《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第20話 スキルツリーの中 後編
さてさて、スキルツリーを全て確認していくことにしたからサクサクっと見ていこう! そこからどう解放していくかが重要そうだもんね!
今ある進化ポイントは4だけど、解放の仕方によってはスキルは1つは取れそうだし、まずはどういうものがあるかをちゃんと把握しないといけないのさー!
「生命の次は屈強を見ていきますねー!」
という事で、タブを切り替えて生命のスキルツリーから屈強のスキルツリーへと移!
【屈強のスキルツリー】
『生』
第1段階:[2]◎屈強+5
第2段階:[2-1]爪撃(A)
[2-2]噛みつき(A)
第3段階:[2-1]屈強+7
[2-2]屈強+7
えーと、ここは前に一応軽くは見たやつだね。この◎は既に解放済みを示しているっぽい! そしてそれぞれの分岐先から、どっちも屈強+7があるんだね。
『爪撃(A)』と『噛みつき(A)』の(A)はアクティブスキルの事だね! うん、一度見たはずなのに、その時は全然気にしてもいなかった!
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ふむふむ、生命のスキルツリーも數値は違うけど基本的には同じようなじだったし、スキルツリー自がステータスの強化とスキルの取得が混ざってるじなんだ。
多分だけど、生より先に進化したら第4段階以降も見れるようになりそうな気がする!
んー、これはなんだか全部見ていったらすごい悩みそうな予!? まぁ悩むのは全部見てからだね! 今の時點で悩んでも仕方ないし!
「屈強はライオンとしては見逃せなさそうな項目ですよねー! 爪で攻撃するか、噛みついて攻撃するか、そこが分かれ目なんですねー!」
イガイガ : 攻撃手段は1つだけって訳じゃないからな。
ミツルギ : まぁ全部見てから、サクラちゃんの取りたいスキルを選べばいいぞ!
咲夜 : 予想出來ない選択を希。
神奈月 : スキルツリーで予想出來ない選択ってなんだ?
咲夜 : さぁ?
ミツルギ : ここで予想出來てたら、予想出來ない選択とは言えないよな。
金金金 : 確かにそりゃそうだ。
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チャガ : ま、とりあえずサクラちゃんが全部見終わるまでは待とう。
ミツルギ : だなー。
イガイガ : とりあえず待機。
「その期待には私はどう応えたらいいんですか……? うーん、ともかく次に行きますねー!」
予想出來ない選択かー。こういう期待に応えたくはなるけど、どうやればそうなるのか分かんない?
一応その予想出來ない選択も考えながら、次のスキルツリーを表示していこう! えっと、屈強の次は堅牢のスキルツリーだね!
「出ておいで! 堅牢のスキルツリー!」
何となく呼び掛けてみた! 意味は特にない! ただの気分で言ってみただけ!
【堅牢のスキルツリー】
『生』
第1段階:[3]堅牢+5
第2段階:[3-1]構え(A)
[3-2]當たり(A)
第3段階:[3-1]堅牢+7
[3-2]堅牢+7
あ、堅牢のステータス強化の値は屈強と同じだ! さては、生命だけがHPに相當するから多いだけで、他の項目は同じようなじだね?
それにしても生のLvがいくつまでか分からないけど、Lv1で上がるステータスが1だから、スキルツリーでのステータス強化は結構な上昇幅になるんだ! 第1段階の解放だけでLvを5上げたのに相當するのですよ!
「あっ!? 『構え』と『當たり』ってどっちもアクティブスキルなんですね! え、でも、『構え』って攻撃スキルじゃなさそう? 『當たり』は間違いなく攻撃スキルなのは分かりますけど! あ、今のは質問じゃないですよー! スキルの説明はなしですよー!」
ミツルギ : あっぶね!? 『構え』の説明をしかけた!
イガイガ : 何やってんの、アドバイザー・ミツルギ。
チャガ : なんか反的に教えようとかしてるのか?
ミツルギ : 一瞬、質問かと思ったんだよ! まだ説明してなかったんだから、セーフだろ!?
咲夜 : サクラちゃん、ネタバレ防止のナイス判斷!
神奈月 : ふー、危ない、ネタバレ、危ない。
さっきのはなんか直的にネタバレが出そうな予がしたけど、やっぱりそうだったみたい。私の勘がいい仕事をしたね!
でも私の言い方も紛らわしかったのもあったと思うし、ちゃんと質問する時は質問だと明言していくことにしよう!
