《最果ての世界で見る景EPISODE 2 - 12

「まぁ、無いとは思うが侵者に『敗北する』か

『防衛ポイント』を抜かれてみろ………。

どうなるか、分かるよな??」

オゥ………。

死んでも、負けられない

戦いがここにあったぜ………。

「アキト!ボチボチ行くで!!」

「あぁ。分かった」

エミリーと話していて、全然気が付かなかったが

何時の間にか朱音が、地下へ行く為のエレベーターを準備してくれていた。

俺が乗り込むのを確認した朱音がパネルを作して

エレベーターは、地下倉庫に向けてき出した。

あのままエミリーの奴と話していたら

際限なく悪態をつかれていた可能が高いので

呼び出してくれた朱音には謝だな。

謝と言えば、『あの時』

俺を助けてくれたのも朱音なんだよな………。

折角二人っきりになった事だし

この機會に、ちゃんとお禮を言っとくかな。

し………。いや、大分恥ずかしいが………。

「なぁ、朱音?」

「ん?どないしたんや??」

「今更でなんだが、『あの時』は助けてくれて、ありがとうな」

「あぁ、その事か。別にかまわんよ」

茶化さるかと思ったが、以外と言っては何だが

すんなりと俺の謝をけてくれた。

「ん?何や??素直なウチは以外やったか?」

顔に出ていたのか、し可笑しそうにクスクス笑いながら

朱音がそんなことを言ってきた。

「正直、茶化されるかな~とは思っていた」

「まぁ、エミリーと居ったら。茶化してたかもな」

その景を想像して、しげんなりする俺を

気遣ってか、當時の事をしだけ朱音が教えてくれた。

「あの時、ウチがあそこに居ったのは、

『とある報』の可否を確かめる為で、

アキトを助けたのは、完全に偶然やな。

それに、ヤヨイも言っとたけど

昔程じゃないにしても、『アンドロイド化』した奴が

無事に目を覚ますのは、まだまだ確立としては低いからな………。

そういう意味では、ちゃんと目を覚ましてくれて良かったは」

朱音の話を聞いて、俺は自分がどれだけ

幸運に恵まれているのかを痛した。

「本當に、ありがとうな」

「はは。本當に律儀な奴やな」

あまりしつこく言っても駄目だが

それでも、今心の底から出る言葉は謝の言葉だけだ。

朱音もその事を分かってくれたのか

照れつつも、ちゃんとけ取ってくれる。

お互い、照れくさくなったのか

微妙に気まずい雰囲気になってきたので

空気をれ替える意味も込めて

先程の朱音との會話で気になった事を

聞いてみることにした。

「なぁ、さっき言っていた『とある報』って何なんだ?」

「ん~?何や??気になるんか??」

「まぁ………。それは………」

それとなく聞いてみたのつもりだったが、

朱音の纏う、空気が変わったような気がした。

それは、朱音もじたのか

ひとつ咳払いをした後、

人差し指を立てて、頬にあてがい

シナを作りながら、ウインクをすると………。

「その質問に答えるには、まだウチへの『好度』が足りんな」

と、茶化すように言ってきた。

その仕草に面食らったものの

折角朱音が作ってくれた場の空気だ。

それに便乗するために俺もあえて

「何処の世界の話だよ」と、話に乗ることにした。

「まぁ、今はエミリーからの「宿題」をがんばりや」

「あぁ、そうだな」

そして、朱音との會話が終わると同時、

丁度良いタイミングで、エレベーターは目的地に到著した。

『この話』は、一旦ここで終わらせる。

それに、朱音への『好度』が足りないなら

これから上げて行けば、良いだけだ。

その為にもまずは………。

目の前の『ミッション』を完遂させるだけだ。

初めて小説っぽいを執筆させていただいております。

々と手さぐりでやらせて頂いておりますので

至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。

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