《凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ〜TIPS€ 俺だけダンジョン攻略のヒントが聞こえるのに難易度がハードモード過ぎる件について〜【書籍化決定 2023年】》150話 大いなる罪よ、神を嗤え
ああ、が痛い。
ガス男のびに呼応する影の集団たち、夕焼けに照らされてその場に立つ彼らを見ているとが締め付けられた。
「何を泣きそうな顔をしているんだ、味山只人。……誇ってくれ、我々にはそれだけが必要だ」
「……ああ、わかったよ、ガス男」
影達が、次々と前へ。凡人探索者達よ、前へ。
人間2人分ほどの長さの大太刀を擔いだ影が、味山を見下ろし、親指を立てた。
何故か逆さまで座禪を組んでいる影が、味山に向かって頭を下げた。
「おう」
何故か、そんな返事が生まれた。
『ありえ、ない。なにこれ、知らない、私、知らない…….』
「そうだろうとも、52番目の星。我々は待っていたからね。存在を隠し、何人も何人も見捨てて、無限に近い悲劇をけれ、この時を待っていた。君が、君たちがいつか、凡人探索者に恐怖する時を」
ガス男が指を鳴らす。
ゆっくりと影達が、味山只人を囲むようにき始める。それぞれの武裝、それぞれの力、それは彼らが歩んだ彼らだけの人生の報酬。
『恐怖、恐怖といったの? この、私が?』
「そう、君は恐れた。凡人探索者を、味山只人の力を恐れた。だから、短絡的に味山只人に必ず勝てる形、"神"を選んだ。數多の52番目の星の集合である君たちならばもっと他の存在にもなれただろう、だが、君は神を選んだ、いいや、選ばざるを得なかった」
「いや、本當に心は焦っていたよ。君がもし己の在り方を"星"や"英雄"として選んでいたら下準備が全て無駄になる所だった。味山只人の前進がよほど怖かったのだろう。アレタ・アシュフィールドに刻まれた凡人探索者への恐怖はそのまま、君にも影響していたというわけだ」
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『お前、お前は、なんだ……? しらない、知らない、知らない』
「クソが」
ガス男が、力強く答えた。
『は?』
「クソが、ぶっ殺す、今度こそ、次こそ、借りは返す、死なない、死んでも殺す、なんで俺が、2度目があれば。數多のび、數多の敗北、數多の逆襲の誓い、私はその全て、我々はその全てだ」
それは繰り返された誓いの言葉。不思議と、味山只人がよく使う言葉でもある。
「必ず全てにケリをつける。借りは必ず返す。その誓い、その斷末魔こそが我々。君とよく似た存在だよ、繰り返された敗北が積み重なり偶々、形を得た亡霊だ。君と同じ、敗北者さ」
『あ、あああ…… やめろ、やめて、何、これ…… あああ』
白いの巨人、52番目の星がたじろぎ始める。
「もういいだろう。もう終わりにしよう。敗北した者は今を生きるものに執著するべきではない。始めたものは終わらせなければならない、なあ、そうだろう」
『認めない、……みとめない、いやだ、嫌だ、嫌だ、私だけが救われない、わたしだけが置いていかれる、嫌だ嫌だ、ほかのやつもそうなるべきなんだ、私達は勝てないんだ』
ぶつぶつと荘厳に響く言葉、しかし、ガス男は相手はしない。
「それを決めるのは決して君達ではないよ、52番目の星」
『………………………うるさい』
の巨人が呆けた聲で一言。
予告もなく、作もなく、頭上の星から一筋のが放たれた。
それは鞭であり、矢でもある。
おそらく必殺の一撃、それが味山とガス男へと向けられてーー
「その凡人は求めた」
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ガス男がつぶやく。
同時に、影の軍団から1人の人影が飛び出した。
の丈の2倍はある大太刀を構えた人影、振りかぶった剣閃がの矢を弾き飛ばす。
雑で、洗練とは程遠い、しかし、味山は思う。こいつがこの大太刀を扱えるようになるまでどんな時間と、どんなと汗を必要にしたのだろうか、と。
「鬼の末、の蕓に魅られた凡人は淺ましくも、そして卑しくも同じ道を選んだ。例えそののしさに魅了され、剣閃のを追い求めようとも屆かぬことを知っていながら。その男の最期は、鬼の雷切によりもたらされた。名をば、"山原先人"」
TIPS€ 山原先人 "墓石の影"
剣士ビルド 保有技能 大太刀取り扱い+4
貴崎凜の才に魅られた凡人探索者。貴崎凜に勝る為、の丈よりも遙か巨大な大太刀に可能を見出した。
