《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第38話 サクラの呟き その1
投げ銭のほぼ全てを手數料と、兄さんへの手數料として消えてしまったけど、挫けないもん!
そうとも、これは必要経費というやつですよ! だから、うぅ……私のお金がー!
「……はぁ、これでも相當な譲歩なんだがな。とりあえず1〜2時間はかかるから、自分の部屋で待ってろ」
「え、そんなに時間がかかるの!?」
「逆になんで作業容をろくに知らないのに、もっと短時間で終わると思った?」
「……あははー? それじゃお任せです! あ、広告収がもらえるように設定もよろしくー!」
そう言われると確かにそうだった! うん、ここは兄さんにお金を払った以上、兄さんに丸投げだー!
「分かったから、さっさと行け。正直、邪魔でしかない」
「あー!? その言い方は酷いんだー!?」
「……別に金は返して、止めてもいいんだぞ?」
「ははー! 兄上様、よろしくお願いいたします!」
私じゃ出來ないのは分かりきっているんだから、兄さんに任せるしかないのですよ! という事で、自分の部屋に退避ー! 余計な事はしないのが吉なのだ!
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◇ ◇ ◇
自分の部屋に戻ってきたー! もう夏で暑いから冷房くん、君の出番だよ、スイッチオン! そしてベッドにダイビング!
さてと、ダイジェスト録畫の設定も含めて々と兄さんに任せたけども、それらが終わらないとモンエボの続きはれないんだよねー。
うー、今のうちに何をしてようかなー? あ、そういえばミツルギさんがSNSで拡散していたとか言ってた気がする! そこからチャガさんとかミナトさんは來てたよね!
「ふっふっふ、ならば、ミツルギさんのアカウント特定なのさ!」
そうと決まれば、攜帯端末から検索開始ー! えーと、今流行りのSNSっていくつかあったと思うけど、どれだろなー?
寫真とかイラストとかVR空間での畫とかを公開してるやつかなー? それともホームサーバーの中に作ったVR空間に招待した人が出り出來るやつ? それかシンプルな文字ベースで呟きを書きたりするやつ?
あ、昔からあり続けてるっていう大型掲示板……それは何か違う気がする! なんかあそこは見たことないけど、怖いイメージがある!
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うん、とりあえずシンプルに呟きを書き込むやつから調べてみよー! これも結構昔からある青い鳥のマークのやつだよね!
確か、去年辺りにアカウントを作るだけ作って何も投稿せずに放置してたのがあったはず! えーと、最近攜帯端末にれてるアプリの整理を全然してないから、アプリはどこにあったっけなー?
「あ、あったー!」
ふっふっふ、無事にアプリを発見! えーと、とりあえずアプリを開いて……わっ!? 久しぶりに起したら青い鳥が羽ばたいて、作してる手に止まってきた!
あ、青い鳥が羽ばたいて青い羽が散らばって、それがウィンドウへと変わっていったよ! 前はこんな起の演出は無かったはずなのに、いつの間にかそんな演出になったんだ!?
「まぁ、それは良いやー! それじゃ検索、検索ー!」
自分で投稿する事は無かったから専用のアプリを使う事はなかったけど、あちこちのSNSを一括で閲覧出來るアプリは使ってたからねー。基本的な使い方自は分かっているのです!
ただ、閲覧専用のアプリだと、個人のアカウントを探す事には向いてないからね! この辺は兄さんに聞きまくってたら、専用のマニュアルまで用意されたから、ちゃんと覚えたのさ!
「えーと、とりあえず『ミツルギ』で検索! これで出てくるかなー?」
あ、出てきた、出てきた! わぁ、別人のミツルギさんがいっぱーい! うん、同名のアカウントの人が多過ぎてどれか分かりません! ミツルギさん、一目で分かる様にしといて下さいよ!
あれ、ここからどうすれば良いの? 私、ミツルギさんの事って他に特に知らないよー? はっ! こういう時は兄さん謹製の検索マニュアルですよ! 検索のコツみたいなのも書いてたはず!
AR表示のトップに置いてる何かある度に増えていく兄さん謹製マニュアルのセットの中から、検索マニュアルを探して……あった、これだー! それじゃこれを開いて中をチェックー!
「えーと、検索で絞り込むにはキーワードを増やす事!」
何かその後ろに(AND検索)って書かれてるけど、これはよく意味が分からないからスルーで! とりあえず複數のキーワードで検索すればいいのだー!
えっと、ミツルギさんに関連しそうなキーワード……あ! モンエボだ! オンライン版をやってるって言ってたし、條件的にはいけるかも?
「次は『ミツルギ モンエボ』で検索だー!」
あ、さっきよりは件數が減ったけど、まだ結構多い。というか、投稿した容も含まれてるから、同じ人の表示も多いよー!? これ、本當に見つかるのー!?
「うぅ、ならばこれでどう!? 『ミツルギ モンエボ サクラ』で検索!」
私をドジっ子だと言った書き込みは消したという事だったけど、もしかしたら私に関係するのであるのかもしれない!
これなら……あ、それっぽいのを見つけたー! アイコンが剣になってるこのミツルギさんっぽい!
