《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第44話 進化後の変化

さてさて、テンションの上がった進化は終わったー! 今すぐバトルに行きたいけど、そこをグッと我慢して、確認すべきことを確認していくのです!

「それでは、進化後のステータスを見てみましょう!」

進化でどれだけ強くなったのか、それが重要だからね! ステータス、表示!

【ステータス】

名前:サクラ

種族:用なライオン

進化階位:

Lv:1

生命 : 290

屈強 : 50

堅牢 : 29

俊敏 : 49

用 : 56

知恵 : 29

おぉ、これは思った以上にステータスが上がってる!? え、冗談抜きで進化前の1.5倍くらいになってません?

「ふっふっふ、超絶パワーアップです! これぞ進化の力! って、あれ? になったのにLv1からなんです?」

咲夜 : 進化すると劇的にステータスは増えるからなー。

ミツルギ : からだと、生命は+100、種族として得意な項目が+15、それ以外が+10、進化に使ったスキルツリーに対応するステータスが追加で+15だな。

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富岳 : よくそこまで覚えてんな。この辺はサクサクと進めるから、細かい數値とか覚えてねぇわ。

いなり壽司 : なるほど、これは確かにアドバイザーだな。

イガイガ : サクラちゃん! 進化階位が上がるごとにLv1から上げ直しだぞ!

ミナト : 進化する度に上限のLvも上がるんだけど、サクラちゃん、の上限Lvの報はいる?

「あ、ミナトさん、上限Lvは聞かないでおきます! ミツルギさん、ステータスの上昇量を教えてくれてありがとうございます!」

うん、正直すぐにその數値は忘れそうだけど、元々種族として得意なステータスがびやすくなってるのは分かった!

ふむふむ、得意なところを一點突破でばし続けていくというのもありなんだね!しかーし、それだけだと面白くないので、私は私の道を行くー!

それにしてもLvは1から上げ直しかー。はっ! これだけ強化された今ならが雑魚! すなわち、相手に無雙し放題では!?

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「これは絶好の進化ポイントを稼ぐチャンスじゃないですか! 今度は失敗しませんよ! 『威嚇』!」

川に向かって威嚇を開始! ふっふっふ、これで川の中にいる魚の水揚げ自殺をさせるのさー! そして、逃げずに果敢に襲い掛かってくるカニは今度こそ仕留め切る!

それに今日の配信開始で誰もまだ來てなかった時に川で投擲用の小石も結構集めたしね! 水を噴き出してくる魚も狙い撃つのさー!

「あれ……?」

おかしいなー? 全然襲い掛かってくる気配がなくて、むしろ普通に逃げ去っているような気がするよ?

いなり壽司 : え、何やってんの……?

ミナト : サクラちゃん、その手段は今は無意味ー!?

ミツルギ : 進化したから、は全部格下になるから逃げるだけだぞ!

富岳 : あー、これってあれか。要は殺された時の方のイメージが強くて、追い払う方の効果が頭からすっぽ抜けてるのか。

いなり壽司 : ……え? え?

金金金 : サクラちゃんの事だし、多分そうだろうな。

咲夜 : だろうなー。

「はっ!? そういえばそんな効果もあったんでした!?」

しまった! 富岳さんの言う通り、そっちの効果が完全に抜け落ちてたー!? むぅ、そうなるとこの手段は使えない!?

うがー! 折角持ってた『威嚇』が完全にゴミと化したー!? 格上がいないのに、どこで使えってんですか、この『威嚇』!

「あれ? それだと敵にもがいないといけないですよね? あ、今のは質問じゃないです! これは自分で探します!」

危ない、危ない! 私のライオンが進化したんだから、それに合わせた敵がどこかにいるのは聞くまでもない事だもんね。

だったら、それを探すまで! 草原の中には今までいなかったけど、草原の外にはまだ行っていないから、そこにいるかもしれないしね!

ミツルギ : そこは自分で確認するんだな。了解っと。

いなり壽司 : あー、ちょっと俺はし離ー。配信をリアルタイムで追いかける前に、前のアーカイブを見てくる。このままだと俺だけ変に浮いたツッコミが続きそう……。

富岳 : おう、そうしてこい!

「いなり壽司さん、了解です! またのお越しをお待ちしておりますよー!」

別に変なことはしてないと思うけど、まぁいなり壽司さんがそうするというのであれば私に止める権利はないからね。

もしいなり壽司さんがこのまま居なくなったら殘念だけど、それは私の力量不足だから仕方ない……よね。

いなり壽司 : 泣きそうなアバターに罪悪が……。表かだな、このアバター! 興味があるからアーカイブを見てくるだけだから、サクラちゃん、心配すんな!

富岳 : 次にいなり壽司が、リアルタイム配信に來た時の反応が楽しみだな。

ミツルギ : それは確かに。

いなり壽司 : とりあえず、一旦離。……この配信中には戻ってきたいから、倍速で見るか。

「はい、分かりましたー! お帰りをお待ちしてますね!」

こうしていなり壽司さんは戻ってきてくれるって言ってるし、私がそれを信じなくてどうするのさ!

そういや私は使った事はないけど、再生速度って変えられるんだっけ? うん、いなり壽司さんが倍速で見るって言ってるんだし、あるのは間違いない!

チャガ : おっ、ライオンが進化してるな。

金金金 : さっき進化したとこだ。

ミツルギ : 用なライオンに進化したぞ。

咲夜 : そして、今は威嚇を発中だ。

チャガ : ……まぁ今更ツッコミはなしか。って事は、これから探索か?