その才に焦がれ、完した自我を失った凡人は最期、焦がれ、憧れたの蕓の前に散った。
いまわの際、その目に映った鬼の顔、何故それが泣いているのか結局最期まで凡人は理解することが出來なかった。
「……お前、あの、墓石の……」
"山原先人の墓" 今の今まで忘れていた夢の景が、鮮明に。
き、ん。
影が大太刀を頭上に掲げて、鞘に戻す。
鬼に立ち向かう為、鬼に勝るために磨いたその技、無限とも言える長い墓石の中で練達されたそれは、の矢すらも撃ち落とすほどに。
影が、味山只人へ振り向く。
言葉はない、顔も見えない。黒いもや、しかし口元がいた。
貴崎 凜、ありがとうーー
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確かにそう伝わった。
「アレフチーム、ソフィ・M・クラーク史。いいかな、我々も君たちの作戦に參加させてもらっても。ああ、オペレーション・スターデストロイヤー。とてもいい名前じゃあないかい」
ガス男が、ソフィに話しかける。久しい友人にゆっくりと語りかける、そんな言葉遣い。
「………キミは、いいや、キミ達は…… アジヤマの味方なのかい?」
ソフィがガス男を、そして影達を見回して問いかけた。
「ああ、そして、……そしてキミの友人だった者も多い」
「……ワタシは何が起きてるかはっきりと分からない。だが、だが、何故……だろうね」
ソフィの顔がクシャクシャに歪み始める。紅い目から、もう紛れもなく大粒の涙が溢れて、溢れて、落ちる。
「何故、キミ達を見てると、こんなにも辛いんだろう、こんなにも嬉(・)し(・)い(・)ん(・)だ(・)ろ(・)う(・)ね(・)…… ワタシはワタシが涙を流す理由が、理解できないよ……」
「…….ありがとう、ソフィ、それだけで、ああ、それだけで充分だとも。我々は間違っていなかった。誇り高きキミとまたこうして並び立てることを、嬉しく思う」
「キミは、いや、キミ達は……」
「敗北者さ、一度きり、たった一度の逆転の香りを嗅ぎつけ墓場から這い上がった亡霊さ。ああ、グレン、君までそこまで泣くことはないだろう?」
「な、なんなんすか、なんなんすか、アンタら…… なんで、俺、こんなに、泣いて…… なんで、アンタらから、タダのーー」
どばーっと、涙と鼻水を流しながらグレンがえづき続ける。
ガス男が、雰囲気をさらにらかく。
「……ああ、し、ほんのしだけだが、味山只人。君がし羨ましいよ。彼らを喪っていない君がね」
「……お前も、アレフチームだったのか」
「私だけじゃないさ、我々だよ。懐かしき景、懐かしき友人とまた話せて良かった。さて、リ(・)ー(・)ダ(・)ー(・)、我々も戦列に加わってもいいかな?」
「……ああ、もちろんだとも。キミ達の、アレフ……チームへの帰還を歓迎するよ」
ざわり。
影達が、震える。
武を鳴らすもの、腕を掲げるもの、ソフィやグレンに敬禮するもの。
言葉はなく、それでも通じる心があった。
『……認めない』
白いの巨人、上半だけのの姿、積み重ねた敗北と嫉妬の塊、"彼たち"はそれを許さない。
『そんな、そんな、都合のいい、お前達だけ!! 認めない! 認めない認めーー』
「図に乗るな」
ぴしゃりと言い放つガス男。數多の人間の聲、老若男問わずり混じった聲が言い放つ。
「お前が認めることなど、お前が決めることなど、お前が邪魔することなど、何一つない。いいか、よく聞け、敗北者たち。ここにはお前の思い通りなるものなど何一つない。神の如き力を手にれたとて、お前程度が思い通りに出來ることなどないのだ」
ガス男が指を指す。
影達も追従して、それぞれの武を、武裝を、その切先を空へ、"彼たち"に一斉に向けた。
「失せろ」
『あ、あああああああああああああ、あなた、あなたあなたあなたあなたが、なんで、私を私達を否定するの!? あなた達に否定されたら私は私は私私私私私私私私私はははは、私はあなた達のためにためにためにためにためにためにために』
狂ったように頭を振る巨人、ガス男はまっすぐそれを見上げ、腕を組み、一言。
「迷だ」
『あーー』
「さあ、幕引きだ。お前達の攻略法はもう、出來ている」
「ガス男……」
言いたいこと全て言ってくれたガス男に味山が問いかける、未だしかし、そのは地面に這いつくばるままだ。
「さあ、我らが最前、キミに返すべきものを返そう。鬼裂がいつか評した君だけの果を、墓石より君に屆けよう」
「……悪い、未だに立ち上がれねえ。けとれそうにねえんだけど」