ミツルギ #***
面白い子のモンエボの配信を見つけたので拡散。
どういう容かは言わない。見れば分かる。
サクラちゃんの【初見プレイ】Monsters Evolve part.1
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コメント【4】拡散【26】いいね【50】
⇒【1】ミナト #***
うん、面白かったねー!
⇒【2】チャガ #***
あれは中々見れるもんじゃないな。
⇒【3】いなり壽司・畫好き #***
へぇ、作業しながらにはなるけど、ちょっと後で見てみようっと。
⇒【4】富岳(モンエボ垢) #***
あ、これって夕方消してたドジっ子のやつか。
あれは見そびれたから、こっちは見てみるかー。
→ミツルギ #***
そう、その子のやつ。
見て損はないぞ。
あー!? それなりに拡散されてる!? しかも、コメントでミナトさんとチャガさんも発見したよ!? なるほど、今日のミツルギさんはこのミツルギさんで間違いなさそうだね!
他にもコメントはあるけど、今日見た覚えのある人ではないよ! でも、なんかドジっ子って言われてるしー!? うがー! 私はドジっ子じゃないし、ミツルギさんも肯定するなー!
でも、こうやって宣伝にもなるんだねー? うーん、折角兄さんが以前作ってくれた投稿用のマニュアルもあるし、ここは私も放置……じゃない、眠っていたアカウントを使って宣伝をするべき?
はっ! これで見る人を増やしていけば、一気に注目度が上がって広告収も増えるかも! 誰も流する相手がいないから放置……使ってなかったけど、今こそ活躍の時!
えーと、アカウント名はやっぱりサクラにした方が良いよね! それだけじゃ味気ないから、何か記號でもつけちゃおう! なんだか楽しくなってきたー!
ふっふっふ、流石は兄さんの謹製マニュアル! とりあえず何とか狐っ娘アバターの姿を寫真にしてアイコンにして、アカウント名もサクラに変更出來たのさー!
それじゃ初めての投稿をやるのです! えいや!
サクラ☆モンエボ実況配信中! #***
モンエボの初見プレイを初めてみました!
これから、よろしくお願いします!
コメント【0】拡散【0】いいね【0】
これでとりあえず問題なし! あ、そういえばフォローとかフォロワーとかいう機能もあるんだっけ? ……そこで數が出るのをアカウントを作った後で知って、何か嫌になった覚えがある!
でも、今回はそれこそ重要なのですよ! 幸い、今回はミツルギさんという全く知らないという訳でもない人がいる! ミナトさんとチャガさんもなのですよ!
えーと、フォロワーのやり方は……あ、私がするのはフォローの方なんだ! 私をフォローしてくれた人をフォロワーと呼ぶんだね! とりあえず、ミツルギさんとミナトさんとチャガさんをフォロー!
これでモンエボの実況プレイの宣伝もして、広告収や投げ銭で稼ぎまくる! 目指せ、とりあえずモンエボの代金!
元は取ったと思ったけど、手數料や兄さんへの作業料で殆ど無くなったからね! これから頑張るぞー!
<『ミツルギ』さんからフォローされました>
<『チャガ』さんからフォローされました>
<『ミナト』さんからフォローされました>
「わっ!? フォローが返ってきたー!?」
あわわ!? こんな験初めてだから、何だか嬉しい! やったー! いきなりこれでフォロワーさんが3人になったよー!
<コメント通知が3件あります>
ん? あれ、コメント通知っていうのもきたね? とりあえず容を確認なのさー!
⇒【1】ミツルギ #***
サクラちゃんに捕捉されるとは思ってなかったぜ。
あ、フォローありがとなー!
これからよろしく!
あと、拡散しとくわ。
⇒【2】ミナト #***
サクラちゃん、やっほー!
フォローありがとねー!
あ、宣伝するなら配信畫の一覧とかのリンクはっといた方がいいよー。
⇒【3】チャガ #***
今日はお疲れさん。
時間が合えば、また見に行くからな。
わっ!? ミツルギさんも、ミナトさんも、チャガさんも返事をくれたよ! やった、やった! なんかとっても嬉しいんだけど!
うー! やっぱりゲームの配信を初めてみてよかったー! あ、そうだ! ちゃんと返事をしないとね!
「おい、設定は終わった……何を小躍りしてるんだ?」
「はっ!? 兄さん、見てはいけないものを見たのさ!?」
「……それなら冷房がってる部屋のドアくらい閉めとけ。容までは聞き取れなかったが、々と獨り言が聞こえてきてたぞ」
「あー!? 開けっ放しだったー!?」
うっかり閉め忘れてたよ!? でも、これでモンエボのプレイ畫のダイジェスト録畫が可能になる!
「あれ? そういえば兄さん、早かったね?」
「……何を言っている? もう1時間以上は経ってるぞ」
「……え? あー!? もう9時半過ぎてたー!?」
いつの間にそんなに時間が経ってたの!? うーん、まぁそれは良いや! それじゃ兄さんのおかげで準備は整ったし、録畫しながらモンエボの続きをやっていこー!
