《最果ての世界で見る景EPISODE 2 - 17

連中が侵するまで、もう暫く時間が掛りそうだ。

「(その前に、外骨格との同期を進めるか)」

善は急げと思ってた矢先、エミリーから通信がった。

【「おう。アキト!ちゃんと、目的地に著いたか?」】

「イチイチ聞かなくても、モニタリングしてるんだから分かるだろうが?」

【「ッチ!ノリの悪い野郎だな」】

えぇ………。

何で、俺は戦闘の前に悪態をつかれてるんだ?

【「取り敢えず、その部屋で直ぐに用意出來る

のリストを送ったから、必要なものがあったら教えろ」】

そう言うと同時、前面にあるモニターに

のリストが表示された。

「おぉ。これは、凄いな」

表示された武の一覧に目を通し

種類の多彩さに驚いたものの

今回は、1つ試したいことがあった。

「エミリー。折角なんだが、

今回は外骨格に標準搭載されている

『初期裝備』だけでやらしてくれ」

【「オイ、アキト?遊びじゃねーんだぞ??

そこんとこ、分かってるのか?」】

エミリーの言う事は、最もだ。

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朱音がバックアップをしてくれると言っても

連中が抜けれないとは限らない。

萬が一、朱音が『撃破』もしくは、

『突破』された場合、ここの施設は破棄される。

その際の損失は、今の時代では致命的とも言えるだろう。

「あぁ。リスクは、重々承知だ」

【「じゃ、何で初期裝備でやらせろ何て言ったんだ?」】

「この機會に、機能を試してみたいんだよ。

まさかとは思うが、『レジスタンス』なんかにやられるような

ちゃちなを作ったとは言わないよな??」

【「面白い事を言うな!俺様が作った最高傑作が

レジスタンス如きに後れを取るとでも思ってるのか?

そこまで言うなら、その機『八汰烏』の能をとくと思いしれ!!」】

敢えて、挑発するように発言してみると

俺の意図を組んでか、エミリーの奴が激を飛ばしてくる。

「じゃ、早速試させてもらうぜ!!

八汰烏!「同調」開始!!」

【了解。搭乗者『アキト・ハーヴェル』との同調を開始します】

宣言と同時に、シートから出てきた

數本のケーブルが俺の脊髄部分にある

コネクターに次々と接続されていく。

【『アキト・ハーヴェル』との同調を完了。

神経接続率80%で安定を確認。

パイロットの安全確保の為、痛覚神経を50%遮斷】

先程までも思い通りに、機縦が出來ていたと

思っていたのだが、これは想像以上だ………。

『八汰烏』が、元々自分のの様にじる程の一がある。

【続いて、ジェネレーター稼働開始。

エネルギー供給率を50%で固定。

システム………。戦闘モードで起します】

との同調は完了した。

次は戦闘に準備に取り掛かる為、

現在使用可能な裝備の選択リストを表示する。

「標準裝備は『ハンドガン2丁』、『電子ナイフが1本』

それと………。『電子リフレクター』?」

銃とナイフは分かるが、『電子リフレクター』って何だ?

いや………。正確には、これもエミリーの奴のおかげ?で

理屈は分かるんだが、実を見た事が無いので、

どんな効果があるのかが分からない。

名前から察するに、シールドか何かだろうか??

取り敢えず、起してみるか。

電子リフレクター起!」

【了解。『電子リフレクター』を起します】

「ん?何か変わったのか??」

正面から見て、左側に設置されている

サブモニターを確認した所、

の周囲に『』のような

表示されているのだが

いまいち、分からんな………。

まぁ、この後本格的な戦闘が

始まれば嫌でも分かるだろう。

「取り敢えず、今は『ハンドガン』を裝備するか」

気を取り直して、リストにあった

ハンドガン『HG-10:フェンリル』を選択。

腳部の収納ホルダーが開き

そこから銃を取り出し裝備してみたのだが………。

「見た目は、『デザートイーグル』っぽいけど………。でかくね??」

項目には『100口徑』・『裝弾數10+1』

オートマチックマグナムと書いてるが

ハンドガンにしては、全的に厚が凄い。

エミリーが設計したなら絶対普通の銃じゃないな………。

大まかにこちらの準備が整うと同時

今まで空気を読んでいたのか、

それとも、ドア先輩が頑張った結果なのか、

遂に連中が、隔壁の切斷を終えポイントC-3にってきた。

初めて小説っぽいを執筆させていただいております。

々と手さぐりでやらせて頂いておりますので

至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。

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