《ほんじつのむだぶん》6月14日號 『獨りで憤り、獨りで解決する』

貴重なお時間を割いてまで、

このような無駄文に目を通してくださいまして、本當にありがとうございます。

本日はタイトルの通りに、

逸般人の勝手な想像からスタートし、勝手に憤り、

勝手に冷水をかぶって冷靜になって考えた後に、勝手に納得して、

勝手に解決したスチャラカ路線をお屆けしようと思います。

事の起こりはpixivでした。

『むだぶんじゃないようなモノ』を書きあげ、公開の手続きまで済ませ、

「月1のペースで1本じゃ、充分遅筆だよなぁ」と自らへ反省を促していた時の事、

左上に畫像アイコンにこんな言葉が書かれていました。

【ピクシブエッセイ】

一次創作・二次創作を含め、小説が圧倒的に多いイメージがあり、

エッセイをここで公開されている方は僅かだという認識がありました。

自ら手掛けた「むだぶん」ですが、

エッセイ風と自稱している以上、気にならないといえば噓になります。

どんな作品が紹介されているんだろうと、ワクワクしながらクリックしてみたのです。

そこから憤りがスタートします。

間を置かずに表示されたページにあったエッセイは、

】が主人公の作品が大半を占めていたのです。

確かに初めて読んだエッセイが、

俵 萬智さんの『サラダ記念日』だったのが思い出されます。

々気になったので、隨筆家・エッセイストを調べてみますと、

日本で有數のエッセイストの方々はで占められていたのです。

でエッセイストといえば、

村上春樹さん・糸井重里さん・リリー・フランキーさん

もうし掘り下げてみうらじゅんさんと並ぶ程度でした。

この世界は相変わらずの「男尊卑」の傾向が強いようですが、

これほど「尊男卑」が確立されている世界も珍しいものです。

どうして、でないといけないのか!

野郎がエッセイを書いても別に構わないじゃないか!

沸々と沸き上がってきた憤りが、沸點を迎えようとしていました。

ここで滝行で打たれる勢いの冷たい水が落ちてきました。

とある自らへの疑問と共に。

『中年のオッサンが書くモノの・・・何処に需要があるのだろう・・・』

それこそ、村上春樹さんや糸井重里さんのような、

圧倒的な文章力や、

一言で心を摑む魔法の言葉を持っている方が書かれる作品となると、

引く手數多になるのは自明の理であって、

何の特徴もなく學もなく、語彙力に乏しい単なる中年が綴った

がスッカスカのむだぶんが、畏れ多くもエッセイ集として出版されたと想定して、

誰がしがるでしょう?誰が喜ぶのでしょう?

結論を待つに、剎那も必要ありませんでした。

「そりゃそうだわ」と一言呟いて、熱は一気に冷め切ってしまいました。

この數分間思案した時間を返してほしいと思っても、時間は戻ってきません。

まぁ、煮詰まっていた「むだぶん」の話題が手にったので、

それで良しという事にしておこうと思います。

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