《最果ての世界で見る景EPISODE 3 - 14

朱音と拳を合わせると、

出撃準備の為、俺も會議室を出て行く。

八汰烏に乗り込み機との同期が完了すると、

係員の人の案で、走路に向かう。

「ここで止まってください!準備にります!!」

「了解です」

指定のポイントで待っていると、

大型のブースーターの設置作業が始まった。

恐らくこれが、ジャックさんが言っていた

『A・O・B』なんだろうが、思っていた以上にでかいな………。

全長が八汰烏の3倍はありそうな、ブースターに

心驚きつつも、問題なく設置作業は終了する。

「八汰烏と『A・O・B』のシステムの同期を開始」

各油圧計チェック………。問題なし。

ノズル開閉チェック………。問題なし。

バーナーチェック………。問題なし。

各パーツ、切り離しシステム………。問題なし。

システム、オールグリーン。

新兵裝だったので、上手く同期できるか

心配だったがモニターに映し出される

ステータスを見てる限りでは大丈夫そうだな。

【アキトさん聞こえますか?】

「ジャックさん?どうかしましたか??」

問題なく『A・O・B』と、同期出來た事に

をなでおろしていたら、

今度はジャックさんからの通信がる。

【武の件なんですか、

弾の種類は『鋼鉄貫通弾』で大丈夫ですか?】

鋼鉄貫通弾………。

厚さ數十cmの鉄板でも

貫通する事の出來る特殊弾頭なんだが

弾自がやたらと重たいせいで、

大量に持ち運ぶのが困難な弾だったのだが………。

「(今の俺には関係ない………。かな?)」

生前では『外骨格』を使っていても、

大量に持ち運んだ場合、

能が一気に落ち込んでいたので

ここぞという時の切り札代わりにしていたが、

今のでは、正直関係がない………。

敵の『數』も『裝備』も分からない現狀では

何よりもありがたい武だ。

「はい!それでお願いします!!」

【了解しました。

アサルトライフルは『ARK-150』を二丁。

予備弾倉は6本用意しますね】

そういうと、ジャックさんとの通信が終了する。

暫くすると、別の係員の人が

2丁のアサルトライフルと予備弾倉を

持って來て、俺に手渡してくる。

最初に予備弾倉をけ取ると

次々と八汰烏のスットクホルダーに収納していく。

収納作業が終わると、

今度はアサルトライフルをけ取り

八汰烏のシステムと同期させる。

『セミオート』・『フルオート』切り替え………。問題なし。

スコープ倍率調整………。問題なし。

ARK-150の登録作業を終了します。

「よし。特に問題は無いな」

の同期も問題なく終了。

気が付けば、俺の前に

2機のドローンが配備されていた。

俺の速度に合わせる為に

今はロケットブースターの

取り付け作業をしているみたいだ。

それが終われば、いよいよ出撃だな。

ここから暫くですが

アキト視點と朱音視點に分けて話を

進めていきたいと考えています。

本當は互に書きたいのですが、

如何せん不用なもので、

それをやると恐らく意味が

分からなくなりそうなので

いっその事、一気に進めては

また別視點で~みたいなじで

やらせていただこうと思います。

読んで頂いてる方には、

ご不備をお掛けしますが

ご了承いただけましたら幸いでございます。

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