《うちのダンナはぽっちゃり男子》75 寢返りがうてたらちゃうでとはなんぞや

ちょっと遅めなのですが、皆さまあけましておめでとうございます。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

えーと、遅くなってしまったのには一応理由がございましてですね。

実はわたくし、元日からインフルエンザを発癥しておりました。

今は平熱に戻っておりますが、まだちょっとふらついております。

元日、日中は比較的元気だったのですが、夜になってから凄まじい悪寒に襲われまして。の奧の違和と発熱、それに中の痛み。これはもう……多分ソレだなとは思いました。

あ、でも晝間もちょっと吐き気があったかな。それで親戚の集まりへの出席をパスしましたんで。

今にして思えば、本當にパスしておいて良かった……。

もちろんダンナは、いつものようにかいがいしく、くるくるとお世話をしてくれておりました。お粥を作り、ひえピタを換し、枕元の水を換し。

でも、こう言うのです。

「あ、寢返りがうてるんやな。だったらインフルやないわ」って。

え? 判斷するのそこ??

半信半疑な私。

いや、私だって相當がんばらないと寢返りもうてないし、ベッドから出るのすらひと苦労だったんですけど。いつもと同じ布団がめちゃくちゃ重くじましたし。

そういえばだいぶ前、ダンナがインフルになったときは寢返りがうてなかったなと思い出す。

うーん。でも、そうか?

健康なときでもアナタ、かなり寢返りはうちにくそうよね?

「え? なんで?」

「いや、だってその……ぽっちゃりやから」

「ひど! ●さん、ひどっっ!」

そんでもまあ、醫療関係にお勤めの書き仲間さんから「病院に行かれたほうがいいですよ」とアドバイスされ、2日になって大人しく病院へ行ってまいりました。

近場なんですが、私がろくに歩けないもんで(実際、部屋の中ではうなりながら這っていた)、いつもなら近くにいるタクシーを探す。

が、やっぱりお正月。いませんねえ。

それでもどうにか、この界隈までお客を乗せて來たらしいタクシーを見つけて病院へ。

あっさりインフルエンザA型に反応がでる。

まったくもう、ダンナ!

寢返りできるできんで判斷しちゃだめだめ!

でもダンナ、ここは男らしかった。

行きも帰りも近場だったのでとても安かったのですが、千円札を出して「釣りは要らないんで」と言ってサッとタクシーを降りたのです。

さすが、戸外(だけ)ジェントルマン(笑)。

と、今回はここまで。

明日、もうひとつ更新したいと思います~。

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