貿易都市：アトラス………。

今でこそ、貿易都市と言われているが、

當時は、ただの集落だったらしい。

當時、傭兵だった人が、終戦後に

廃棄されたビルの、一區畫を修繕・改築して

何でも屋を始めたのが切っ掛で、

本人が一流の傭兵だったこともあり、

噂が噂を呼び、仕事の依頼はもちろん

様々な人が、定住するようになる。

それを切っ掛けに、々な資の流通が開拓され

今の都市へと長を遂げた。

今のご時世では信じられない事にが多く

この都市で、揃わないものは無いと言われるほどだ。

そんな都市だが、実は一番の目玉商品と言えば、仕事の斡旋だ。

元が何でも屋だっただけあって、

各方面から様々な仕事の依頼が、ひきりなしに來る。

それらを生業にしているのが、

俺達みたいな、フリーの傭兵だな。

數時間後、俺とカイトはアトラスにある、

仕事斡旋狀に到著した。

「こんにはち、アキトさん、カイトさん」

「こんにちは、アイさん」

付で俺達を出迎えてくれた、この人の名前は、アイさん。

今は、アトラスの付嬢をしている、アイさんだが、

昔は、傭兵として活躍していた経歴の持ち主だ。

「アイさん、今日もお綺麗ですね」

「カイトさんたら。相変わらず、お上手ですね」

「いえいえ、俺は本當のことしか言わないですよ」

「はいはい。それで？今日は仕事ですか？？

でも、今は貴方達がやるような依頼は無いですよ？」

アイさんは、目利きの達人で、

その人に合った仕事を紹介してくれる。

二重の意味で、ランクがアテにならないこともあるので、

アイさんの目利きを頼りに、仕事の注や依頼をする人が居る。

「いえ。今日はアトラスからの「招集」の方ですね」

「あぁ。貴方達も呼ばれてたのね」

「っと言うことは、他にも？」

「そうね。私も詳しくは、分からないのだけど、

聞いた話だと「過去最大の依頼」が來たらしいは」

「はっは！それは、楽しみだな！！」

カイトは、アイさんの話を聞いて、俄然やる気を出したようだ。

まぁ、俺も傭兵の端くれだ……。燃えない訳ではないがな！

「そうだな。さっそく、依頼容を聞きに行くか。場所は何処ですか？」

「ちょっと待ってね。えぇっと………。7階の第1會議室ね」

「ありがとうございます」

「アイさん。ありがとう！今度お茶に、行きましょうね！！」

「ちゃんと帰って來たら、考えてあげるは」

「本當ですか！約束ですよ！！」

カイトのナンパに負けしたのか、

アイさんが、お茶のいをけるとは………。

「明日はミサイルの雨が降るな………」

「おい、アキト！どういう意味だ！！」

俺のつぶやきが聞こえたのか、

カイトが、突っかかって來た。

「何でもねーよ！ほら、行くぞ！！」

それを、軽くけ流しつつ第1會議室に向かう。

……………

…………

………

……

…

會議室に著くと、今回の収集で呼ばれたメンバーが待機していた。

「（それにしても………。

まさか、ランカー1位から5位までが、招集されてるとはな）」

部屋には、ランカー第1位の「アッシュ・ホード」を始め、

第4位の「アイリ・ルー」と、第5位の「ラック・ノルド」が居た。

因みに、第2位は俺で、

第3位がカイトだったりする。

改めて、メンバーを見た俺は、

この依頼が一筋縄で行かない事を直した。

俺達も近くのイスに座ってます事數分………。

アトラスの代表である「レイズ・ハント」が部屋にってきた。

「今回の招集に答えてくれて、心より謝する！」

まぁ「招集」に関しては、強制だから居て當たり前なのだが………。

「それより、依頼の概要を教えろ！」

アッシュが、そう言うと周りの皆もそれに便乗するように頷く。

「分かった！では今より、依頼を説明する！！」

中央のモニターに、今回の作戦概要が表示される。

「今回の依頼主は「イエソド」。

概要は、「新兵のパーツ」を「目標地點」まで「輸送」することだ！

その際、戦闘になった場合「敵は全て排除」するものとする！！」

イエソド？聞いたことないぞ？？

「アッシュ、知ってるか？」

この中で1番アッシュが、々な國家の依頼をこなしてるので

今回の依頼主のことも何か知ってると思い聞いてみたのだが………。

「いや、俺も聞いたことないな」

アッシュが知らないとなると、いよいよ胡散臭いな………。

「今回の報酬は、どうなんですか？」

アイリは、謎の依頼主の事は棚上げして、

功後の報酬を話題にしてきた。

彼の前向きな格は、俺も見習わないと、と常々思ってる。

「仕事の功報酬についてだが………。

先方は功の暁には、

1人に付き「1000G（1G＝1萬円）」の支払いを約束してくれている！

しかも、戦闘が起こった際の修理費・弾薬費も依頼主が持ってくれるそうだ！！」

「「「！？」」」

レイズが、提示した功報酬の金額に全員が戸いを見せる。

それもそのはずで、通常の功報酬は、

10Gから良くて50G程………。

今回の用に、招集（指名）が掛かった場合の

報酬でも、良くて100Gになるかどうかだ。

勿論、掛かった費用は、全て自分持ちだ。

だけど、今回はその制約がない………。

つまり、どんだけ弾を使ってもタダになる………。

こんなに、うまい仕事は一生に一度あるかどうかだ。

だからこそ………。

「「仕事容」に対して「報酬」がでか過ぎるな………」

そう………。

ただ荷を所定のポイントまで護衛するだけで、

この功報酬は、割に合わない………。

「みんなの疑問は、最もだ！

運搬・護衛の依頼はアトラスでも難易度は低い部類だ！！

だが！それがどうした！！

我々は傭兵だ！！仮に罠だったとしても、

それ事「砕」すれば良いだけ……だろ？」

確かに………。

報酬の大きさに揺してしまったが、

依頼先で何が起こるか分からないのは、

今に始まった事じゃなかったな………。

容を偽る依頼主のおかげで、

死にかけたこともあったしな………。

「今回は、人數だが部隊だ！

よって、リーダーをアッシュ。

サブは、アキトがやれ！！

以上！ブリーフィングを終了する！！

これより1時間後に、目標地點に送る！

各自、準備を済ませ次第、第3輸送ポートに集合せよ！！」

「「「了解！！」」」

準備の為に、次々と部屋を出るメンバー達。

「俺達も急ぐぞ！アキト！！」

「おう」

準備の為、カイトと一緒に整備ドックに向かう。

初めて小説っぽいを執筆させていただいております。

々と手さぐりでやらせて頂いておりますので

至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。