《最果ての世界で見る景》EPISODE 1 - 13
流れる………。
急速に低下する溫………。
俺の腹には、直徑30cmもある一本の鉄杭………。
目の前には、綺麗な漆黒の『強化外骨格』………。
「ガッフ……!はぁ…、はぁ………」
パイルバンカーの杭を強引に抜かれ、
背中から地面に投げ捨てられる………。
「(………クソ。俺もここまでか………。
ごめんな………。
ヒスイ、ルナ…………。兄ちゃん………。
もう………。帰れそうに………ないや………)」
混濁する意識の中、
思い出すのは二人の弟妹………。
いやだ……。
まだ死にたくない………。
「(まだ………。あい……つ……ら……と………
暮ら……し……たい………ん……だ………)」
もう、葉う事のない………。
何時までも続くと思っていた、日常に想う………。
今まさに、俺に止めを刺そうと
奴が手に持っている、ブレードを頭上高く掲げた瞬間………。
突然奴のブレードが発。
折れた刀が足元に突き刺さった。
誰かが狙撃をしたようだが
一番驚いたのは、俺達が散々攻撃しても
たいしたダメージもらなかったのに
たったの一撃で奴のブレードが破壊された事だった。
直後、奴が飛び退いたと思ったら
數瞬前まで奴が居た場所に、
今度は『謎の赤い機』が飛び込んできた。
見たじ、大きさは俺の機と同じ3m程だが
奴同様洗禮されたフォルムをしている。
この『謎の赤い機』も俺達が普段使用している
『強化外骨格』より圧倒的にが違うのが直で分かった。
一番目を引いたのは、奴のブレードを破壊したと思われる
の丈を超える砲を持つライフルだ。
奴の裝備を破壊したことから
見かけ倒しと言う事は考えられない。
恐らくだがアレを俺が使ったら
一発で機が壊れるだろうな。
そんなを軽々と持って攻撃してるのが何よりの証拠だな。
初めて小説っぽいを執筆させていただいております。
々と手さぐりでやらせて頂いておりますので
至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。
【書籍化】隻眼・隻腕・隻腳の魔術師~森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神と呼ばれていた。僕はただ魔術の探求をしたいだけなのに~
---------- 書籍化決定!第1巻【10月8日(土)】発売! TOブックス公式HP他にて予約受付中です。 詳しくは作者マイページから『活動報告』をご確認下さい。 ---------- 【あらすじ】 剣術や弓術が重要視されるシルベ村に住む主人公エインズは、ただ一人魔法の可能性に心を惹かれていた。しかしシルベ村には魔法に関する豊富な知識や文化がなく、「こんな魔法があったらいいのに」と想像する毎日だった。 そんな中、シルベ村を襲撃される。その時に初めて見た敵の『魔法』は、自らの上に崩れ落ちる瓦礫の中でエインズを魅了し、心を奪った。焼野原にされたシルベ村から、隣のタス村の住民にただ一人の生き殘りとして救い出された。瓦礫から引き上げられたエインズは右腕に左腳を失い、加えて右目も失明してしまっていた。しかし身體欠陥を持ったエインズの興味関心は魔法だけだった。 タス村で2年過ごした時、村である事件が起き魔獣が跋扈する森に入ることとなった。そんな森の中でエインズの知らない魔術的要素を多く含んだ小屋を見つける。事件を無事解決し、小屋で魔術の探求を初めて2000年。魔術の探求に行き詰まり、外の世界に觸れるため森を出ると、魔神として崇められる存在になっていた。そんなことに気づかずエインズは自分の好きなままに外の世界で魔術の探求に勤しむのであった。 2021.12.22現在 月間総合ランキング2位 2021.12.24現在 月間総合ランキング1位
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