「アキト！後は頼んだぞ！！」

チャージのタイミングを完全に把握していたのか、

唐突にアッシュが俺に向かって、聲をかけてきた。

「アッシュ？」

「そして化け！！これが俺達の本気だ！！！」

次の瞬間、アッシュが裝備している『強化外骨格』の

ジェネレーターを暴走させる。

次の瞬間、行き場を失った膨大なエネルギーは、

奴を巻き込んだ大発へと転じた。

「アァァァァァッシュュュュュ！！！」

アッシュが、送った二度目の『合図』の瞬間、

俺はブースターを點火。

一瞬で最大加速へ突した俺は

奴に向かって猛スピードで突撃を開始する。

數歩地面を踏みしめた頃には、右腕に裝備している

「パイルバンカー」を起。

殘り數mに達した瞬間、大きく跳躍しつつ

右腕が背中に隠れるくらい、上を逸らす。

何度も繰り返し使っているうちに、

培ったパイルバンカーが最も威力を発揮する最適な間合い。

それを今………。

目の前の奴に向かって、発する。

撃鉄が薬莢を叩き、炸薬火薬に點火。

音速を超えるスピードで、繰り出される全長1ｍ直徑30cmの

鋼鉄の杭が奴の部裝甲にヒットする。

が………。

「（なに！？）」

本來なら、縦者もろとも裝甲を貫通するはずの

鋼鉄の杭は、奴の裝甲を數センチ凹ましただけで

貫通に至らなかった………。

「（マジかよ！）」

まさか、貫通しないとは思わなかったが

いくら『固い』といっても、対ライフルの10倍の威力だ！

衝撃だけで、けないだろ！！

貫通しなくても、裝甲にはダメージがってるんだ………。

だったら………。

「（貫通するまで、ぶち込んでやる！！）」

一瞬揺するものの、再度パイルバンカーの裝填準備にる為

右腕を引こうとした瞬間………。

奴に腕を摑まれると同時に肘から先を切り飛ばされた。

「………え？」

一………。何………が………？

右腕を切り飛ばされたのもそうだが、

一瞬でき出した奴への対応が遅れる。

その隙を奴が見逃すはずもなく

俺の腕を切り飛ばした左腕で

そのまま強烈な裏拳を貰う。

「っぐ！」

そこからは一方的だった………。

真橫に吹き飛ばされたと同時

地面に叩き付けられたと思ったら

次には強烈に蹴り上げられ、上を無理やり起こされる。

「（ヤバイ………。この……ま……ま…じゃ……）」

このままじゃ、ただ嬲り殺されるだけと分かっているが、

ダメージが大きすぎて、既に指一本真面にかすこともできない………。

首を摑まれた狀態で、最後に見たものは

奴が俺のに向けて、パイルバンカーを発している所だった。

すさまじい衝撃がを駆け抜けたと時には

からあらゆる力が抜けて行く覚に襲われた。

初めて小説っぽいを執筆させていただいております。

々と手さぐりでやらせて頂いておりますので

至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。