「これからは質問する時には、『質問良いですかー?』って必ず聞きますからねー! そこで判斷してください、特にミツルギさん!」
ミツルギ : 俺、名指しなのか!?
咲夜 : ネタバレしかけたと自白しといて何を……。
真実とは何か : 真実は真実としてけ止めるべきだ。
ミツルギ : うぐっ! 今回のは反論が出來ん……。
イガイガ : そうしてアドバイザー・ミツルギはミステイク・ミツルギに進化した。
ミツルギ : 勝手に進化させんな!
ミナト : はいはい、コメント欄が線させていかないようにねー。
ふふっ、なんかコメント欄で皆さんに弄られてるミツルギさんは面白いね! 私も乗っかっちゃえ!
「ミナトさんの言う通りですよ、ミステイク・ミツルギさん!」
ミツルギ : ちょ、サクラちゃん!?
イガイガ : よし、この場の主であるサクラちゃんの公認だ。喜べ、ミステイク・ミツルギ。
ミツルギ : この際、サクラちゃんからの公認は良いとする! でも、せめてアドバイザーの方にしてくれ!
「仕方ないですねー! それじゃアドバイザー・ミツルギさんで! これからも質問した時はよろしくお願いしますねー!」
ミツルギ : ふぅ、なんとかなったか。よし、そこは任せとけ。
「それじゃこの話はここまでで! 次行きますよ、次ー!」
まだスキルツリーはこれで半分だからね。堅牢のスキルツリーの次は俊敏のスキルツリーだ! タブを切り替えて、えいや!
【俊敏のスキルツリー】
『生』
第1段階:[4]俊敏+5
第2段階:[4-1]連爪(A)
[4-2]疾走(A)
第3段階:[4-1]俊敏+7
[4-2]俊敏+7
ほうほう、やっぱりステータス強化の項目は同じ構みたいだ! 生の時に生命以外のステータスは最大で19は上がるんだねー!
あ、でも生がLvいくつまで上がるのかも分からないし、解放していくのには敵の生をどんどん倒して進化ポイントを集めないといけないんだよね。しかもスキルツリー自が6種類あるから、全部解放は意外と厳しいのかも?
「うーん、これはどこから上げるか悩みそうな予がしますねー」
ミナト : まぁ生でも結構な數はあるからねー。
ミツルギ : ここは存分に悩んで決めればいいさ。
「それもそうですねー! ここでも気になるスキルはあるにはありますけど、詳しく見ていくのは後回しでサクサク進めていきますよー!」
『連爪』とか『疾走』とかどっちも気にはなるけど、今はまだ全部は取れないからねー。そもそもスキルツリーは分岐していくものだから、序盤から全部取ろうというのが無茶な話!
多分、最終的にやり込む段階になれば全部取るって事は出來るとは思うけど、まだまだ先な話のはず! という事で、今はまだ深くは考えないのさ!
「さて、次は5つ目の用のスキルツリーです!」
【用のスキルツリー】
『生』
第1段階:[5]用+5
第2段階:[5-1]威嚇(A)
[5-2]咆哮(A)
第3段階:[5-1]用+7
[5-2]用+7
えっと、用は確か遠距離でのダメージに影響がある……って、『威嚇』も『咆哮』も攻撃っぽくない!?
確かに遠距離用のスキルみたいなじはするけど『威嚇』は何となくいらない気がする! これ、むしろ敵を追っ払いそうな予がするよ!? 単なる勘だけど!
「あ、し質問です! 私が取った『投擲』のダメージってこの用のステータスの影響があるんですか? 確か用は遠距離攻撃のダメージに影響してましたよね?」
ミツルギ : お、よく気付いた、サクラちゃん! 『投擲』はライオンではスキルツリー外のスキルになるが、スキルツリーにある場合は用のスキルツリーにあるからな。影響するステータスは用で正解だ。
イガイガ : スキルツリー外のスキルのダメージ判定は、基本的に普通にスキルツリーに含まれてる場合の項目を參照するからな。
ミナト : この辺りはんな種族を使って、初めて分かる部分ではあるけどねー。
咲夜 : 今思ったけど、用のスキルツリーを解放していって、投擲メインのライオンって方向もありか。
神奈月 : それって縛りプレイの類だろ。
ほほう、投擲メインのライオンっていうのも出來るんだ! でも、それを聞いてからその方向を選ぶのはなしだね!
