《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第29話 マップの解放
さっきはただの木だったけども、2本目の木の近くまでやってきた! 今度こそどうだー! えいや、爪とぎだー!
「反応なし! また外れでしたー!」
うー! 今回のも生じゃなくて、ただの木だったー!? さっきの生の木はどこー!?
広大な草原だけど、それほど景が代わり映えがしないからさっきの場所がどこなのかがわからないー!?
ミツルギ : 近くかと思ってたが、ネズミを追いかけてる間にかなり移してたっぽいな。
イガイガ : どうもそうみたいだな。こりゃ、他のを探した方が早いか?
ミナト : その方が良いかもねー。
チャガ : 場所によっては目印になるような特徴的な地形もあるんだが、流石に完全に草原のみの部分は見分けがな……。
金金金 : 既にプレイ済みの人でも分からないのか?
ミツルギ : それは流石に無茶だ。草原だと似たような地形が多いし。
チャガ : 初期位置からならそれなりに把握は出來るが、ランダムリスポーンもしてるからな。
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咲夜 : 現在地、誰も把握していない可能。
金金金 : あー、なるほど。狀況把握。
ミナト : 人によっては景を全部覚えてるけど、流石にそれは數例だしねー。
「皆さんでもそうなんですか!? これ、さっきの木を見つけるの無茶じゃないです!?」
うぅ、どうもさっきのネズミを追いかけている間に完全に迷子になっちゃったっぽい。うがー! 生の木はどーこーだー! そしてここはどこだー!?
「うー! さっきの木はもういいです! 新しく別の生を探します!」
闇雲に探しても分からないのなら、他の敵を探すのと労力は同じなのですよ! チャガさんが言うには分かりやすい地形もあるみたいだし、まずは目印になる場所を探そう!
私は方向音癡じゃないけど、流石に今の狀況は完全に自分の居場所を見失い過ぎですよ! 地面のネズミだけを見て追いかけてたのが原因だけど! そりゃ現在地すらも見失うよね!
「それじゃ新天地を探して出発です! とりあえず特徴のある地形とやらを探していきますよー!」
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もうさっきの木を探すのは諦めて、まずは現在地を見失わない場所の確保を最優先! 今更だけど、これを先にしておくべきだったー! 再び走り出せ、私のライオン!
チャガ : 新天地は言い過ぎじゃないか?
咲夜 : 新鮮な気分にはなるだろうから、新天地でも良いんじゃね?
神奈月 :だなー。ともかく方針としては良いと思うぞ。
ミナト : うん、良いと思うよー。
ミツルギ : ん? あっ。
イガイガ : あっ!
「ミツルギさん、イガイガさん、どうしたんです? って、あー!?」
探すのを諦めた直後になんか歩いてる木がいたー!? え、なんでこのタイミングで見つかるの!? さっきまでいてなかったじゃないですかね!?
「センサーは仕事をしなくていいですよ! とりあえず進化ポイントを寄越せー!」
一度は見つけるのを諦めたけども、見つけた以上は倒さないという選択肢はない! というか、進化ポイント稼ぎが地味に大変なんですけど! これ、本當にイージー!?
ミツルギ : 確かにあのセンサーの仕事はいらない。
金金金 : それは間違いない。
ミナト : あれ、本當に要らないよねー。
イガイガ : 本當に探してるものが、本當に手にらないもんな。
真実とは何か : センサーは必要ない。それが真実。
チャガ : ……まぁ気持ちは分かる。
咲夜 : 同意しかない。
神奈月 : ゲームやってると、そういう時って絶対にあるもんなー。
「ですよねー!」
うんうん、皆さんもゲームをやってるからセンサーの厄介さというのは伝わるよね! でも、今私はセンサーに打ち勝った!
いざ、進化ポイントを手にれに木との戦闘開始! 今度の敵は木だから、投擲で遠距離から一撃をれていくのさ!
「さーて、それじゃ――」
<規定以上の距離を移しましたので【マップ】が解放されました>
ちょっと待って!? 投擲をしようと思って止まった瞬間に何か出たー!? え、マップの解放!? あ、右上にマップが表示されてる!
やったー! これこそ今の私がしていた機能! メッセージを見る限り、これって決まった距離を移したら解放されるじなの!?
「あー!? さっき咲夜さんがそろそろ出るって言ってたの、これですか!?」
咲夜 : おう、そうだぞー!
チャガ : よし、マップが出たならば座標が出るから、もう現在地が分からなくなることはない。
ミツルギ : これで初期位置からどれだけ離れたかが分かる!
イガイガ : サクラちゃん、これであのゾウの位置が分かるから、リベンジ出來るぞ。
ミナト : マップが出たのは良いけど、サクラちゃん、木が逃げてるよ?
「あー!? マップの確認は後でやります! 木は逃がしませんよ! 『投擲』!」
すぐにアイテム欄から小石を取り出して地面に置き、それを弾にして投擲を発なのですよ! いっけー!
