《うちのダンナはぽっちゃり男子》48 手のひらサイズとはなんぞや

こんにちは。

前回「夏休みも終わりですね」とか書いていましたが、もう秋も半ばといったところ。朝晩が寒くなってまいりましたね。

皆さまお元気ですか?

通勤中、ごほごほ咳してる人をけっこう見かけるようになりましたし、みなさんもどうぞお気をつけて。

さてさて、うちのぽっちゃりダンナは、この7月にまた無職(プー)になりましてですね~。

いやもう、困った困った。それからずっと職探しをしておりますが、まーだ次の引き取り手が見つかっておりませぬ。

だもんで、今や彼は我が家の押しも押されもせぬ「主婦」もとい「主夫」になってもーております。

このエッセイをお読みくださっている皆様はよーくご存知のとおり、まあ家事はすべてパーフェクトにこなす男なので、私は後顧の憂いなく毎日仕事に行けております……って、それなんかチガウやん!(泣)

私の給料では、ダンナとムスメを養うとこまでは無理なんですってば。もう!

よろしかったら、どなたか拾ってやっておくんなまし~。

もうほんま、お願いします。

さてさて。

ほんで、今は面接のない日には絶賛家で家事やらゲーム三昧やらのダンナ。

でも、お忘れじゃありませんよね?

ダンナはもう、めちゃめちゃなさびしがり屋さん。

ムスメも私も學校や仕事で家を空けている日中は、そらもうさびしくてしょうがないみたいです。

そして朝はほとんど毎日のように洗濯を干しながら、

「今日の晩飯なんにしょう……? ●さん、なにがいい?」

って相談される。

もはや完全に主夫! まぎれもない主夫!

いや仕事してたって夕食つくってくれてたのはダンナだったので、大して変わってないとも言うが(笑)。

ほんで、タイトルの「手のひらサイズ」なんですが。

この間、ふと思いついて言ったんですわ、私。

「そんなさびしいんやったら、もういっそ、私のカバンにって一緒に仕事いく? 手のひらサイズやったられていけるんやけどなあ」って。

「うんうん、行く!」

ってソッコーで目をきらきらさせて返事される。

いや冗談ですがな。

怒られますがな、生きなんかつれてったら!

でもまあ、かわええでしょうねえ。

ぽっちゃりぷりぷりした手のひらサイズのダンナ。もみもみしたらアルファー波とか出てストレス軽減できそうやし。

仕事先でExcelを使うことが多いのですが、ときどき「これ、どうやって作するんやっけ?」ってことがありますでしょ。え、ない?

はあ、まあそういう優秀なかたには分からん悩みですな、これ。

ともかく、そんな時かてすぐに聞きやすいし。

だって職場で一番そういうことに詳しい人が、めっちゃ気難しいおっちゃんやねんもん。

ありがち! 超ありがち!

で、「あれ?」っと思ったらすぐに手元のダンナに聞くと。

「ねえねえ〇さん、このシートとこれとくっつけたいとき、どーするんやっけ」

「だからグー〇ル先生に聞きなさいって!」

「えー。だってめんどくさいねんもん」

「いや、あのねえ……」

とかぶつくさ言いつつ、嬉々として教えてくれそう。

便利やん! それええやん!

ありやね、あり!

と、ちょっと本気で考えました。

「妄想もタイガイにせえ」っていうお聲が聞こえてきそうや。

そもそもそんなん、同僚のかたに見つかったらエライことやし。

わははは。

    人が読んでいる<うちのダンナはぽっちゃり男子>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください