヒーロー扱い。 一方で戦闘系能力者は、プロジェクトでは役に立たず、転落していく。 ※※ 著者紹介 ※※ 鏡銀鉢(かがみ・ぎんぱち) 2012年、『地球唯一の男』で第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞、同作を『忘卻の軍神と裝甲戦姫』と改題しデビュー。 他の著作に、『獨立學園國家の召喚術科生』『俺たちは空気が読めない』『平社員は大金が欲しい』『無雙で無敵の規格外魔法使い』がある。
8 186【書籍化】悪喰の最強賢者 ~兄のせいで『加護なしの無能は出て行け!』と実家を追放されたけど、最強の力が覚醒したので無雙します。危険度SSランクの魔物なら、僕が食べ盡くしましたよ?~
「無駄飯ぐらいの役立たずが! おまえにはこの家から出て行ってもらう!!」 神官を買収した兄のせいで、加護なしだと認定されたディオは、體裁を取り繕うことしか頭にない父によって実家を追放されてしまう。 ところが、工作がばれることを恐れた兄に突き落とされたダンジョンの底で、最強の加護が覚醒する。 SSランクの魔物の能力を100體分手に入れ、難なく地上に戻ってこられたので、とりあえず実家に戻って兄の顔でも見てみようか? 僕の追放を撤回し、今度は兄を追い出そうとする父。 泣きながら縋り付いてくる兄。 しかし、親子そろってゴマをすってきてももう遅い。 「哀れだな、兄さん。それから父さん、出ていくのはあなたもですよ」 「へ?」 これは、全てを失い奈落の底まで落とされた少年が、最強の力で成り上がっていく物語。 【※ハイファンランキング日間1位、週間1位ありがとうございます!】
8 107【最終章開始!】 ベイビーアサルト ~撃墜王の僕と、女醫見習いの君と、空飛ぶ戦艦の醫務室。僕ら中學生16人が「救國の英雄 栄光のラポルト16」と呼ばれるまで~
【第2章完結済】 連載再開します! ※簡単なあらすじ 人型兵器で戦った僕はその代償で動けなくなってしまう。治すには、醫務室でセーラー服に白衣著たあの子と「あんなこと」しなきゃならない! なんで!? ※あらすじ 「この戦艦を、みんなを、僕が守るんだ!」 14歳の少年が、その思いを胸に戦い、「能力」を使った代償は、ヒロインとの「醫務室での秘め事」だった? 近未來。世界がサジタウイルスという未知の病禍に見舞われて50年後の世界。ここ絋國では「女ばかりが生まれ男性出生率が低い」というウイルスの置き土産に苦しんでいた。あり余る女性達は就職や結婚に難儀し、その社會的価値を喪失してしまう。そんな女性の尊厳が毀損した、生きづらさを抱えた世界。 最新鋭空中戦艦の「ふれあい體験乗艦」に選ばれた1人の男子と15人の女子。全員中學2年生。大人のいない中女子達を守るべく人型兵器で戦う暖斗だが、彼の持つ特殊能力で戦った代償として後遺癥で動けなくなってしまう。そんな彼を醫務室で白セーラーに白衣のコートを羽織り待ち続ける少女、愛依。暖斗の後遺癥を治す為に彼女がその手に持つ物は、なんと!? これは、女性の価値が暴落した世界でそれでも健気に、ひたむきに生きる女性達と、それを見守る1人の男子の物語――。 醫務室で絆を深めるふたり。旅路の果てに、ふたりの見る景色は? * * * 「二択です暖斗くん。わたしに『ほ乳瓶でミルクをもらう』のと、『はい、あ~ん♡』されるのとどっちがいい? どちらか選ばないと後遺癥治らないよ? ふふ」 「うう‥‥愛依。‥‥その設問は卑怯だよ? 『ほ乳瓶』斷固拒否‥‥いやしかし」 ※作者はアホです。「誰もやってない事」が大好きです。 「ベイビーアサルト 第一部」と、「第二部 ベイビーアサルト・マギアス」を同時進行。第一部での伏線を第二部で回収、またはその逆、もあるという、ちょっと特殊な構成です。 【舊題名】ベイビーアサルト~14才の撃墜王(エース)君は15人の同級生(ヒロイン)に、赤ちゃん扱いされたくない!! 「皆を守るんだ!」と戦った代償は、セーラー服に白衣ヒロインとの「強制赤ちゃんプレイ」だった?~ ※カクヨム様にて 1萬文字短編バージョンを掲載中。 題名変更するかもですが「ベイビーアサルト」の文言は必ず殘します。
