《【書籍化&】冤罪で死刑にされた男は【略奪】のスキルを得て蘇り復讐を謳歌する【コミカライズ決定】》漫畫の主人公
「ま、教頭の話もあながち間違ってないかもな。俺はまだお前のことを信用したわけじゃない。お前が雪風と手を組んでる可能も考えてるんだ」
「んなっ!? 何を言うにゃ、私は雪風なんて人知らないよ! 濡れにゃ! 冤罪にゃー!!」
俺のをポカポカと叩く朝野。
「痛い痛い、冗談だよ。あと濡れとか冤罪って言葉はやめろ。俺に効く」
「ん? どういうことにゃ?」
「……さあな」
ま、俺の直を信じるなら、朝野と雪風は何の繋がりもないだろう。ハッキリとした拠はないが、両者の行にはあまりにも関連がないからだ。
「やっぱり雪風を見つけ出すには、この痣を利用するのが一番だ。まずは三人で手分けして學校全を見て回ろう。痣が反応した時はすぐに報告してくれ」
「了解! それじゃ私はあっち方面に行ってみるにゃ!」
早速朝野は部室棟方面へ走っていった。まさかこんな事態になるとは完全に想定外だったが、朝野という転生杯の參加者と(一時的な)協力関係を結べたのは大きい。味方は多いに越したことはないからな。
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「春香はどうする? 三人で手分けしてとは言ったけど、一人が怖いなら俺と一緒に行していいぞ。いつどこで雪風と出くわすか分からないしな」
「何よ今更。てかアタシのこと馬鹿にしてるでしょ。アタシだって歴とした転生杯の參加者よ。自分のくらい自分で守れるわ」
「……そうか」
いつもの春香なら自分のを第一優先で考えそうなものだが、こんな狀況だとさすがにそうも言ってられないのだろう。雪風が復讐の相手なら尚更か。
「その前に、秋人に一つお願いがあるの」
「……何だよ、改まって」
「秋人が雪風と闘うことになっても、絶対に殺さないで。理想は瀕死の狀態かな。雪風を殺すのは……アタシの役目だから」
冷酷な表で、春香は言った。
「それに雪風には聞きたいことがある。四年前、どうしてアタシの大切な人を……乙木先生を殺したのか……!!」
「……分かった」
真冬の復讐の際、真冬は沢渡達を殺すことができず、結局俺が沢渡達を殺して代わりに復讐を遂げる形となった。だが、春香には雪風を殺すという絶対的な覚悟がある。真冬と同じ撤を踏むことはないだろう。
と言っても、まず俺が雪風より強いってことが大前提だけども。俺の方が殺される可能だってあるし、こればっかりは実際に闘ってみないと分からない。
「実を言うと春香の過去の話を聞いた時から、そいつには興味があったんだ」
「……どういうこと?」
「前に言っただろ、もっと漫畫の主人公っぽい能力がしいって。氷を生するスキルなんて、まさにお誂え向きじゃないか?」
「そうかしら? どちらかというとサブキャラとか敵キャラっぽい能力のような気がするけど」
「とにかく是非とも俺のスキルに加えたい。絶対に【略奪】で奪ってやる」
「……まあ、アタシは雪風さえ殺せればそれでいいし、好きにすれば?」
朝野との闘いで痛したが、現狀俺が所持してるスキルだと、遠距離戦に持ち込まれると不利になる。だが雪風のスキルを手にれることができたら、その欠點も解消されるに違いない。なんかこう、氷の塊を放って攻撃したり氷の壁を造り出して防したり、んなことに使えそうなので期待が膨らむ。
「んじゃ、アタシもそろそろ行くわね」
「ああ。気を付けろよ」
春香は校舎の方へ向かった。さて、俺はどこを探そうか……。
「秋人さん! こんな所にいたんですね!」
その時、春香とれ替わるように千夏が俺のもとに駆けてきた。やはり千夏も氷の監獄に閉じ込められた生徒の一人だったか。
「どうした千夏?」
「學校全が巨大な氷に囲まれてしまったのって、これも転生杯が関係しているのでしょうか……?」
「ああ。雪風っていう転生杯の參加者が犯人らしい。ごめんな、また千夏を巻き込んでしまって」
「そんな、謝らないでください。秋人さんは何も悪くないじゃないですか。それに今回巻き込まれたのは私だけではありませんし……」
まあ前回(神崎との闘いの時)は俺の危機意識不足にも原因があったが、今回ばかりはどうにもならなかった。まさかあのタイミングで新たな転生杯の參加者が介してくるなど一誰が予想できようか。
「これから秋人さんは、どうするんですか?」
「勿論、雪風を見つけ出して倒す。俺達がここから出るにはそれしかない」
「わ、私にできることがあったら何でも言ってください! 私も秋人さん達の力になりたいです!」
真剣な眼差しで千夏が言う。
「……ありがとう。だけどこれは、俺ら転生杯參加者の問題だ。その気持ちだけけ取っておくよ」
「私だってもう、立派な転生杯の関係者です! だから――」
「雪風は、多分これまで闘った參加者の中で一番の強敵だ。俺でも勝てるかどうか分からないし、いざという時に千夏を守れる保証もない。千夏は他の生徒達と一緒に、安全な場所にいてほしい」
「……はい」
千夏は歯そうな顔で、小さく頷いた。もっともこの氷の牢獄に、絶対に安全な場所などないかもしれないが……。
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