《【書籍化】「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法でした【コミカライズ】》盜賊を探してみた
「んー、なかなか盜賊が現れないな?」
俺たちは現在、盜賊が出るという舊街道を進んでいる。
道は舗裝されておらず荒れ放題。両側が崖になっており、盜賊たちが地の利を生かして襲いかかってくるとしたらこの場所が最適だろう。
一方的に矢をかけてこちらの戦力を奪い、金品などの荷を強奪する。
許しがたい所業である。
肩を叩かれたので振り返ってみると、テレサが俺を見上げていた。
『あの、盜賊に會いたいみたいな発言はどうかと思うのですが?』
文字が書かれ、テレサから不審な目を向けられる。
俺はその文字にれ、消し去るとはっきりと告げる。
「俺は、盜賊に、會いたい!」
斷言したせいか、テレサが『スススッ』と素早く距離をとって引いた様子を見せた。
この足場で転ばずにそんなきをするとは用なやつだ。
「この前のサイクロプス討伐でマナポーションを使ってしまったし、高級旅館に宿泊して豪華な料理に酒を堪能して滯在費を支払った。つまり、金がないんだよ!」
マナポーションは本當に高価なアイテムなのだが魔力が力になる俺にとっては必需品だ。
冒険者ギルドで報酬をけ取れば買うこともできるが、手元にないとどうにも落ち著かない。
だが、現狀の俺の財布はかなり軽くなっており、途中の街で補充しようにも金がなければどうにもならないのだ。
『あの……私が使った分ならお金支払いますよ?』
「いや、あれはお前さんの魔法も計算の上での討伐だったからな。作戦を考えたのが俺なんだから支払わなくていい」
そう言いつつ、文字にれて掻き消す。
「だから、足りない分はここの盜賊が溜め込んでいる分を奪い取って解決しようと思ってるんだ!」
ゴブリンやコボルトなどの人型モンスターや盜賊などの人型モンスターは収集品を溜めこむ習がある。
そして、國はそれらを討伐した際に得られるに関して所有権を討伐者にすることを認めているのだ。
俺が熱弁を振るうと、
『あの……、盜賊は人型モンスターではなく人ではないかと?』
テレサが困気味の表で文字を書く。俺はその文字を手でなぞり消し去る。
「そう言うわけだから、テレサもそんな強者オーラを出さず、もっと駆け出しの魔法使いみたいに怯えた様子を見せてくれ。じゃないとやつらが現れない」
俺の演技指導に、テレサは自分が餌として利用されているのだと気付き、もの凄く冷めた目を向けてきた。
「俺、ここで大金を得たら街に戻って祝杯を上げるんだ!」
まだ見ぬ盜賊とやつらが持つ財寶に想いを馳せた俺は、早く彼らが現れてくれないかとそわそわと周りを見渡すのだった。
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