《うちのダンナはぽっちゃり男子》27 主夫とはなんぞや
おーい。
いや、ほんま今回、心の底から「おーい」なんですが。
つい先日、「やった、4月からみんなでいっせーのーせで仕事(學校)はじめや〜!」とか言うてた、その舌のも乾かんうちに、コレですがな、奧さん!
あ、いや旦那さんもいらっしゃればシングルさんもおられましょうが(笑)。
なんとダンナ、5月末で失職してしまいました〜!
いわゆるプーですう。うはははは。
なんやねんなもう、どないなっとんねん。
まあ詳しいこと書きすぎると々バレしますんでここには書けませんが、やっぱりまた、変な社長のいる會社やったみたいです。
ダンナ、會社運ないなあ、ほんま。
なんでそう、変な社長ばっかり引き當てんねん。
まあアレやね。ワンマンな社長さんっちゅうのはとにかく、人の話は聞かんもんやという人間観察はできましたけども。
それで會社が傾きかかっとんのに、それでももう、人の意見を聞くやらなんやらっていうように自分を変えるには年を取りすぎてはると、そんなじがいたしますねえ。
どうでもええけど、オタクを取り込みたかったら真ヲタの意見はちゃんと聞いといたほうがええで〜、とだけはゆっとこう。ははは!
まじめ一筋のお役所の方なんかは特に、それやっとかんとオタクに足許見られてそっぽ向かれまっせ〜。「ここは是非ともオタクを取り込もう!」とか「どうよこれ、お前ら好きやろ?」ってしゃかりきにやりすぎると、かえってそっぽを向く生き、それがヲタ。
そんなんで私らの稅金、ドブに捨てるのんだけは勘弁やわあ、ほんま。
ま、それはそれとして。
ダンナ、私みたいな薄給の人間のとこに、娘と二人して扶養に転がり込むんやめてんかもう。どないやねん。
就職した早々、「ダンナがプーになりまして」って事務の人に電話すんのイヤやっちゅうねん。勘弁して〜。
ま、そんなわけで。
ダンナ、いまや名実ともに「我が家の母」になっております。
幸い掃除も洗濯も料理もなんでも來いなわけなんで、家にいるからって「大ゴミ」化する人でないのは助かりますが。
そしてたまりまくってるハードディスクの映像をブルーレイに落としてもらう作業も丸投げする私。ちゅうか最近、ゆっくりテレビも見てないわあ。だからハードディスクの容量がすぐいっぱいになってもうてもう、ワヤやし。
そんなん見てるヒマがあったら小説書きたいし。
仕事上、本もたくさん読まんならんし。
そういえばここんとこ、「RDG(レッドデータガール)」っちゅう小説をばりばり読んでました。ええですねえ日本式ファンタジー。古事記やら日本書紀やら、忍者やら山伏やら師やらって、そういう萌えはやっぱり日本の作家さんならではですなあ。
あ、この作品、前にアニメにもなりましたな。
その話はまた、別のエッセイにでも書こう。
それにしてもアレですね、毎年選定される課題図書って、なんでああ、ぱっと見おもしろくなさそうなんでしょうか。読んでみれば結構面白かったりするのに、もったいないなあ。
それでも昔のに比べれば、隨分とカバーデザインなんかも明るくなって良くなっているとは思うのですが。
中學生のころ、あの課題図書よんで想文書かされるのがめちゃめちゃ苦痛やったんを思い出しましたわ。なんややたらめったら暗くてまじめな話やったっちゅう記憶しかないし。
ま、それはええねん。
ほんで私はここんとこ、ダンナにお弁當作ってもらって出勤する毎日です。
疲れて帰ると「ゴハンにする? お風呂にする? それともワタシ??」とか言われて砂を吐く。
いや、「お前やあああ!」ってびながらぷりぷりの腹をもみに走る。
わ〜、世のお父さんたちの気持ちがわかる〜。
……ちがうか。
ああ、でも今日は、「ひとりでゴハン食べるのさびしい」言うてあまりの寂しさに耐えられず、私が帰宅したらひとりで寢床にもぐりこんでおりました。
だからどんなんやねん!
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