貴重なお時間を割いてまで、

このような無駄文に目を通してくださいまして、本當にありがとうございます。

いくら外見を若々しく保とうと思って、

トレーニングに余念がなかったり、糖質制限などを行って

シャープな系を維持しているとはいえ、

それだけではどうにもならないという部分は必ず現れます。

今回は老化の第一歩であるでしょう『白髪』のお話です。

近頃では若白髪と呼ばれ、逸般人よりも年齢が若くても、

白髪が目立ち始めたという方もいらっしゃるようで、

白髪染めが売れ続けているというのも、正直言うと己の見栄のため。

「の見栄はお金になる」とは言われますが、男も大差がないように思えます。

若白髪で悩んでいる方がいるという事は、

中年の坂を登りつつある逸般人にも、その脅威は押し寄せつつあるようです。

私の場合、父の見た目が凄く若く、

心ついた頃には、不を越えていたのですが、

白髪一本を探すのに、約一時間を要するほど苦心しておりました。

現在70代に突し、若干白いモノが目立ち始めたとはいえ、

世の同世代を100人集めても、浮くぐらいの若さを保ち続けています。

そんな白髪のほぼ見當たらなかった父の息子ですので、

願わくば伝してしかったのですが、そうは問屋が卸さなかったようで、

探せばしずつ白髪が見つかるようになってきました。

積極的に海藻類を摂取するように心掛けないといけなくなってきました。

頃合を見つけては白髪を抜いたりと手れに余念はないつもりなのですが、

それも流石に限界が訪れるのです。

それが良く分かるのが、実はショッピングモールなのです。

ショッピングモールの店の照明は、

商品をよりよく見せようとするために、

カンデラ(の強さを表現する単位、輝度を指す)の強い蛍燈などを使われているようです。

それが見たくないモノまで照らし出してくれるわけです。

店のトイレを利用して用を足します。

洗面臺まで足を運んで、良く手を洗います。

エアータオルで付いた水滴を気にならなくなる程度に吹き飛ばします。

目前にあるのは鏡。

ここで化粧直しをされたり、れた髪形を整えたりと、

軽く支度をされる方もいらっしゃる事でしょう。

一段落を終えて、ふと気になったのか、

み上げの所に手をやって、髪を掻きあげてみますと……

にょき………にょき………と白いモノが自己主張を開始するのです。

手れを怠っていない立場からすると、

み上げの部分にある白髪は最も手れを怠る事はない場所です。

抜きをる手が反対になって扱いにくい所はありますが、

後頭部のように全くの死角ではなく、比較的に抜く事は可能なので、

「手れを怠っていないんだから、ないだろう」と思い込める場所なのです。

ですが、カンデラの強い蛍燈に照らされると、

中に隠れていた白いモノがニョキニョキ生えてくるのです。

恐らく、白と黒が混ざった判定が微妙な髪のが、

強いカンデラによって白く映ってしまうのが要因になっているようです。

愕然としながら、その一本に手をかけてみますと、

やはり完全に白く染まり切っていない「茶」の風でした。

勝手に自信を持っていたみ上げの部分でもこれですから、

後頭部や奧の方の狀況たるや、推して知るべし。

海藻類の積極的な摂取は當然として、

「染める」という選択肢も徐々に視野にれないといけない年齢になってきた事に、

々気分が落ち込んでしまったのは事実です（笑