《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第28話 次こそ木を

たまたま遭遇したネズミは倒せたー! 次の獲はさっきキリンを襲っていた木だー! えっと、し場所を移しちゃったけど、さっきの木はどこだー?

「あれ? キリンを襲ってる木がいないですね……?」

うーん、木自はいくつかいるし、キリンも何か見えるけど、肝心のキリンを襲ってる木が見當たらないよ? ……見失った?

チャガ : あー、キリンは仕留められたか?

神奈月 : そうかもなー。ちょっと運が悪かったか。

「えっ! 木がキリンを仕留めることがあるんです!?」

ミナト : うん、普通にあるよー。

咲夜 : 一般生は特に狙われやすいな。

チャガ : まぁいなくなった訳じゃないから、近くを探せばいるはずだ。ネズミを追いかけた際にそこまで離れていなければだが。

「普通にあるんですね!? あ、近くにはまだいるんですね!」

普通はキリンが木の葉っぱを食べるよね!? それが逆の立場になるとは、このモンエボってゲームはやっぱり々と変わってるよ!

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ふっふっふ、それでも木がいなくなった訳じゃないなら探せば良いだけだー! そういうゲームだという事は雑草との戦いで理解してるのさ!

咆哮も投擲も再使用時間のカウントゲージが出てるから、どっちにしてもすぐにけないしね。

そういえば今は視聴者さんはどうなってるんだろ? あ、20人に増えてるし、音聲になってないコメントも結構ある! ……大半がミツルギさんとイガイガさんと金金金さんの謝罪コメントなのはどうかと思うけど、まぁネズミを倒してすっきりしたから解除しましょうか!

そういえばこのコメントの音聲化って、視聴者さん側が許可してて初めて使えるんだよねー! そこは見てた時があるから普通に知ってますとも!

「ミツルギさん、イガイガさん、金金金さん、解除はしますけど偽扱いだけは次は無いです!」

しからかうくらいなら構わないけど、偽扱いだけは絶対に許さないからね! 悪気があった訳じゃないのはコメントを見て分かったから、今回だけはこれで流すのですよ。

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ミツルギ : 本當にすまんなかった!

イガイガ : すまなかった!

金金金 : 本當に済まない……。

チャガ : ……その話題、サクラちゃんの逆鱗とか地雷の類っぽいな。

咲夜 : この反応的に、そうっぽいな。

ミナト : そうみたいだし、これ以上はれない方向でいこ? あ、金金金さん、今回は投げ銭で誤魔化すのはやめた方がいいよ。

神奈月 : ……今回のは本気で地雷を踏み抜きそうだ。

金金金 : 分かった、そうしておく。

ミツルギ : 詫びというのもあれだが、可能な限りネタバレにはならないアドバイスはさせてもらおう!

イガイガ : 俺もだ!

「今回だけですからね! 次に偽扱いしたらブロックしますからね! それじゃこれ以上、この話は無しで!」

あんまりこの手の話はしたくないのさー! どうしても偽扱いは嫌な事を思い出すから、この話題は続けたくない!

えーと、話題転換、話題転換! あ、丁度いいタイミングで変化があった!

「投擲の方の再使用時間が過ぎました! 咆哮の方はまだですけど、こっちの方が再使用時間が長いんですねー!」

ミツルギ : 咆哮は上手く敵の攻撃に合わせたら攻撃の妨害が出來るから、その分だけ再使用時間が長いんだよ。

イガイガ : 一応使う上で注意點もあるんだけど、そこはサクラちゃんは自力でやりたいよな?

「そうですね、注意點があるにしてもそこは自力でやってみたいです!」

ミスを恐れて、安全で効率的なプレイを求めてる訳じゃないからねー! ふっふっふ、そういう試行錯誤は自分でやらないとネタバレ止の初見プレイじゃないのですよ!

「それにしても、こうやって戦ってみると近接用の攻撃スキルもしいですねー!」

実際にスキルを使って戦ってみたら、思った以上に再使用時間の影響が大きいみたいだしね。複數の攻撃用のスキルを持っていた方が良い気はするのさ!

でも、スキルツリーだから複數のスキルツリーの分岐先をそれぞれ上げまくるというのは避けた方が良いはず。

ある程度、上げる部分を絞らないと進化ポイントが足りなくなるー! 今の段階でも全然足りてないけど!

チャガ : まぁ確かにそうだろうな。

ミナト : 次に取得するスキルは、近接攻撃用?

咲夜 : さっきの戦闘を見たじ、割とどれでも行けそうではあるよな。

「あ、でも進化ポイントを手にれられるパッシブスキルもありましたよねー。うーん、悩みますね……」

していく上で進化ポイントが大切なのは分かったし、まず最初に手にる手段を増やすというのもありかな? そういえば、一般生とかとかを見分けられそうなスキルっぽいのあったよね。

咲夜 : あ、また狐っ娘のアバターが悩み顔だ。

神奈月 : まぁ、そこは盛大に悩むよな。特に初プレイだと。

チャガ : ま、とりあえず進化ポイントを貯めてから考えれば良いんじゃねぇか? 今は2ポイントだしな。

ミナト : そだねー。まだポイントが足りてないし、悩むのはその後でも良いと思うよー。

「あ、それもそうですね! 最短で屈強から『爪撃』か『噛みつき』を解放するにしてもあと1ポイントは必要ですもんね!」

うん、今すぐどうにかなる問題じゃないし、悩むにしても條件が整ってから! その時にまだ悩むようなら、また運任せでやればいいのですよ!

