《うちのダンナはぽっちゃり男子》61 近隣警備隊とはなんぞや

こんにちは。

相変わらず、基本月世界(某R18サイト)の住人、つづれです。おほほほ。

でも、たま~に思いつくとこうして戻ってまいる所存ですので、どうぞよろしくお願いします。

さてさて、「近隣警備隊」。

我が家が結構山の中というのか、中腹というのか、まあそのへんにあるのをご存知の方は多いはず(めっちゃテキトー)。

で、普通の街なかとはちょっと、鳥の分布が違っていたりします。

どう違うかというと、まずハトがない。スズメはまあまあいるのですが、ほとんど周囲でハトの鳴き聲を聞きません。特に春先なんかは、ウグイスのほうがよほど多く、しい鳴き聲を響かせております。

あともなんや、しらん野鳥が々いるようなのですが、詳しくないのでようわからんです。一回、図書館で野鳥観察の本でも借りてこようかなあ。

ほんでこの季節、し暖かくなってくると現れるのがツバメたちです。

あの人たちは本當に、朝は元気につがいでぴゅんぴゅん飛び回っておりますね。うちのすぐそばの軒先にも、今年もまた巣を設営中です。

そうです、前に「壊された!」って私たち家族がフンガイしていたあの巣をまた、作り直しておるのです。

今年はなんとか、途中で壊されませんようにと祈るような思いで見守っておるところです。

で、前回はてっきり人為的なものやと思い込んでいたのですが、あれってどうもカラスがやっているフシもあるようです。生まれた卵とか、ヒナとか狙うとる可能もあるらしい。とはいえ、壊される瞬間を一度も見たことがないので、斷言はできないのですけれども。

そう、カラス。

やつらこそ、この近隣の警備隊なのです。

ほら、よく聞きますやん? カラスって、人の顔をちゃあんとおぼえてる、って。

ちょっと前のことなんですが、ほとんどうちに來ることもない私の母がたまたまうちに來た時、その「警備隊」のどなたさんかが、ぴゃっと飛んで來ていきなり母の頭をちょいっと蹴り飛ばして飛び去ったらしいんですな。

帽子をかぶっていたので、別にケガとか大事には至りませんでしたけども。

で、思ったわけです。

たぶんあれ、

「なんやコイツ、新顔やで」

「オウオウ、ナマイキやんけー」

「ちょっとアイサツしといたろか」

って、つまりそーゆーことやったんやないかなあって。

え?

ちなみに私らはなんと思われてるかって?

そらもう決まってますわな。

朝、二人して手をつないで出勤するのも、ぜったいあの電線の上やらから見られておりますしね。

「あー。また歩いとんでー、あのツガイ」

「あ、ほんまや。ニンゲンのツガイやー」

「いつものツガイやー」

「まーた手ぇつないどるし」

って、きっとそう思われて観察されとるに違いない(笑)。

ええい、ツガイツガイうるさいわ!

って、勝手に妄想しといて怒る私。

きっとツバメの夫婦にも同じように思われてるとは思います。

「あ、あっちもツガイやわあ。人間も、私らといっしょなんやねえ」

……なんてね。

いや、あの人たちはあっちこっち旅してはるわけやから、別に関西弁ではないかもしれませんけども~。

にゃははは。

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