目の前の『ミッション』を完遂させるだけだ。

朱音の後に続き、エレベーターから出た俺が見たは

壁一面にそって、配置された『強化外骨格』だった。

種類も々で、一般的な『2腳タイプ』から

先程専攻して出撃した『4腳タイプ』もあった。

他にも、戦車に使われているような『キャタピラタイプ』や

水上戦を想定してるのか『フロートタイプ』と呼ばれる

一定の高さに浮いていられる仕様のものまであった。

「アキト！こっちやぞ！！」

どうやら珍しさに、辺りを見渡していたみたいで、

気が付けば、朱音が先行していた。

「悪い。悪い」

謝りつつ、小走りで朱音の元に急ぐと

あの時は、おぼろげにしか見る事の出來なかった

『赤い機』が鎮座していた。

「よく見たら、『赤は赤』でも『真紅』なんだな」

ある意味では、この機も俺の命の恩人なんだよな。

機にれながら、あの時助けてくれた事を

気持ちの中だけで、謝する。

「良い機やろ？名前は『不知火』やで」

「『不知火』か。良い名前だな」

「せやろ？ウチ共々、よろしくな」

「あぁ。こちらこそよろしく。それで、肝心の俺の『相棒』は？」

辺りを見回しても、量産されたがあるばかりで

それらしいは見當たらない。

いや、正確には朱音の不知火の橫にも

強化外骨格がるスペースがあるのだが

今はゲートが閉じられていて中を確認できないのだ。

「そぅ、慌てんなって。こいつが、

アキトの新しい機………。『八汰烏』や！」

「こいつは、凄いな………」

ゲート橫にある開閉裝置を押しながら、

朱音が披してくれた機を見て

思わずため息が出る。

屈んでるので、正確には分からないが

全長は約3ｍ位で、従來型と同じ『2腳タイプ』と

面白みがないように思えるが

朱音の『不知火』と比べても引けをとらな位い

流麗なフォルムをした『漆黒』の機がそこにあった。

「取り敢えず、『搭乗者登録』もしたいから

早速、乗ってみてくれ」

「あぁ。分かった」

朱音に言われて、部裝甲を開閉して

早速中に乗り込んでみた瞬間

何とも言えない、違和が俺を襲う。

「どうかしたんか？」

「いや………。始めて、見る機のはずなんだけど。

何でか、漠然とだけど縦方法が分かるんだよ」

朱音に違和の容を話した所

衝撃の事実を教えてくれた。

「あぁ………。多分やけど、アキトがまだ寢てる時に

エミリーが調整とか言って、睡眠學習という名の

強制インストールを々やらかし取ったから

その時の名殘やと思うで？」

「あの野郎………」

人のに何をしてくれてんだよ！

まぁ、新型は嬉しいけど、裏を返すと『プロトタイプ』というか、

ある意味では、『実験機』みたいなものだからな。

機能が分からないまま、実踐をやらないだけマシと思うか。

気分を切り替えて、

早速『搭乗者登録』を開始する。

『搭乗者を確認、照合を開始します』

システムを起すると、早速網スキャンを開始。

『照合完了………。搭乗者『アキト・ハーヴェル』。

『ダアト専屬ゲートキーパー』所屬………。

機名『八汰烏』に登録を開始しますか？』

初めて小説っぽいを執筆させていただいております。

々と手さぐりでやらせて頂いておりますので

至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。