「君に弱音は似合わない。我々に似合うのはの程知らずのハッタリと汚い笑顔だけだろう。け取れ、恐ろしき凡人探索者よ」
ガス男が、まだ這いつくばる味山に手を翳す。
暗い、暗い手のひらの中、もっと昏い何かが味山へと垂れた。
それは黒い、のようで、気のようで
「お、おい、汚くねえか? なんだ、これ? もっとなんかこう武とか、そういうカッコいいもんくれるんじゃねえの?」
「それも君には似合わないだろう。さあ、立ち上がれ。凡人のまま、世界を壊し、人類の軌跡を殺し盡くし、星から未來を奪い取った大罪人よ」
「え。なんて? 誰の前科の話?」
「その大いなる罪はついに、"神"すら裁くことが出來なかった」
「いや、だからーー」
ガス男に突っ込みをれた瞬間、
「お?」
すっく。
嫌な汗が引いた。と心が斷ち切れていたような覚が消えた。から重さと、まとわりついていた力が一気に消え去った。
「確かに、君から君へ」
TIPS€ 2週目特典 "回収技能"
バベルの大最下層到達"報酬" 【2週目】の特典により、【1週目】に獲得した技能をいくつか回収することが出來る。
TIPS€ 回収技能
"大いなる罪よ、神を嗤え"
先天的でなく後天的な実績により獲得した技能。
バベルの大を踏破した味山只人のみが完遂した人類史上最大最悪の大罪。
その報酬の力により、數多の英雄候補を鏖殺し、星の免疫機構、星の支配者を守るための防衛システムである人類軌跡でさえも1つを殘して全て殺し盡くした。
世界は凡人とその仲間達の前に敗れた。
人類はその數を殘り3割まで減らし、文明を失った。
しかし、ここまでの罪を重ねようと、人の作り出した罪を裁く存在、即ち"神"はついに顕れず、凡人の罪を裁くことなどなかった。
洪水も火も雷も、凡人を襲うことなく、救世主も神の子も現ることはなかった。
ついに凡人は証明した。
神はいない、もしくは死んでいた。
この技能を持つ"味山只人"は"凡人特"を保有したまま、"神"、"汝、只の人なりて"などの絶対優位権を無視することが出來る
「…………に覚えがございませんが」
「罪を犯した者は皆そう言うんだよ」
にべもないガス男の言葉、否定したいことは山盛りだが
「立てちゃってからに」
サクッと。味山が立ち上がる。
先程までの這いつくばっていたのが、馬鹿のようだ。
『…………うそ、なん、で? 座れ! 這いつくばれ! くな! 潰れろ! 不敬!! 汝、只の人ーー』
「……ギャハハ、ききませーん。無効でーす」
鼻くそほじりながら、大いなる罪が、神を嗤う。
白いの巨人が、またび出そうとしてーー
「おい、そろそろ五月蝿いぞ、オマエ」
銃聲、ではない。もっと大きな音が弾けて、がぱっと。
それはソフィの手に握られた散弾銃から放たれていた。
『あ、ぎ…… そ、ソフィ…… い、痛いわ…… あは、あははは、なるほど、今回のあなたはそれなのね』
「く、クラーク? あれ、イメチェンした?」
味山が目をる。
ソフィの姿が、変わっていた。
「せ、センセ、ま、また? 大丈夫なんすか?」
味山とグレンが間抜けな聲を上げる。
ソフィ・M・クラークがすごいことになっていた。
背中からが生えている、黃の、太のを濃くしたようなの、それがまるで昆蟲の羽のようにけた羽を形している。
片側だけ、片側に3枚連なるように生えている。
極めつけは、っかだ。頭の上にまんま、天使のっかみたいなが。
「勝機だよ、グレン。3本までのアンプル使用を許可する。味山が立ち上がった、味山が切り札を切った。今しかない」
「……グレン・ウォーカー、了解」
がり。
グレンが何かをベルトから取り出す。注? 試験管みたいなソレを思い切り口に放り込み噛み砕いた。
「グリゴリ・スペア、融解結合第二段階」
どろり。
グレンの目、口、鼻から一気に黒い泥が溢れ出す。死ぬのかなと眺めているとそれがどんどんグレンのを覆い、艶かしくく鎧のやうに中に広がっていく。
極め付きは、顔にお面、鳥のクチバシみたいはデザインのお面のやうに泥が張り付いていた。
「お前ら、マジか」
なんか羽が生えて天使のっかを備えた赤髪アルビノの、泥の化けに食われたか、乗っ取られたかのような丈夫。
ビジュアル的にはギリ、敵役だ。
「どうなん、そのデザイン」
ぼそり、味山が想をこぼした。
「「耳男が言うな」」
ぴしゃり、グレンとソフィが味山の方を見もせずにハもる。
「言われたな、味山只人」
「うるせーよ」
ポンとガス男が味山の肩に手を置いて、うんうんと頷いていた。こいつこんなにフランクだったっけ? フランクだったわ、キュウセンボウに焼き魚あげてたり、人の夢の中で燻製やらなんやら作る奴だったわ。
