《うちのダンナはぽっちゃり男子》60 お手てつないでとはなんぞや

こんにちは。

ちょっとこのところ、月方面へ出かけておりますつづれです。

意味の分からない方、ごめんなさい(笑)。

いや、いいのよ!

わかんない方はどうぞそのまま、その清い(?)おでいて!!

……なにを言うとるんや。

で、「お手てつないで」。

某SNSではもうつぶやいちゃったので、ネタばれしてる方もおられるとは思うのですが、せっかくなのでこちらにも。

仕事があれこれ変わったりして、このところあまり一緒に仕事に出かけていなかったダンナ。最近は、基本的に私の方がし早く家を出るパターンになっておりました。

うちからはまずバスを使うのですが、それがぐるぐるっと回ってうちの前を通ります。そんなわけで、うちでは昔から誰かが出かける時にはできるだけそちらへ手を振っておりました。

ムスメがい間と、ダンナが先に家を出ていた期間は私が(最近まではムスメと一緒に)ダンナに手を振っていたのですが、このところは私がダンナから手を振られる立場になっておりました。

それがほんの三日ほど前。

ダンナが言いました。

「今日、早(は)よ行くねん」

「へー」

ということで、もっと遅く出るムスメだけ殘して、久しぶりに二人で出勤いたしました。まあ、一日限定ですけども。

お天気もよく、人が歩いてないところではフツーに手をつなぎ、ぶらぶらとバス停へ。

この時點でダンナ、かなりにこにこ。

バスは路線の最初の所に近いので、その停留所ではいつもガラガラです。ということで、余裕で二人席に座る。ほんで、カバンなどで見えにくいようにしつつまた手をつないで揺られて行きます。

バスの中でも、ちろっと顔を見るとまあ、ダンナってば満面の笑顔。

にこにこ、ウキウキ、ルンルンです。

……そんな嬉しいか。

そうか。

前にも言いましたが、なんかイヤイヤ稚園に行くぼっちゃん嬢ちゃんをなだめすかして連れて行くのんを思い出す。

4月ぐらいだと、たまーに見かけますやん? それをナントカカントカ言うてごまかしつつズルズル連れて行ってるお母さまお父さまおじいちゃまおばあちゃまがた、本當にお疲れ様です。

いや、うちのムスメは逆に稚園大好キッズだったので、自分が経験したわけではありませんけども。なんか申し訳ない。

なんや臺風かなんかで警報が出て「稚園がない」となった日にも、「いやだ、行くんだ」って泣いて聞かんもんで、ごく近所の稚園でもあったし風の強い中ちょろっと連れてったことがあったぐらいで。

人のおねいさん先生に「〇〇ちゃん、今日はないのよ~」って優しく言われて、見るからにしゅ~んとしおれて家に帰った思い出があります。

せやけど私も、ワケのわからんことでバスや電車の中で急にサイレンみたいな聲で子供が泣きだして、針のムシロ気分を味わったことが何度もありますんで、お気持ちだけはわかります。

子育てなんか、ぼちぼちでええし。

テケトーに頑張りましょうね。

テケトー! これ大事。

自分を追いつめすぎちゃダメダメ。

ほんと大変ですけど、そういう時期は必ず抜けるもんやからね!

いや、そんなムスメも今は時々「學校イキタクネー」とか言うて、ちょろちょろっと學校休むぐらいなもんですけどもねー。

ま、そこは無理させへんのがうちの流儀。

「さよかあ。ほな、學校に電話しとくわ」

「行ってくるでー」

と、ムスメを置いて二人で出勤します。

……あれ?

また二人で出勤してんの?

と思ったそこのアナタ!

そうなんですよ。

なんや知らん、あれ以來なぜかダンナ、別に仕事上の必要があるわけでもないのに一緒に出勤するようになってもーた。

やっぱりウキウキ、ニコニコです。

おととい、一応きいてみた。

「ほんで? 明日も一緒に仕事いくの?」

「モチロン!」

ぱっとふりむいて即答されるし。なんなんや。

ちょっと力した私でした。

ちゃんちゃん。

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