《【書籍化】その亀、地上最強【コミカライズ】》テイム
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「――噓、これ……テイムの魔法……」
現実逃避しようとしていた僕を、シャノンさんの聲が現実に揺り戻した。
テイム?
確かにさっき、アイビーがグリフォンが私の言うことを聞くって……。
え、ちょっと待って。
それってつまり………アイビーが、グリフォンをテイムしたってこと?
アイビー、とうとう従魔師(テイマー)になっちゃったの?
「シャノンさん、アイビーがグリフォンはもう私の言うこと聞くって……」
「……ゴメン、ブルーノ。私の頬思いっきり引っ張ってくれる?」
どうやら僕と同様未だここが現実なのか夢なのかわかっていない様子のシャノンさん。
彼の頬を、言われるがまま思いっきり引っ張る。
「痛い……やっぱり夢じゃないんだ。本當に……なんでもありすぎない?」
「あ、あはは、僕も今回はちょっとびっくりしました……なんかグリフォンの聲聞こえてくるし……」
「えっ?」
シャノンさんが驚いて口を大きく開く。
その理由を問おうとするより早く、ブゥンという羽音のような音が聞こえてくる。
次いでやってきたのは、見慣れた藍の。
だがいつもと違い、妙に眩しさをじる。
その理由は簡単だった。
は僕のからグリフォンに目掛けてびていたからだ。
……実は、まだ誰にも言ってはいないけど、僕はアイビーの力を使うことができる。
魔法の才能はないから、彼の補助なしじゃないと何もできないし、見せる必要がなかっただけなんだけどね。
でもなんで僕の意思とは無関係に、いきなりが……?
しかもこれ、さっきアイビーが出してたのと同じなような――。
「クルルッ」
お、ラインが繋がりやしたね。
あっしはアイビーさんの従魔兼ブルーノさんの従魔ってことになりやしたんで、よろしくお願ぇしやす。
「え?」
「みぃ」
々扱き使ってやりなさい。
「クルルッ!」
ひどいですぜ、アイビーの姉!
「みぃみみぃ!」
姉って言わないの!
アイビーさんって呼びなさい!
ああ、ダメだ。
報量が多くて、僕じゃ処理しきれないよ。
今まではアイビーの聲を理解してるだけで良かったけど、グリフォンの分が増えたことで倍以上容が増えてる。
二が話し合ったりするのも、全部聞こえてくるからさ。
それになんだか前と比べると、伝わってくる容も的になった気がする。
さっき見たのと同じ……僕のから飛んでいったテイムの魔法が、関係してるってことだよね。
り行きでグリフォンをテイムしちゃったってことになるのかな、これって。
……って、待てよ?
アイビーはまだ等級とかも不明な魔だから冒険者界隈以外では特に何も言われてなかったけどさ。
皆知ってる空の覇者、グリフォンを従魔にしたってのは……さすがに問題じゃないか?
ヤバい。
何がヤバいのかはわからないけど、ただただこのままじゃマズいってことはわかる。
僕は半泣きになりながら、隣に居て唖然としているシャノンさんの腕にすがりついた。
「どうしましょう……グリフォンテイムしちゃいました、助けて下さい……」
「……そんなお願い事をされたの、人生で初めてよ」
こうして僕たちの対グリフォン作戦は、どかそうとしていたグリフォンが仲間に加わることで無事功しましたとさ。
めでたくない、めでたくない。
畜生!
また問題が増えちゃったじゃないか!
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