《【書籍化】生贄になった俺が、なぜか邪神を滅ぼしてしまった件【コミカライズ】》ラウス平原
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天幕の外は賑わいをみせ、多くの冒険者や兵士たちが集まっている。
「アリシア大丈夫?」
肩を叩かれたかと思うとアリス様が心配そうに私を見つめていた。
「平気です」
現在、ここ『迷いの森』の手前にあるラウス平原にて大量の冒険者や兵士が待機している。
集まったのは実に200名にも及び、これはこの國で1度に員した人數で言うと歴史上2番目になるという。
「現在、外は冒険者たちで溢れていますので顔を出さないようにお願いします」
エリバン王國の騎士が私たちに向けてそう言った。
今回の騒についていくつか説明しなければならない。
ことの起こりは私たちがエリバンの王城を訪問した時だ。
私たちはエルトの生存を確認するために國を訪れた。1國の王が他國を訪問する際に勝手な行をとることは許されない。
萬が一、王に何かあったら國際問題に発展するからだ。
そんなわけで、アリス様ともども來訪目的を『迷いの森の調査』と告げたのだが……。
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エリバン王國の人たちは驚いて顔をみあわせた。それというのも、最近迷いの森の様子がおかしくなっているらしい。
ここラウス平原でも、普段見かけないような強いモンスターが歩き回っていたり、森の中から邪悪な気配が漂ってきたり。
そんな訳で、國としても放っておけないという事になり調査を予定していた。そのタイミングで私たちがあらわれて同様の調査を依頼したので探りをいれているのだ。
渡りに船ということで、私とアリス様はエルトのことをにしたままこうして調査に同行させてもらった。
最初は、他國の王族を危険にさらすわけにはいかないと渋い顔をされたのだが、こちらの報がしいのか最後には折れてくれた。
だが、完全に自由行というのは許されず、警護の名目で騎士がつきこうして天幕に待機することになっている。
「わかっているわ。だけど、何か果があったら私たちにも教えてちょうだい」
「かしこまりました」
騎士が外の様子を見に行くと言って出ていくと…………。
「もうっ! 自分たちで調査できないなんて歯いわね」
アリス様が腕を組むと不満をあらわにした。
「仕方ないです、せめて近衛の人たちが調査に參加できたのは良かったかと……」
ここまで護衛を務めた騎士たちの半分を調査へと派遣したのだ。
「それにしてもあなた落ち著いてきたわね……」
アリス様の言葉を聞きながら私は迷いの森がある方向を見て腕を組む。そして…………。
「エルト。ようやくあなたの傍まできたよ」
そう呟くのだった。
★
「ん?」
「どうしたのエルト?」
俺が聲を出すとセレナが首を傾げている。
「いや、誰かに呼ばれた気がしたんだけど……」
妙に懐かしいような聲が聞こえたきがするのだが……。
「マリーちゃんじゃなくて?」
「いや、あいつじゃないと思うんだけどな」
どうにも腑に落ちない。
「それより、説明が始まるから靜かにしたほうが良いよ」
セレナの言葉に俺は口を閉じると前を向く。
冒険者たちがおもいおもいの場所に立って前を向くと、そこでは俺たちの依頼主である國の騎士が仕事の容を説明していた。
『諸君ら冒険者には私たち騎士のバックアップをお願いしたい』
この國の紋章を刻まれた鎧を騎士たちはに著けている。
『最近、迷いの森から原因不明のモンスターが流出してきている。今回の我々の目的は兇悪なるモンスターの駆逐及び、原因の調査だ。諸君らはこの國に暮らす大事な民であると同時に勇気ある戦士だ。ここを抜かれると力なき街人や村人がモンスターの餌食になることをに刻み依頼にあたってほしい』
「ねえ、何が原因だと思う?」
騎士の話を聞いている間に、セレナは俺に話しかけてきた。
今回の依頼をけたのは俺たちが完全に無関係とは思えなかったからだ。
俺達はし前に迷いの森から出てきた。その時は特に気にしなかったのだが、何らかの変化が森にあった可能がある。
「それがわからないから探るんだよな」
そうであるのなら、この依頼をけてはっきりさせなければならない。
俺は騎士の話を聞きながらセレナとそんな話をするのだった。
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