「あー!? 葉っぱに掠っただけで外れましたよ!? 外れるとかあるんですか!?」
ミツルギ : 投擲は敵と離れれば離れる程、命中率は下がるから……。
イガイガ : サクラちゃん、今のはちょっと位置が遠過ぎだ。
咲夜 : でも、これで戦狀態にはったか。
チャガ : だな。外れてもそこが出來てれば、悪くはない。
「え、どういうことです?」
ゾウの位置が分かるとか、戦狀態にるとか、何か気になる事を言ってるけど、それってどういう意味なんだろ? マップが解放されてからだから、それに関係してる?
えっと、マップはが薄いとこと濃いとこがあるけど、これは……濃いとこの方が狹いし多分こっちが行ったことある場所だね!
あ、マップに赤い點と青い點が表示されてるー! 多分どっちかが私のライオンだと思うけど、近くにあるもう片方の違いの點は……はっ!
「このマップ、もしかして一度戦闘狀態にった生が表示されてます!? ちょっと気になるので、詳細を教えてください! 戦いながら聞いてます!」
木を逃がすわけにもいかないけど、そこら辺の報は非常に気になるからね! ここは皆さんに頼らせてもらいましょう! なんだかこのマップ機能を説明したがってたみたいだし、同時進行で!
私はとりあえず、木に襲い掛かるまで! いている木だから、間違いなく生なのさ! 進化ポイントを寄越せー!
ミナト : うん、そうなるね。青い點が自分のキャラ、赤い點が敵だよー。
ミツルギ : ついでに言えば、最初に逃げて狩り損ねたシマウマの群れとかの一般生も見れるぞ。こっちは灰の點で表示される。
イガイガ : 要注意なのは、一度でも戦闘狀態にならないと表示はされない點だな。
「なるほど、そういう事ですか! えいや!」
よし、木に追いついて爪での一撃れられた! でもあんまりHPは減ってないよー! うがー! やっぱり近接攻撃用のスキルがしいー!
それはともかく、軽く聞いた限りでもマップがかなり優秀な気がするのですよ! 私を殺したゾウは既に一度は戦闘狀態になってるから、表示はされてるって事だね!
それなら間違いなくリベンジは出來る! それにシマウマとかの一般生も表示されるんだね! 正直、一般生の表示はいらない気もするけど!
「わっ、わっ!? 木がで攻撃してこないでくださいよ! がおー!」
えぇい! 忌まわしきこのびてきたに噛みついてやるー! あ、思った以上にしっかりと牙がに食い込んでるね? これならこういう事も出來る?
「えいや!」
おぉ、なんか思ったよりもあっさりと功しちゃった! ふっふっふ、地面の中で支えるべきを全て地面の上に出して歩いているのが悪いのですよ!
ミツルギ : あ、木を引っ張り倒した。
イガイガ : この木、スキルはの作だけか?
咲夜 : サクラちゃんのライオンから逃げる様子があったから、多分そうだろうね。
金金金 : ん? その行パターンって何か意味があるのか?
ミナト : あるにはあるんだけど、サクラちゃん、そこは聞く? 聞くなら説明するけど。
「金金金さんには申し訳ないですけど、そこは聞かない方向で!」
何か敵の行とスキルの數に傾向があるみたいだけど、そこは自分で確認していくのですよ! とりあえず木は理的に倒したから、今度は経験値的な意味で倒すのさー!
「ふっふっふ、倒れた木なんてこうですよ!」
倒れた木の上に乗って、前腳の爪で引っ掻き続けるのさ! うふふ、1撃ずつのHPの減り方はないけど、この狀況だったら連続してダメージを與え続けられる!
それにをかしてくるのが分かっているんだから、そっちも見張りながらやればいい! あ、がき出したけど、そうはさせないのさ!
「反撃はさせないですよ! 『咆哮』! って、あれー!? なんでキャンセル出來ないんです!?」
えー!? 咆哮は攻撃をキャンセルさせることが出來るはずじゃ!? なんででの攻撃をキャンセル出來ないの!? うぅ、とりあえず回避の為に飛び降りるしかない!
あ、そういえば咆哮には気を付けるべき點があるって言ってた! もしかしてこれがその気を付けるべき點!?
「はっ!? そういえば雑草のの攻撃って、攻撃用のスキルじゃないって話でしたよね!? この木のも移用のスキルですか!? 咆哮でキャンセル出來るのは攻撃専用のスキルに限定されます!?」
咲夜 : サクラちゃん、大正解!
ミナト : 木も草花も、移用のの作でも攻撃はしてくるからね。
チャガ : そこまで分かれば、咆哮を使うべきタイミングが分かるはず。
「やったー! 大正解ー! それじゃ、は無視して爪とぎ再開です!」
あのが移用のスキルって事は、ダメージはそれほどなさそうだよねー! という事で、からの攻撃は無視して、もう一度木の上に乗って爪での攻撃を再開だー!
