《【書籍化】生贄になった俺が、なぜか邪神を滅ぼしてしまった件【コミカライズ】》王都からの急依頼
「よし、今日も討伐依頼完了だな」
「こっちも採集完了よ」
本日の仕事を終えると俺たちは冒険者ギルドへと引き上げた。
「大分仕事に慣れてきたわね……」
セレナは俺の橫に並ぶと機嫌よさそうに鼻歌を歌っている。
「今日で丁度1週間だからな。毎日これだけ依頼をこなせば慣れてくるもんさ」
仕事をしてみてわかったのだが、この街周辺に出現するモンスターはたいして強くない。試しに【解析眼】で見てみたことがあるのだが、せいぜいレベル30程度。
迷いの森にいるモンスターは最低でもレベル100を超えるので俺とセレナにはほとんど危険がなかった。
『マリーも頑張ったのですよ』
「はいはい。マリーも偉いぞ」
「ん。マリーちゃんなんだって?」
セレナがマリーという言葉に反応する。
現在、俺はマリーと契約により繋がっている。そのお蔭でこうして頭の中だけでやり取りができるようになっているのだ。
マリーは人間の前に姿を曬すのを嫌う。なので街中ではこうして頭の中だけで會話をしているのだ。
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俺がマリーの言葉をそのままセレナに伝えると……。
「確かに。索敵から採集品のある場所まで教えてくれるから凄く助かってるわよね」
マリーのお蔭で俺達は1日に3回の依頼をけている。
ギルドの規定で1度にけられる依頼は1つなのだが、それを完了して時間がまだあるようなら続けて仕事をしてもかまわない。
大抵の冒険者はそこまで必死に稼ぐつもりが無いので、1日に1度で止めてしまうのだが、俺達は早くランクを上げたいので頑張っていた。
「今回の達でパーティーランクも冒険者ランクも共にDになるな」
途中で1度冒険者ランクをEに上げたので今回で2度目だ。Dランクともなればけられる依頼の幅も増えるのでこの機會に稼いでおきたいところだ。
「私たち最近注目されてるみたいよ」
冒険者ギルドにるとセレナがそんなことを言った。
「そうなのか?」
「それはそうよ、登録して4日でEランクに昇格して、今もまたDランクに昇格するんだから。ここまでの昇格スピードはここの冒険者ギルドでも10位にるらしいわよ」
「流石に1位じゃないんだな?」
迷いの森を踏破してきた俺たちよりも上がいるのは興味深い。
「1位は登録して2時間35分らしいわよ」
「どうやったんだ?」
「登録して速攻で街の外に出てAランクモンスターを1人で倒したらしいわよ」
それはまたとんでもない奴がいたもんだな。
「なんでも凄いユニークスキル持ちの男でレッドドラゴンを圧倒してみせたらしいわよ」
「それはまた凄いな……」
度もそうだが、レッドドラゴンを圧倒できるなんてにわかには信じられない。
「まあ、俺たちが注目されていることも理解したしさっさとランクを上げておこうか」
俺はそういうと付に向かうのだった。
付の前が騒がしい。普段は隣接している酒場で自由にくつろいでいる冒険者たちまでがカウンター前に集結している。
『えー、というわけでこの依頼はDランク以上からけることができます』
付嬢が拡聲を使って皆に聞かせている。だが、途中からなのでどうにも容がわからない。
「よお、お疲れさん。今日も勵んできたのか?」
すると俺たちを見つけたラッセルさんが人をかきわけて近寄ってきた。
「これは一なんなんですか?」
元々説明してくれるつもりだったのだろう、ラッセルさんは顔を近づけると、
「王都からの依頼でな、腕が立つ冒険者を集めているらしい」
「王都側にも冒険者ギルドはありますよね? そっちで集まらないんですか?」
向こうの方が抱えている冒険者の數も多いはずなのだ。
「丁度タイミング悪く新しくできたダンジョンの探索に回っちまっているらしくてな。人手が足りないんだとよ」
「つまり、今回の依頼は急を要するってことなんですね?」
「どうしてそうなるの?」
俺たちが話しているとセレナが質問をする。
「時間的制限が無ければダンジョンから高ランクの冒険者が戻ってきてからでも遅くないだろ? それなのに他の街の冒険者に聲を掛けるということは急がなければいけない事があるってことだ」
恐らくこの街だけではなく周辺の街全てに連絡が行っているに違いない。
「そうだ。急ぎってことは報酬もその分上乗せされる味しい仕事ってことになるな」
ラッセルさんも俺の推測を支持してくれた。
もっとも、その分準備が出來ないのでリスクも高いのかもしれないが……。
俺がそんなことを考えていると、
「エルトとセレナの嬢ちゃん。今、冒険者ランクはどのぐらいだ?」
「これから依頼達の手続きをしますけどDランクに上がるところですよ」
「ほぅ、流石だな。ということは今回の依頼をけることもできるってわけだな?」
確かにその通りなのだが……。
「ねえ、エルト。味しい依頼ならうけちゃいましょうよ」
セレナも乗り気のようだ。
確かに依頼料が高い味しい仕事ならけておきたい。
「それってどんな仕事なんですか?」
だが、それは依頼容を確認してからだ。
「今回の依頼は國からでかなり大人數の冒険者を投するらしい。依頼料もそうだが、活躍をすれば兵士に取り立てて貰えるかもしれねえ」