「投擲メインのライオンって面白そうですけど、咲夜さんがその方向を示しちゃったから、選択肢からは除外でいきます!」
ミツルギ : うん、そこは選ばない方が良い。
イガイガ : まぁ、どう考えても初見プレイでやる方向じゃないしな。
咲夜 : ふー、変な方向に行き過ぎるのは阻止功っと。
金金金 : あ、狙ってやってたのか。
咲夜 : 流石に初見の1キャラ目でやる事じゃないからね。
「はっ!? わざとネタバレする事で私の行を導したんですか!? ぐぬぬ、やりますね、咲夜さん!」
ミナト : やるねー、咲夜さん。
チャガ : ナイスだ、咲夜。
咲夜 : おうよ!
うーん、見事に咲夜さんに導されちゃったみたい。こうなると逆に選びたくなってくるけど、それはそれでね? まぁ皆さんの反応的にも避けた方が良さそうだから、ここは大人しく咲夜さんに負かされようっと。
「よーし、それじゃ気を取り直して、最後の知恵のツリーを見ていきますよー!」
【知恵のスキルツリー】
『生』
第1段階:[6]知恵+5
第2段階:[6-1]識別(A)
[6-2]異常耐Ⅰ(P)
第3段階:[6-1]知恵+7
[6-2]知恵+7
ふむふむ、ここはアクティブスキルの『識別』と、パッシブスキルの『異常耐Ⅰ』の分岐だね!
うーん、『識別』? はっ、もしかしてこれがあれば一般生と生の判別が出來るんじゃ!? でも、攻撃用のスキルもしいし、進化ポイントが足りない!
「これ、何を解放するか悩みますねー!?」
今の私の気持ちはまさしくこれですよ! 圧倒的かつ壊滅的に進化ポイントが足りないー! うぅむ、これはどうしたものか……。
「うーん、これは悩みますねー!」
「その辺はじっくり悩むと良いよ」
「育は醍醐味ですもんねー!」
「まぁ1種族目だし、多の育ミスでも問題はないよ?」
「あ、そこは全然気にしてないです! オフラインゲームだから自分の好きなようにやりますよ!」
「うん、その意気だね」
「はい! さーて、いつものやりましょう! 私、サクラの選択が気になるという方はブックマークや評価をお願いしまーす!」
「……なんで自発的? 別に問題はないけどさ」
「変なのを読まされる前に、先手を打っておけば良いと気付きました!」
「……よし、そういう意図か。それじゃ次回は『第21話 悩んだ結果』です。お楽しみに! ……サクラもね?」
「え、最後のその一言何ですか!? 余計な事を言った気がするー!?」
【書籍化・コミカライズ】実家、捨てさせていただきます!〜ド田舎の虐げられ令嬢は王都のエリート騎士に溺愛される〜
【DREノベルス様から12/10頃発売予定!】 辺境伯令嬢のクロエは、背中に痣がある事と生まれてから家族や親戚が相次いで不幸に見舞われた事から『災いをもたらす忌み子』として虐げられていた。 日常的に暴力を振るってくる母に、何かと鬱憤を晴らしてくる意地悪な姉。 (私が悪いんだ……忌み子だから仕方がない)とクロエは耐え忍んでいたが、ある日ついに我慢の限界を迎える。 「もうこんな狂った家にいたくない……!!」 クロエは逃げ出した。 野を越え山を越え、ついには王都に辿り著く。 しかしそこでクロエの體力が盡き、弱っていたところを柄の悪い男たちに襲われてしまう。 覚悟を決めたクロエだったが、たまたま通りかかった青年によって助けられた。 「行くところがないなら、しばらく家に來るか? ちょうど家政婦を探していたんだ」 青年──ロイドは王都の平和を守る第一騎士団の若きエリート騎士。 「恩人の役に立ちたい」とクロエは、ロイドの家の家政婦として住み込み始める。 今まで実家の家事を全て引き受けこき使われていたクロエが、ロイドの家でもその能力を発揮するのに時間はかからなかった。 「部屋がこんなに綺麗に……」「こんな美味いもの、今まで食べたことがない」「本當に凄いな、君は」 「こんなに褒められたの……はじめて……」 ロイドは騎士団內で「漆黒の死神」なんて呼ばれる冷酷無慈悲な剣士らしいが、クロエの前では違う一面も見せてくれ、いつのまにか溺愛されるようになる。 一方、クロエが居なくなった実家では、これまでクロエに様々な部分で依存していたため少しずつ崩壊の兆しを見せていて……。 これは、忌み子として虐げらてきた令嬢が、剣一筋で生きてきた真面目で優しい騎士と一緒に、ささやかな幸せを手に入れていく物語。 ※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。 ※書籍化・コミカライズ進行中です!
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