「嫌な働きをしますよね、センサー!」
「あー、何かのアイテムが必要で最後の1個だけ全然出ないとかあるもんなー」
「という事で、モンエボではセンサーの撤廃を要求します!」
「ちょっと待った! そもそも、そんなものは実裝されていない!」
「ゲームの制作者は、みんなそう言うんです! さぁ作者さんならモンエボではそれが出來るはず!」
「いや、無茶言うな!? ないものをどうしろと!?」
「むぅ、この程度で怯む作者さんじゃありませんか! それでは、読者の皆さん! センサーを実裝する作者さんへの応援は必要ないです――もが!?」
「言い掛かりで何を言い出してんの!?」
「ぷはっ! 全ゲームプレイヤーの心境の代弁です!」
「勝手に代表になるな! いやほんと、無茶を言わないで……」
「……まずはセンサーの存在の実証から始めないと無理ですか。よし、それじゃ兄さんに――」
「……えー、次回は『第30話 新たなスキル』です。お楽しみに!」
「あー!? 誤魔化したー!?」
【書籍版4巻7月8日発売】創造錬金術師は自由を謳歌する -故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました-
書籍版4巻は、2022年7月8日発売です! イラストはかぼちゃ先生に擔當していただいております。 活動報告でキャラクターデザインを公開していますので、ぜひ、見てみてください! コミック版は「ヤングエースUP」さまで連載中です! 作畫は姫乃タカ先生が擔當してくださっています。 2021.03.01:書籍化に合わせてタイトルを変更しました。 舊タイトル「弱者と呼ばれて帝國を追放されたら、マジックアイテム作り放題の「創造錬金術師(オーバーアルケミスト)」に覚醒しました -魔王のお抱え錬金術師として、領土を文明大國に進化させます-」 帝國に住む少年トール・リーガスは、公爵である父の手によって魔王領へと追放される。 理由は、彼が使えるのが「錬金術」だけで、戦闘用のスキルを一切持っていないからだった。 彼の住む帝國は軍事大國で、戦闘スキルを持たない者は差別されていた。 だから帝國は彼を、魔王領への人質・いけにえにすることにしたのだ。 しかし魔王領に入った瞬間、トールの「錬金術」スキルは超覚醒する。 「光・闇・地・水・火・風」……あらゆる屬性を操ることができる、究極の「創造錬金術(オーバー・アルケミー)」というスキルになったのだ。 「創造錬金術」は寫真や説明を読んだだけで、そのアイテムをコピーすることができるのだ。 そうしてエルフ少女や魔王の信頼を得て、魔王領のおかかえ錬金術師となったトールだったが── 「あれ? なんだこの本……異世界の勇者が持ち込んだ『通販カタログ』?」 ──異世界の本を手に入れてしまったことで、文明的アイテムも作れるようになる。 さらにそれが思いもよらない超絶性能を発揮して……? これは追放された少年が、帝國と勇者を超えて、魔王領を文明大國に変えていく物語。 ・カクヨムにも投稿しています。
8 159剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく當たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした。(WEB版)【書籍化&コミカライズ化】【本編・外伝完結済】
※書籍版全五巻発売中(完結しました) シリーズ累計15萬部ありがとうございます! ※コミカライズの原作はMノベルス様から発売されている書籍版となっております。WEB版とは展開が違いますのでお間違えないように。 ※コミカライズ、マンガがうがう様、がうがうモンスター様、ニコニコ靜畫で配信開始いたしました。 ※コミカライズ第3巻モンスターコミックス様より発売中です。 ※本編・外伝完結しました。 ※WEB版と書籍版はけっこう內容が違いますのでよろしくお願いします。 同じ年で一緒に育って、一緒に冒険者になった、戀人で幼馴染であるアルフィーネからのパワハラがつらい。 絶世の美女であり、剣聖の稱號を持つ彼女は剣の女神と言われるほどの有名人であり、その功績が認められ王國から騎士として認められ貴族になったできる女であった。 一方、俺はそのできる女アルフィーネの付屬物として扱われ、彼女から浴びせられる罵詈雑言、パワハラ発言の數々で冒険者として、男として、人としての尊厳を失い、戀人とは名ばかりの世話係の地位に甘んじて日々を過ごしていた。 けれど、そんな日々も変化が訪れる。 王國の騎士として忙しくなったアルフィーネが冒険に出られなくなることが多くなり、俺は一人で依頼を受けることが増え、失っていた尊厳を取り戻していったのだ。 それでやっと自分の置かれている狀況が異常であると自覚できた。 そして、俺は自分を取り戻すため、パワハラを繰り返す彼女を捨てる決意をした。 それまでにもらった裝備一式のほか、冒険者になった時にお互いに贈った剣を彼女に突き返すと別れを告げ、足早にその場を立ち去った 俺の人生これからは辺境で名も容姿も変え自由気ままに生きよう。 そう決意した途端、何もかも上手くいくようになり、気づけば俺は周囲の人々から賞賛を浴びて、辺境一の大冒険者になっていた。 しかも、辺境伯の令嬢で冒険者をしていた女の人からの求婚もされる始末。 ※カクヨム様、ハーメルン様にも転載してます。 ※舊題 剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく當たるので、絶縁して辺境で出直すことにした。
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