その言葉で確信する。ラッセルさんたちは依頼をけるつもりなのだろう。
「いいか、今回の依頼はな……」
俺たちはラッセルさんの言葉を聞くと驚いた。その容というのが――
【迷いの森の調査】
――だったからだ。
俺のハクスラ異世界冒険記は、ドタバタなのにスローライフ過ぎてストーリーに脈略が乏しいです。
ハクスラ異世界×ソロ冒険×ハーレム禁止×変態パラダイス×脫線大暴走ストーリー=前代未聞の地味な中毒性。 ⬛前書き⬛ この作品は、以前エブリスタのファンタジーカテゴリーで一年間ベスト10以內をうろちょろしていた完結作品を再投稿した作品です。 當時は一日一話以上を投稿するのが目標だったがために、ストーリーや設定に矛盾點が多かったので、それらを改変や改編して書き直した作品です。 完結した後に読者の方々から編集し直して新しく書き直してくれって聲や、続編を希望される聲が多かったので、もう一度新たに取り組もうと考えたわけです。 また、修整だけでは一度お読みになられた方々には詰まらないだろうからと思いまして、改変的な追加シナリオも入れています。 前作では完結するまで合計約166萬文字で601話ありましたが、今回は切りが良いところで區切り直して、単行本サイズの約10萬文字前後で第1章分と區切って編成しております。 そうなりますと、すべてを書き直しまして第17章分の改変改編となりますね。 まあ、それらの関係でだいぶ追筆が増えると考えられます。 おそらく改変改編が終わるころには166萬文字を遙かに越える更に長い作品になることでしょう。 あと、前作の完結部も改編を考えておりますし、もしかしたら更にアスランの冒険を続行させるかも知れません。 前回だとアスランのレベルが50で物語が終わりましたが、當初の目標であるレベル100まで私も目指して見たいと思っております。 とりあえず何故急に完結したかと言いますと、ご存知の方々も居ると思いますが、私が目を病んでしまったのが原因だったのです。 とりあえずは両目の手術も終わって、一年ぐらいの治療の末にだいぶ落ち著いたので、今回の企畫に取り掛かろうと思った次第です。 まあ、治療している間も、【ゴレてん】とか【箱庭の魔王様】などの作品をスローペースで書いては居たのですがねw なので、まだハクスラ異世界を読まれていない読者から、既に一度お読みになられた読者にも楽しんで頂けるように書き直して行きたいと思っております。 ですので是非にほど、再びハクスラ異世界をよろしくお願いいたします。 by、ヒィッツカラルド。
8 105クリフエッジシリーズ第四部:「激闘! ラスール軍港」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一八年九月。 自由星系國家連合のヤシマに対して行われたゾンファ共和國の軍事行動は、アルビオン王國により失敗に終わった。クリフォードは砲艦の畫期的な運用方法を提案し、更に自らも戦場で活躍する。 しかし、彼が指揮する砲艦レディバードは會戦の最終盤、敵駆逐艦との激しい戦闘で大きな損傷を受け沈んだ。彼と乗組員たちは喪失感を味わいながらも、大きな達成感を胸にキャメロット星系に帰還する。 レディバードでの奮闘に対し、再び殊勲十字勲章を受勲したクリフォードは中佐に昇進し、新たな指揮艦を與えられた。 それは軽巡航艦デューク・オブ・エジンバラ5號(DOE5)だった。しかし、DOE5はただの軽巡航艦ではなかった。彼女はアルビオン王室専用艦であり、次期國王、エドワード王太子が乗る特別な艦だったのだ。 エドワードは王國軍の慰問のため飛び回る。その行き先は國內に留まらず、自由星系國家連合の國々も含まれていた。 しかし、そこには第三の大國スヴァローグ帝國の手が伸びていた……。 王太子専用艦の艦長になったクリフォードの活躍をお楽しみください。 クリフォード・C・コリングウッド:中佐、DOE5艦長、25歳 ハーバート・リーコック:少佐、同航法長、34歳 クリスティーナ・オハラ:大尉、同情報士、27歳 アルバート・パターソン:宙兵隊大尉、同宙兵隊隊長、26歳 ヒューイ・モリス:兵長、同艦長室従卒、38歳 サミュエル・ラングフォード:大尉、後に少佐、26歳 エドワード:王太子、37歳 レオナルド・マクレーン:元宙兵隊大佐、侍従武官、45歳 セオドール・パレンバーグ:王太子秘書官、37歳 カルロス・リックマン:中佐、強襲揚陸艦ロセスベイ艦長、37歳 シャーリーン・コベット:少佐、駆逐艦シレイピス艦長、36歳 イライザ・ラブレース:少佐、駆逐艦シャーク艦長、34歳 ヘレン・カルペッパー:少佐、駆逐艦スウィフト艦長、34歳 スヴァローグ帝國: アレクサンドル二十二世:スヴァローグ帝國皇帝、45歳 セルゲイ・アルダーノフ:少將、帝國外交団代表、34歳 ニカ・ドゥルノヴォ:大佐、軽巡航艦シポーラ艦長、39歳 シャーリア法國: サイード・スライマーン:少佐、ラスール軍港管制擔當官、35歳 ハキーム・ウスマーン:導師、52歳 アフマド・イルハーム:大將、ハディス要塞司令官、53歳
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