8 80クリフエッジシリーズ第三部:「砲艦戦隊出撃せよ」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王國は宿敵ゾンファ共和國により謀略を仕掛けられた。 新任の中尉であったクリフォードは敵の謀略により孤立した戦闘指揮所で見事に指揮を執り、二倍近い戦力の敵艦隊を撃破する。 この功績により殊勲十字勲章を受勲し、僅か六ヶ月で大尉に昇進した。 公私ともに充実した毎日を過ごしていたが、彼の知らぬところで様々な陰謀、謀略が行われようとしていた…… 平穏な時を過ごし、彼は少佐に昇進後、初めての指揮艦を手に入れた。それは“浮き砲臺”と揶揄される砲艦レディバード125號だった…… ゾンファは自由星系國家連合のヤシマに侵攻を開始した。 アルビオン王國はゾンファの野望を打ち砕くべく、艦隊を進発させる。その中にレディバードの姿もあった。 アルビオンとゾンファは覇権を競うべく、激しい艦隊戦を繰り広げる…… 登場人物(年齢はSE4517年7月1日時點) ・クリフォード・C・コリングウッド少佐:砲艦レディバード125號の艦長、23歳 ・バートラム・オーウェル大尉:同副長、31歳 ・マリカ・ヒュアード中尉:同戦術士兼情報士、25歳 ・ラッセル・ダルトン機関少尉:同機関長、48歳 ・ハワード・リンドグレーン大將:第3艦隊司令官、50歳 ・エルマー・マイヤーズ中佐:第4砲艦戦隊司令、33歳 ・グレン・サクストン大將:キャメロット防衛艦隊司令長官、53歳 ・アデル・ハース中將:同総參謀長、46歳 ・ジークフリード・エルフィンストーン大將:第9艦隊司令官、51歳 ・ウーサー・ノースブルック伯爵:財務卿、50歳 ・ヴィヴィアン:クリフォードの妻、21歳 ・リチャード・ジョン・コリングウッド男爵:クリフォードの父、46歳 (ゾンファ共和國) ・マオ・チーガイ上將:ジュンツェン方面軍司令長官、52歳 ・ティン・ユアン上將:ヤシマ方面軍司令長官、53歳 ・ティエン・シャオクアン:國家統一黨書記長、49歳 ・フー・シャオガン上將:元ジュンツェン方面軍司令長官、58歳 ・ホアン・ゴングゥル上將:ヤシマ解放艦隊司令官、53歳 ・フェイ・ツーロン準將:ジュンツェン防衛艦隊分艦隊司令 45歳 (ヤシマ) ・カズタダ・キムラ:キョクジツグループ會長、58歳 ・タロウ・サイトウ少將:ヤシマ防衛艦隊第二艦隊副司令官、45歳
8 118チート能力を持った高校生の生き殘りをかけた長く短い七日間
バスの事故で異世界に転生する事になってしまった高校生21名。 神から告げられたのは「異世界で一番有名になった人が死ぬ人を決めていいよ」と・・・・。 徐々に明らかになっていく神々の思惑、そして明かされる悲しい現実。 それら巻き込まれながら、必死(??)に贖い、仲間たちと手を取り合って、勇敢(??)に立ち向かっていく物語。 主人公の嘆き 「僕がチートって訳じゃない。眷屬がチートなだけ!僕は一般人!常識人です。本當です。信じて下さい。」 「ご主人様。伝言です。『はいはい。自分でも信じていない事を言っていないで、早くやることやってくださいね。』だそうです。僕行きますね。怒らちゃうんで....」 「・・・・。僕は、チートじゃないんだよ。本當だよ。」 「そうだ、ご主人様。ハーレムってなんですか?」 「誰がそんな言葉を教えたんだ?」 「え”ご主人様の為に、皆で作ったって言っていましたよ。」 「・・・・。うん。よし。いろいろ忘れて頑張ろう。」 転生先でチート能力を授かった高校生達が地球時間7日間を過ごす。 異世界バトルロイヤル。のはずが、チート能力を武器に、好き放題やり始める。 思いつくまま作りたい物。やりたい事をやっている。全部は、自分と仲間が安心して過ごせる場所を作る。もう何も奪われない。殺させはしない。 日本で紡がれた因果の終著點は、復讐なのかそれとも、..... 7日間×1440の中で生き殘るのは誰なのか?そして、最後に笑える狀態になっているのか? 作者が楽しむ為に書いています。 注意)2017.02.06 誤字脫字は後日修正致します。 読みにくいかもしれませんが申し訳ありません。 小説のストックが切れて毎日新しい話を書いています。 予定としては、8章終了時點に修正を行うつもりで居ます。 今暫くは、続きを書く事を優先しています。 空いた時間で隨時修正を行っています。 5月末位には、終わらせたいと思っています。 記 2017.04.22 修正開始 2017.02.06 注意書き記載。
8 61銀狼転生記~助けた幼女と異世界放浪~
狼に転生した青年は魔神を目指す。 クラスメイト達、魔王、百年前の転移者、不遇な少女達…。 數々の出逢いと別れを繰り返しながら…。 彼は邪神の導きに従って異世界を放浪する。 これは、青年が幼女と共に歩む銀狼転生記──その軌跡である。 :楽勝展開ばかりではありません。
8 193