味山は、夢の中でのガス男の行を振り返り、納得した。
『なに。なんなの、あなたたち、なんなの!? ずるい!! ずるいずるいずるい!! 笑うな、わらうなわらうな!! 何、楽しそうにしてるの?! 何をふざけてるの!? アレタ・アシュフィールドは私達の中に取り込まれた! あなた達は喪ったのよ?! 何を、なんで?! ずるい、私の時は、私のときは』
悲鳴のような聲だ。
白いの巨人が長い髪を振りし、頭を押さえながらぶ。
「取り込まれた、ね。アジヤマ、キミのよく聞こえる耳は何を聞いた? ワタシの眼は、ああ、興味深いものを見せてくれたけどね」
「あ? 眼? お前何言ってんだよ」
ソフィの唐突な問いかけに眉をしかめていると。
TIPS€ アレタ・アシュフィールド救出ルート 開示
條件 "彼達" 高次元移行段階 "52番目の星" 真の破壊
「……おっと、えらくシンプルなのが來たな」
「ああ、どうやら共通の認識が持てたようだね。グレン、言わなくてもいいだろうが、アレを壊す。アレタを救うよ、我々で」
「センセが言って、タダがやるんなら俺がノーのわけねえでしょうが」
「では、我々も行こう。ああ、君たちとまたこうして試練に挑める日がくるとはね」
「よろしく、名前も知らぬ誰かさん。だが、きっと、ワタシを知っている誰かさん」
「なんだかなー、ほんと。わけわかんねーけど、アンタらが懐かしくて、そんでこうしてまた並べるのが嬉しくて仕方ねえっすよ。頭イカれたんかな」
アレフチームが揃う。
味山、ソフィ、グレンが並び、その周りを影達が囲む。
戦列に、ようやく全員が揃った。
眼前、上空
『消してやる…… 消してやる、消してやる消してやる終わらせてやる、私の時のように、私達の時のように絶と虛無と倦怠に沈めてやる、ずるいずるいずるいずるいずるいずるい、なんで、なんでえええ』
52番目の星(敗北者たち)
目標は決まった。
あとは終わらせるだけだ。
ソフィの羽が煌めく。それは"眼"に焼きついた"彼"の力の殘滓。
グレンのが蠢く。それは遙か彼方、異なる星系、未開の暗き空、星雲の彼方より舞いおちた墮とし仔、その抜け殻。
影達が、武裝を構える。彼らだけの探索の報酬、語の終わりまで彼らを支え続けた人生の結論。
「目標、52番目の星。さあ、星を墮としに行こうか」
ソフィがつぶやいた。
「オペレーション・スターデストロイヤー」
初めからそうだった。このためにアレフチームは進んだのだ。即ち、星を墮とし、アレタ・アシュフィールドを取り戻すために。
「アレフチーム、作戦開始」
ソフィが飛ぶ。片羽の翼で空をかける。
グレンが跳ぶ。化けのような跳躍力で空の神モドキに迫る。
そして、味山はーー
「……ガス男、俺、耳男もう使えないんだけど。考えたら耳男なしだと、ほら、俺、攻撃が、その…… 後悔以前に、ほら、空に浮いてるから、屆かない的な……」
「「「「「……………………………」」」」
影たちが、無言で味山只人を囲んで見つめていた。
なんだろう、なんか、何を言われてるのかはわからないけど、すごくお前らが言うなと言いたくなる。
「ああ、安心したまえ。"耳男"の泣きの一回はここではない。だが、君は忘れているんだ、君の中にたしかに殘る、もうひとつの恐ろしき力に」
「え、俺の中にそんな隠された力があんのか?! ま、まさか、ついに俺もなんか、アイツらみたいな割と真っ當なパワーが?! 覚醒イベントがあるのか?!」
し鼻息荒くした味山がガス男に詰め寄る。
ガス男の顔、表のない顔がしかし、それでも嗤ったような。
「うーん、まあ、うん。うん。真っ當かどうかは別として、あるとも。大敵に挑むに相応しい君の報酬が。世界にバレないように隠し続け、君も忘れている、あの夏の報酬がね」
ガス男の暗闇の顔、それに吸い込まれるやうな錯覚を覚えた。
なにか、なにか、とても良くないものを見ているような、よくないものを見てしまっているような。
セミの聲が、うるさく、五月蝿く。
「そう、"凡(・)人(・)ソ(・)ロ(・)探(・)索(・)者(・)が恐ろしき怪に立ち向かう為の道が、まだっているんだ」
ガス男が、嗤った。
世界の奧深く、ダンジョンよりも深いところで、また別の誰かも嗤った。
"耳"とは違って、小狡く、セコく、そして小賢しく恐ろしい化けがーー
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