「ほれ、広告収と投げ銭の換金手順もまとめておいたから……必要ない可能の方が遙かに高いが一応読んどけ」
「はーい!」
ふっふっふ、兄さんは私を甘く見てるね! 初回の配信のまぐれだと思っているね! その認識、近いうちに覆してみようじゃないですか! これから広告収と投げ銭で稼ぎまくってやるのさー!
その為にもモンエボを……あ、でもその前に返信して、お風呂ってからにしようっと! 日々の普通の生活も大事だしね!
「それじゃちょっと、配信外でのプレイをやってきますねー!」
「サクラ、ちょっと待った」
「はい? 何か問題ありました?」
「いや、単純に次回がどんなじかのお知らせ」
「あ、確かにそれもそうですね! 次回は私がこれから配信外でやるプレイのダイジェスト版になるはずでーす!」
「という事で、次話は今までとし書き方が変わります。そこで1日目終わりって事で章區切りを行います」
「次の更新で第1章が終わりなんですね!」
「そういう事。たまたまなんだけど、年丁度で終わってびっくり」
「え、作者さん年末なんです?」
「思いっきり年末。明日は大晦日」
「そうなんですか!? 時空の歪みが発生してますよ!?」
「いや、そもそも時間は同期してないからね? まぁそういう事で今回はこれでよろしく」
「あ、はい! いつものやつですね! えーと『なんだかんだで初日の配信を頑張ったサクラを応援してくれる方はブックマークや評価をお願いします』って、普通に頑張ったって言われたー!?」
「……そこでそういう驚かれ方しても困るんだけど。えーと、それでは次回は2020年最後の更新で『第39話 実況外の探検録 Part.1』になります。お楽しみに!」
「私は実況外でも頑張りますよー!」
【書籍化&コミカライズ2本】異世界帰りのアラフォーリーマン、17歳の頃に戻って無雙する
【日間&週間&月間1位 感謝御禮】 ブラック企業で働いていたアラフォーリーマンの難波カズは、過労死で異世界転生。 異世界を救い、戻ってきたのはなんと十七歳の自分だった。 異世界で身につけた能力を使えることに気付いたカズは、今度こそ楽しい人生をやり直せると胸を躍らせる。 しかし、幼なじみの由依をきっかけに、もといた世界にも『人間を喰う異形――ヴァリアント』がいることを知る。 カズは過去の記憶から、近い未來に由依が死ぬことを察してしまう。 ヴァリアントと戦う使命を持つ由依を救うため、カズはこちらの世界でも戦いに身を投じることを決める。 ★ファミ通文庫さんのエンターブレインレーベルから、書籍が9月30日に発売します。 文庫よりも大きめサイズのB6判です。 ★日間ローファンタジーランキング 最高1位 ★週間ローファンタジーランキング 最高1位 ★月間ローファンタジーランキング 最高1位 ※カクヨムにも掲載しています。
8 62星の降る街
2017年、隕石が地球に衝突し人類は絶滅するとされた予言は、2993年現在人類が生存している事で証明された。 だが隕石は地球に衝突して甚大な被害をもたらして、さらには隕石に付著した謎の生命體が地球で猛威を振るい、その後何度も隕石は落ちて來て謎の生命體を完全に駆逐する事が出來ず、地球の第三勢力として世界を恐怖させた。 そんな全人類の共通の敵が現れたのにも関わらず人類は手を取り合う事が出來ずに世界はバラバラのまま。 そんな世界に生きるいろんな人々の物語。 ※作者は趣味で書いているド素人の為文法や言葉がおかしかったりしますが、あらかじめご了承ください。 一応キリの良いと思えるところまで書き上げて、読み直して修正して確認して。。。って感じで書いてますので更新自體はけっこうゆっくりになると思います。 一応現時點では3部構成、サイドとアフターのストーリー合わせて5〜6部構成で考えております。
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放課後の部活。俺は魔法陣をただ、いつもどうり描いただけだった。それがまさか、こんなことになるとは知らずに……。まぁ、しょうがないよね。――俺は憧れの魔法を手にし、この世界で生きていく。 初投稿です。右も左もわからないまま、思うままに書きました。稚拙な文だと思いますが読んで頂ければ幸いです。一話ごとが短いですがご了承ください。 1章完結。2章完結。3章執筆中。
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突然の雷雨、走って家まで行く途中に雷に直撃した。 目を覚ますと超絶美少女の膝枕をされている。 「貴方の事が前前前前前前……世から好きでした。私と付き合ってください。もしダメなら、一生隣に居させてください」 それって?俺の答え関係なくね? 少年にぞっこんな美少女の女神様と怠惰で傲慢な少年の異世界ストーリー。
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なーんにもできなくていい。 すごく弱蟲でいい。 何も守れなくていい。 私の前では隠さなくていいんだよ? そのままの君でいいの。 何もできない貴方のことが好き。 こうしていつまでも閉じ込めておきたい。 私だけは、貴方を愛するから。 『…ふふっ 寢顔かーわい』 純粋な愛のはずだった。 しかしある日を境に、少女の愛は狂気へと変わっていく。
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