「よーし、それじゃ改めてさっきの木を見つけ出します!」

まずは一度は見つけた敵の発見からだね! 他に木もあるとはいえ、そんなに多くはないから見える範囲を全部襲っていけば當たりは出てくるはず!

ミツルギ : サクラちゃん、頑張れー!

イガイガ : ファイト!

金金金 : 頑張れー!

咲夜 : ……そういや、あれがそろそろ出るんじゃね?

チャガ : そうだろうけど、それ以上は言うなよ。

ミナト : 出れば分かるし、不要なネタバレは止だねー。

咲夜 : あー、これも軽いけどネタバレになるか。

神奈月 : サクラちゃん、今のは気にしなくていいからねー!

「はーい、そうします!」

なんだかそこまで重要そうではないけど、何かが出てくるじの事を咲夜さんが言ってたね? なんだろう、あれって?

うーん、容は全然言わないのに気にさせるのが上手いですね、咲夜さん! でも、別に気にしなくてもすぐに出そうなじもするから、神奈月さんの言うように今はスルーしておくのさ。

「それじゃ咆哮の再使用時間も過ぎたので出発です! 目指すは、さっきキリンを襲っていた木!」

いざ、次の敵を探しに草原の中を疾走開始なのですよ! ふっふっふ、まずは一番近くの木を目指して……って、あっという間に辿り著いちゃった!?

ミナト : あはは、あっという間に辿り著いたねー。

真実とは何か : この木の真実は如何に?

ミツルギ : ……はガチで見分けがつかないからなぁ。

イガイガ : 草原は似たような景が多いから、その辺も分かりにくいしな。

「うー! 確かにそうですよね! このゲーム、マップってないんですか!? はっ!? もしかして私、マップに関するチュートリアルって飛ばしちゃってたりしてます!?」

チャガ : それは飛ばしてないから安心していいぞ。

イガイガ : そこは大丈夫!

ミツルギ : この説明したいけど、説明できないもどかしさ!

ミナト : あはは、まぁ大丈夫ではあるねー。

「皆さん、マップがあるとも、無いとも言わないんですね?」

どうにも気になる反応ではあるけど、マップがないとは言ってないからまだ使えないとかそういう事かな?

あ、そういえばその辺の要素が無ければ、私を殺したゾウへのリベンジが出來ないよ!? うーん、まぁ皆さんが大丈夫って言うなら大丈夫なはず! ならば今やるべき事はただ1つ!

「まぁその辺りは今は良いでしょう! まずは、目の前のこの木を倒すのです! がおー!」

という事で、そこに植わってる木、進化ポイントを寄越せー! さっきは木がキリンに何をしていたのかは分からなかったけど襲ってたのは間違いないし、し警戒しながら近付いていくのさ!

……あれ? 結構近くまでやってきたけど、何も反応なし? うーん、これはもしかして外れかな? 一応、貓が爪とぎをするようにガリガリと爪を立てて引っ掻いてみよう!

うん、ただひっかき傷は幹についただけだった。シマウマの時みたいにHPの表示もない……。

「これ、ただの木ですね! 木の一般生っていないんですかー? あ、これは質問で!」

ミツルギ : 木の一般生はいないぞ。関連報になるけど、草花もいない。

イガイガ : 今は草原だから木はないけど、森のエリアもあるからな。

チャガ : 周囲の至る所にかない経験値の塊が存在する事になるから、植系からは経験値はない。

ミナト : うんうん、経験値はないんだよねー。

咲夜 : だなー。木や草花からは経験値はもらえない。

神奈月 : その辺りは地味に重要だしな。

「あ、そういう事なんですね! それは納得です!」

そっか、そっか、そりゃそうだよね。サラッと草花にも一般生がいないって報も混ざってるけど、よく考えたら今まで走ってきた中で草花は踏みまくってきてるもんね!

それが全て経験値になるのは流石にマズいよね! しかも進化ポイントは手にらないんだから、Lvだけが上がって良い事なしですよ!

さーて、木や草花からの経験値がないのは分かったし、改めての木を探すぞー! 近くに確実に1はいるはずだしね! 途中で他のを見つけても良しなのさ!

「このゲーム、食連鎖がおかしいです!」

「……サクラからそのツッコミが出るとは思わなかった」

「私をなんだと思ってるんですか!?」

「え、テスト期間にアバター作りをして赤點ギリギリの子高生?」

「ぐぬぬ、事実だから否定が出來ない!?」

「まぁ真面目に答えるなら、そういうゲームだからだね」

「それって答えになってるんですか!?」

「え、ゲームの全てが現実通りじゃないと駄目とか思ってないよね? それ、ゲームとして立しないよ?」

「はっ、そういえばそうでした! ゲームとリアルは別、これを忘れちゃ駄目ですね!」

「そういう事。だから木がキリンを食べても何もおかしくはない」

「理屈としてはそうなんでしょうけど、釈然としないのはなぜですかねー!?」

「そういうものだと慣れてないだけだよ。それじゃいつものよろしく」

「うぅ、そういうものですかねー? まぁ読みますけど……えっと『ゲームの生態系より、サクラのポンコツさが気になるという方はブックマークや評価をお願いします』って、私はポンコツじゃなーい!」

「さて、次回は『第29話 マップの解放』です。お楽しみに!」

「作者さん、スルーするなー! え、マップ?」

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