《ほんじつのむだぶん》7月11日號 『もうちょっと がんばってー』

貴重なお時間を割いてまで、

このような無駄文に目を通してくださいまして、本當にありがとうございます。

逸般人が好んで口にしようとしない『句(ダブー)』がいくつか存在します。

その中の1つに『頑張れ』という言葉があります。

気力に満ち溢れている方なら、この言葉は勵みになったり、

新たなモチベーションを得られる良い兆しになるのかもしれません。

ですがこの世界は、皆様々な形で頑張っているのです。

バリバリに仕事をして果を上げている方もいらっしゃる事でしょう。

心が弱って折れ、引きこもって、生活するだけで一杯という方もいらっしゃるでしょう。

前者の方に「頑張って」というのは何も咎められる事はありませんが、

後者の方に「頑張って」と聲をかける事は私にはできません。

後者の方がしでも元気になれるような言葉を、

我々は新たに開発しなければならない時代になったのかもしれません。

さて、序盤が重苦しい雰囲気から始まった「むだぶん」ですが、

ここから一気に軽くなるのでご安心ください。

(誰に向かって言ってるんだ・・・)

人にかけづらくなった言葉『頑張れ』ですが、

これがモノになれば話は大きく変わるわけです。

使い倒すという表現が當て嵌まるほど、モノを使い続けます。

些細な故障は目を瞑り、何らかの致命的な故障が現れない限り、

「見なかった事にしよう・・・」とスルーしてしまいがちです。

今日もタイトルの言葉を口にして親指を押し付けていました。

その相手とは『攜帯電話の晶畫面』です。

いくらスマートフォンの全盛期だと言っても、

逸般人が所持している攜帯電話はガラケーです。

近頃では、修理するにも部品のストックがないという憂き目に遭い、

泣く泣くスマートフォンに変えたという方も多いように思えます。

確かに、利便という面ではスマートフォンの方が間違いなく上手でしょう。

懸念している『ディジタルディバイド(コンピュータやインターネットなどの

報技を利用したり使いこなしたりできる人と、そうでない人の間に生じる、

貧富や機會、社會的地位などの格差。個人や集団の間に生じる格差)』の波も

ガラケーを利用している方に襲いかかっています。

その晶畫面に指を押し付けているのです。

相手は畫面の黒い點、つまりはドット落ちです。

使用には特に影響はないのは存じ上げているのですが、問題はその場所です。

浮かんでいる場所は、バッテリーを表示している左上の隅と

時刻が表示されている右上の隅です。

時計は作すれば確認できるので気にも留めないのですが、

バッテリーの表示は基本的に左上の隅に固定されているようなモノで、

見えなくなると、電池の殘量が全く確認できないという事態になります。

通話中にいきなりプツッといかれて使えなくなるというのも困りモノです。

「もうちょっとがんばって~」と

晶を均して確認できるような狀態にするのに躍起になっているのです。

これが力の加減で本格的に壊れてしまわないようにと

晶に対してはフェザータッチは必須です(汗

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