《【WEB版】劣等賢者のケモノ魔法革命〜「獣人は魔法が使えない劣等種だ」と宮廷魔師から追放されたけど、弟子とFランク冒険者を満喫してたら、いつの間にか最強の魔法學院ができていた〜:書籍化+コミカライズ》23.ジャーク大臣の悲劇と野:錬金師レイモンドの企み、みごとに失敗する。しかし、しかし、次の企みがスタートします
「呪いこそ至高! 呪いこそ最強の魔法なのだっ!」
呪い、それは甘な響き。
呪いをけた人間はその力に反することはできず、奈落の底に落ちていく。
呪いとはまさに他者をる究極の魔法なのだ。
錬金師のレイモンドはワイへ王國の武屋にて、一人、ほくそ笑んでいた。
傍から見れば、黒づくめの男が棚の前でにやついている図である。
たいそう、怪しく不気味に見えるし、お近づきになりたくない様子だろう。
だが、今は朝の十一時。
武屋がオープンした直後で、ほとんど客はおらず、したがってレイモンドを不審に思うものはいなかった。
何たる悪運の強さである。
あと數時間遅ければ、通報されてもおかしくはない。
「くくく、まずはこれに呪いをつけてやろう」
彼は魔法使い用のワンドを棚から取り出して、ほくそ笑む。
彼の開発した、呪いを付與する魔道を使う時が來たのだ。
その魔道の名前は東方の呪刻印(グラッジスタンプ)、平たく言えば呪いのハンコのようなものである。
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様々な魔の素材と高度な式を組み合わせて生まれた、文字通り規格外の魔道である。
レイモンドはこれの製作にあたって大臣から非常に高価な魔石を預かっていた。
魔石とは大量の魔力を蓄えているもので、モンスターから手することができる、この世界では様々に利用されている代だ。
彼が預かっているのは折り紙付きの超高級魔石であり、それを魔道のエネルギー源として使うことで、高度な魔法を発できるのだった。
「目障りな冒険者どもを駆逐してやるわ!」
レイモンドはにやつきながら、呪いを塗布していく。
その呪いにかかったものは、自我を失い、自分の力と魔力が盡きるまで暴れ続ける。
冒険者の多くが暴れだした暁には、王都は混のるつぼに落ちることになる。
しかも、呪いの発には遅延効果がついているため、気が付いた時にはもう手遅れだ。
もしも、レイモンドに良心と呼べるものがしでもあったのなら、その魔道を使うことに躊躇のを覚えただろう。
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しかし、彼のは腐っていた。
自分の栄達だけに関心のある彼は、一切の罪悪をじないのだった。
「人がいないうちに完了させるぞ……」
レイモンドは魔道を手のひらにこっそりと忍ばせ、手當たり次第に呪いの効果をつけていく。
さながら萬引きの常習犯のごとく、彼はささっと仕事を終えていくのだった。
「ふふん、このだっさい初級者セットも呪っておこうか」
彼の目に留まったのは、いかにも駆け出し冒険者専用とでもいうべき、初心者向けの武と防だった。
こんなを購するザコ冒険者が暴れたところで何の意味もない。
だが、他者をいたずらに不幸に叩き落とすことほど、面白いことはない。
レイモンドは邪悪な笑みを浮かべながら、呪いをかけるのだった。
彼は知らない。
初級者セットに呪いをかけたことで、アンジェリカが一念発起したことなど。
◇
「仕事は無事に完了しました。數日中にワイへの王都は大混に陥るでしょう」
「おぉっ、よくやりましたね、レイモンドさん!」
仕事を終えたレイモンドは大臣に満面の笑みで報告をする。
それを聞いた大臣もまた、邪悪な笑みでもってこたえるのだった。
「それではレイモンドさん、お前の魔道に使っていた魔石を返してもらいましょうか? あれは非常に高価なものなのですよ。10年は使える代のはず」
大臣はレイモンドの仕事が完了したと見ると、すぐさまに魔石の返還を求める。
この大臣、お分かりのようにケチなのである。
「ははっ……」
レイモンドはそんな大臣に心底うんざりする。
特別な作戦を功させたのだから、褒として與えても良いだろうに、と。
とはいえ、大臣の命令は絶対である。
彼は落ち著いた素振りで、懐に手をれる。
確か初心者セットに呪いを刻印した後に、そこに潛ませておいたはずだ。
「あれ? あれ? ……あれ?」
しかし、見つからないのだ。
れておいたはずの魔道が完全にどこかに行ってしまっている。
レイモンドは青い顔をしながら、バッグをひっくり返し、ポケットを裏返しにする。
それでも出てくるのは小銭や紙切れといったものばかり。
なぜだかクリップのようなものまで出てくる始末。
「だ、大臣様、じ、実は、その、ええぇと、……落としたようです」
先ほどまでの自信満々な顔はどこへやら。
レイモンドは泣きそうになりながら、大臣に正直に紛失したことを伝えるのだった。