「チャガさん、こんばんはです! これからを探しに移しようかと思ってますよー!」

あ、その前にスキルツリーで第3段階以降が見れるようになってるか、確認するべき? うーん、でも間違いなく解放の為の進化ポイントの必要量は増えるよね。

よし、決めた! 進化ポイントを貯めるにしても目安がしいし、威嚇がまだ効果中だから邪魔でしかない! 獲して進化ポイントを確保するためにも逃げられ続ける今の狀況は困るから、効果時間が切れるまでに確認していこう!

「言ったばっかですみません! 予定変更で、スキルツリーの容を確認していきます! 第3段階以降も見れるようになってますよね?」

これで見えないのであれば確認するだけ無駄だからねー! 見えないという事はないと思うけど、ここは念の為!

ミツルギ : に進化したら第6段階までは表示されるぞー。

チャガ : ま、詳細は見てみれば分かるだろう。

ミナト : 百聞は一見に如かずだねー!

「確かにそれはそうですね! それじゃスキルツリーの容を見ていきます!」

ふむふむ、一気に第6段階まで解放されるんだね! となると、ってよりも活期間が結構長くなりそう? まぁいいや、とりあえずスキルツリーの確認だー!

【生命のスキルツリー】

第4段階:[1-1]再生強化Ⅰ(P)

[1-2]捕食回復Ⅰ(P)

第5段階:[1-1-1]生命+50

[1-1-2]再生増幅Ⅰ(P)

[1-2-1]生命+50

[1-2-2]胃袋拡大Ⅰ(P)

第6段階:[1-1-1]生命+50

[1-1-2]自己修復(A)

[1-2-1]生命+50

[1-2-2]捕食再生(A)

「あー!? 更にスキルツリーが分岐してますよ!?」

えぇ、でも結構な數があったのに、から更に分岐が増えるの!? えーと、あ、傾向自はあるみたい!

えっと、『再生強化Ⅰ』‐『生命+50』‐『生命+50』とか『捕食回復Ⅰ』‐『生命+50』‐『生命+50』とかステータスを強化するルートと、『再生強化Ⅰ』‐『再生増幅Ⅰ』‐『自己修復』とか『捕食回復Ⅰ』‐『胃袋拡大Ⅰ』‐『捕食再生』とかのスキルを取得するルートに分かれてるね!

うーん、アクティブスキルもパッシブスキルも増えたし、ステータスの強化も多い!? これ、絶対にどこを上げていくか悩むやつだ!

それにしても、パッと見たじ回復手段が多そうだね? この辺はどこかのタイミングで取得した方が良い気もする!

ミツルギ : サクラちゃん、これは言っといた方が良い気がするから言っとくぞ。分岐自はこの先は増えない。

ミナト : 各スキルツリーがここで4つに分岐して、その中から好きな風に解放していくじだねー!

金金金 : スキルツリーのルート、多くね? 解放の為の進化ポイント足りるのか?

咲夜 : 序盤はどうしてもなー。

富岳 : 進化ポイントには所持上限がないから、全てを取ることも可能だがな。

金金金 : ほほう、斷片的に知ってる報から何となく読めてきたぞ。

ミナト : 金金金さん、それは言わないようにねー!

金金金 : それは分かっている!

イガイガ : ま、サクラちゃんがここからどういう選択をしていくかだな。

「んー、まぁ選択肢がないよりは多い方が良いですね! でも、流石にそれぞれのスキルを見ていくと時間がかかりそうなんで、スキルの詳細は興味があるスキルか実況外で確認しておきます!」

とりあえずスキルツリーの容自はサラッと見ていくけど、個別までは見ていたらそれだけで配信が終わっちゃいそうだしね。

ミツルギ : まぁ、それが無難なとこか。

咲夜 : この先、サクラちゃんがどういう選択をしていくのかが気になる。

イガイガ : どうなるものか、全然予想出來ねぇなー。

ミナト : あはは、まぁ予想出來ない方が楽しくていいけどねー!

チャガ : そりゃ確かにそうだな。

金金金 : とりあえず、俺はスキルツリーがどんなのかを見たい。

富岳 : まぁまずはそこからか。

「さーて、それじゃスキルツリーを一通り眺めたら、進化ポイントを求めて探索開始です!」

それじゃ予定は決まったから、サクサクと殘りのスキルツリーの確認をしていこう! それから獲をしつつ進化ポイントを貯めて、の敵を探すのさー!

「サクラ、何を忘れてるの……?」

「え、何の事です?」

「威嚇の効果を忘れてた事だよ!?」

「あー、あれですか! いやー、ついうっかり! あ、そうだ! その件で話があったのを忘れてました!」

「……一応聞こうか」

「なんでいきなりゴミスキル化してるんです!? 進化ポイントが無駄じゃないですか!」

「いや、追っ払うって方の能はちゃんと殘ってるからね!? 使い方の問題だよ、そこ! というか、ゴミ判定が早過ぎる!」

「え、ゴミじゃないんです?」

「ネタバレ厳なのに、作者にそれを聞くか!?」

「あ、そういえばそうでした! それでは『威嚇』がゴミのスキルだと思う方はブックマークや評価をお願い――」

「何を言い出すかと思ったら、何言ってんのこのポンコツ主人公!?」

「私はポンコツじゃなーい! 作者さんといえど、それ以上は許しませんよ!」

「……うん、もういいや。えーと、次回は『第45話 のスキルツリー』です。お楽しみに! ほら、サクラも」

「あ、はい! 次回もお楽しみにー! って、誤魔化されたー!?

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