《最果ての世界で見る景》EPISODE 3 - 3
こうして俺は、朱音の案の元
ダアトの施設散策に繰り出して行く。
「ダアトは、地下數百メートルに作られた國家で、
大きく分けて、『12のエリア』で構されてるんや。
各階層では、ありとあらゆる
『実験』や『研究』が、行われてる訳や」
「ん?MAP上には、地上にも何か
あるみたいなんだが、あれは違うのか??」
「あぁ。それは、『表向き』は破棄された市街地やな。
ここから、地上に出て行く為のメインゲートがあるねんけど
それを『隠匿』・『防衛』する為のや」
「なるほど」
「この前、使った資源採掘ポイントに
向かうような通路もあるねんけど
そこから、ダアトの中央に向かうには、
どれも地下にある格納庫を通らんとあかんから
ほぼ、侵は無理やな」
道すがら、大まかに説明をけてみたが
想像以上の規模だな。
「取り敢えず、上から順番に説明していくな」
朱音と一緒に、エレベーターに乗り込むと
一番の上のエリア1を目指す。
目的地に到著すると、
再び俺は朱音の先導の元、移を開始する。
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「まず、ざっくり説明するねんけど
ダアトには、幾つかのエリアがあって、それが縦に並んでるねん。
行き來するには、中央にあるメインシャフトを通るしかないけど、
有事の際は、ウチらしか通れん通路もあるから覚えといた方が良いで」
朱音の説明を聞きつつ、MAPで構造を確認してみると、
一つ一つの階層は、円盤のような形になっていて
それが、下に行くにつれて、
徐々に小さくなっていってるじだな。
各階層を行き來するのは、説明にもあったように
中央にあるメインシャフトだけだが、
所々に非常用通路のようなものが、
表示されていた。
恐らく、これが朱音の言ってる
通路の事なんだろうが數が多いな………。
「わっかた。一様、努力はしてみる」
「まぁ。オイオイ、がんばりや」
俺の発言が面白かったのか、
クスクス笑うと話の続きに戻った。
「ここ、エリア1から3までやねんけど、
主な役割は、地上からの『資搬』と、
『侵者』を防止する為に
軍事関係が集まるエリアになってるな」
言われて辺りを見渡してみると、
簡易型の外骨格を裝備した奴が、
2人1組でチームを組んで、
施設を巡回しているのを見かけた。
他にも各種センサーやセキュリティーで
監視制は萬全のようだ。
「これで、一通りここのエリアの紹介は、
終わったから次に移しようか」
「了解だ」
再び、エレベーターホールに戻ってきた俺達は、
次の階層に移する為、エレベーターへと乗り込む。
「さて、次なんやけど………。
エリア4から5は、さっきまで居った『開放區』で
主に『プライベートルーム』や『レクリエーションルーム』が、
あるだけやからスルーで良いかな?」
「そうだな~。そこは、また暇な時にでも
見て回るから次の所をお願いできるか?」
「そうなると、エリア6から7はダアトの中樞區畫で、
主に『セキュリティールーム』や
『會議室』があるだけやしな………」
その後も、朱音の案で
ダアトの各階層の施設紹介は続いた。
エリア8が元『ティファレト』の人達の研究エリアとなっており、
主にキーパーズ用の『パーツ』等を開発していた。
朱音が言うには、
『ウチらのが壊れても、すぐ修理できるのは、
ここの人達のおかげや』との事だった。
エリア9が元『ケテル』の人達の研究エリアとなっており、
主にキーパーズ用の『生部品』等を開発をしていた。
生部品の事を聞いてみると、
俺達の骨格を覆う『スキン』に使用されている
『生きた人工皮』が、まさにそれだった。
他にも、アラクネ等の無人機を運用する為の
『AI』の『研究』・『開発』も擔っているらしい。
エリア10が元『マルクト』の人達の研究エリアで
主に『外骨格』や外骨格専用の『兵』の
『開発』や『設計』もマルクトの人達が行っている。
殘りは既に見ていた所で、
最初に俺が目を覚ましたメンテナンスルーム等が
あった區畫が、実はエリア11だったらしく。
その次に無人機や外骨格が収められていた
格納庫が、エリア12になるらしい。
「取り敢えず、ざっくりとやけど
ダアトの案は、こんなもんで良かったか?」
「あぁ。正直、大分助かったぜ………」
大まかではあるが、
朱音のおかげで構造しか把握していなかった
ダアトの全容をある程度、知る事が出來た。
ここまで、案をしてくれた朱音には
謝してもしきれないな。
こうして俺のダアト散策は、一先ず終了することにした。
初めて小説っぽいを執筆させていただいております。
々と手さぐりでやらせて頂いておりますので
至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。
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