「な、なくしたですってぇえええ!? ふざけるなっ! 探してきなさぁああい!!」
大臣は激昂し、大聲を張り上げる。
レイモンドは涙目になりながら、一番最後に魔道を取り出した武屋まで走るのだった。
「ひぃひぃひぃ、何ということだ。冷靜な私としたことが、なんたる失態……」
レイモンドは慌てて馬を走らせ、ワイへの武屋に舞い戻る。
自分が呪いを殘してから、數時間が経過していた。
そろそろ冒険者が暴れだすはずのタイミングだ。
自分は確かにミスを犯した。
だが、それでもワイへの治安が崩壊するのは小気味のいい出來事だった。
このレイモンドという男、どこまでも卑劣なのである。
「ど、どういうわけだ……?」
レイモンドはニヤニヤしながら通りに出るが、街は平和そのもの。
冒険者たちもいつも通り、わいわいと楽しそうに歩いている。
呪いが蔓延したのなら、こうはならないはずだ。
彼はいぶかしく思いながらも武屋に到著する。
とにかく今は魔道を回収し、大臣に返卻しなければならない。
彼は目を皿のようにして辺りを探し回るも、魔道は見つからない。
店員に恐る恐る尋ねるも、「知らねぇよ」の一點張り。
「な、なに……!?」
諦めて帰ろうとした矢先、床の隅に大変なものが見つかってしまう。
それは々になってしまった魔道の破片であった。
目を凝らしてみれば、大臣から預かった魔石もまた々になっている。
破片はあたりに飛び散り、魔石はもはや再利用不可能なレベルにまで砕かれていた。
いくら床が石造りになっているとはいえ、魔石は非常にい。
とんでもなく強い力で何度も叩き付けなければ砕けることなどないはずなのだ。
こんなことができる人間がいるとは思えない。
だが、起きていることは事実であり、現にそれは破壊されているのだ。
くっそぉおおおお、いったい、どこの誰が、私の魔道をぉおおおおお!?
レイモンドはびだしたい気持ちを必死に抑え、その場所にうずくまるのだった。
「な、な、なんだ、これは!? 一どうなっている!?」
しかも、驚くべき出來事はそれだけではなかった。
武や防にかけた呪いがきれいさっぱり無くなっているのだ。
呪いの痕跡さえ消え去ってしまっていた。
彼は混で頭がくらくらするのをじる。
ついさっき自分が呪いをつけたはずなのだ。
百近い武と防に丁寧に呪いを刻印したはずなのだ。
しかし、目の前の武も防も完全に浄化されていた。
「こっ、こんなことができるはずがない!! 聖でも現れたというのか!?」
レイモンドはヒノキの棒を手にもって、わなわなと震える。
彼の頭に浮かんだのは、魔王を封印したとか言う聖の存在だ。
しかし、大陸の遙か西側で活しているはずであり、そんな有名人が來たという報を聞いた覚えはない。
一どうして、かけたはずの呪いがきれいさっぱり浄化されているのか?
そもそも、自分の高度な呪いをかき消す人がいるのか?
聖であってさえも、そんなことが可能なのか?
レイモンドは混と失意の中、ランナー王國の大臣のもとに帰るのだった。
◇
「レイモンドさん、あなたには失しましたよっ! 魔道まで壊してしまうとは! あの魔石はあなたの給料の數か月分にもなるんですよっ!?」
彼を待っていたのは大臣からのきつい叱責であった。
大臣はその魔石がいかに高価なものだったのかについて説教をし、レイモンドの無能さをなじる。
それもそのはず、大臣の前で大言壯語したくせにやったことは魔道を紛失したことだけなのである。
呪いの力で追い詰めると豪語していたくせに、その発すらできなかったのだ。
これには同僚のカヤックも失笑をじ得ない。
「ふくく……、大臣様、次こそは私にお任せください」
大臣の小言が止んだところで、一歩前に現れたのが魔獣使いのカヤックだった。
彼もまた先日のキラーベアの一件で、大臣からとがめられた人である。
「カヤックさん、あなたにまた任せるとでも? 先日のことを忘れたのですか?」
大臣は相手のミスはねちっこく覚えている嫌な格である。
そして、話の文脈とは全然関係ないところで過去の失敗をぶち込んでくるという分をしていた。
當然、カヤックの失態についてもつついてくる。
「実は帝國に貸していた私の不死の軍団が帰ってきたのです。ふふふ……」
しかし、カヤックは大臣の皮などびくともしないという様子だ。
彼は意味深に頷くと、含み笑いをする。
それもそのはず、カヤックは不死の軍団に絶大なる自信をもっていたのだ。
彼の率いる不死の軍団とは貪極まる化けの集団である。
カヤック同様、頭はそれほど強くないが、回復能力に優れ、複數を倒しきるのは練の戦士でも困難であると言われていた。
「ほほぉ、不死の軍団とは……。いいでしょう、あなたに任せます」
大臣は不機嫌な顔を瞬時に変えて、カヤックにゴーサインを出すのだった。
「面白かった」
「続きが気になる」
「ふ、不死の軍団だと!? (カヤックのに)嫌な予がびんびんしてくるぜ!」
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