《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第49話 夕暮れの草原
多分、結構格好いいライオンのシルエット姿が撮れたはず! だけど、その主が私の敵討ちの対象という事だけは許さーん!
「今度は著実にぶっ殺します! 『投擲』!」
私の敵が暮れていく夕日に向かって黃昏れているような幻想的な雰囲気を出すなー! でも、ちょっとサファリ系プレイヤーという人達の楽しみ方っていうのも分かった気がする!
「あっ、逃げたー!? 逃がさないよ、私の進化ポイントー!」
投擲が當たったと思ったら、思った以上にライオンのHPが削れて一目散に逃げだしたよ! 進化する前は真っ向勝負をしてたのに、逃げるとはなんと卑怯な!
だけど、今の私のライオンは長への進化を果たして、大幅にステータスが上昇しているのです! その私から生如きが逃げられると思うなー!
咲夜 : 敵討ちから完全に進化ポイント狙いの狩りになってる件について。
ミナト : そこは気にしない方向で!
富岳 : ま、やる事自が変わる訳でもないしな。
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ミツルギ : やっちまえ、サクラちゃん!
イガイガ : ライオンが、ライオンを仕留めるべく追いかけていくー!
いなり壽司 : おっし、4倍速だったけど、とりあえずアーカイブで流れはがっつり把握してきた。等倍ではまとまった時間がある時に見る!
「あ、いなり壽司さんおかえりなさーい! 『噛みつき』!」
どうもかなり早送りで見たらしいけど、いなり壽司さんが戻ってきたー! でも、今はライオンと戦闘中だからじっくりとは話していられないね。
でも、移速度にそれなりに差があって、し時間はかかったけど追いついて首筋に噛みついて押し倒す事に功! おぉ、一気に敵のライオンのHPが減りました!
ふっふっふ、Lv的にはほぼ変わらないはずなのに、進化をしただけでこの強さ! 攻撃の威力ほど劇的ではないけど、明確に移速度が上がってるのも出來たよ!
富岳 : 聲だけ聴けば、いなり壽司という名前も相まって、サクラちゃんにいなり壽司が食われたみたいだな。
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いなり壽司 : あー、言われてみれば確かに。
ミツルギ : ……そういや最近いなり壽司って食ってないな。
イガイガ : 同じく。……よし、今日の晩飯でいなり壽司を食えるとこに行くか。
いなり壽司 : ちょ、俺から食べを連想しないでくれるか!?
チャガ : なら、名前を食べにするなよ……。
「……そう聞いていると、普通にいなり壽司が本當に食べたくなってきますねー! それじゃトドメー! 『爪撃』!」
もうほぼHPが盡きかけているライオンに、最後の一撃として爪を振り下ろす! くったばれー!
そして進化ポイントを寄越せー! 皆さんの見立てなら、このライオンは進化ポイントを落とす範囲の生のはず!
<生を撃破しました>
<進化ポイントを1獲得しました>
<エリアボスを討伐しました>
ふっふっふ、私のライオンを完全勝利! 弱い、弱過ぎる! でも、経験値はかなりなかった。
うーん、生は楽勝な格下になっちゃったし、これは仕方ないかなー。進化ポイントが手にるのが生Lv9以上に限定された理由も何となく分かった気がする。でも、これは言いたい!
「これこそ、進化の強さなのですよ!」
強くなっての一方的な展開! そればっかだと流石に飽きるけど、こうやって明確に強くなったと実できるタイミングって嬉しいよね!
でも、このエリアボスってなーに? このライオン、普通の敵じゃなかったのー? ま、勝ったから別にいいや!
ミツルギ : 初進化の後の戦闘って爽快だもんなー。
富岳 : それが一度負けた相手であれば尚更か。
イガイガ : だよなー!
チャガ : そういう所が醍醐味でもあるしな。
うんうん、他にも音聲無しのコメントとかでも同意してくれてる人もいるねー! というかいつの間にか、視聴者さんが35人を超えてたよ!? いぇーい!
さーて、これで完全に草原での私の敵討ちは全部終わりなはず。川に今日やっちゃった無意味な威嚇で表示されている敵もいるけど、Lv9以上の確証は欠片もないから除外で!
「それじゃ『識別』を取るために長を探しに行きましょうー!」
さっきライオンのとこまで移している間にはマップに注目し過ぎてて意識してなかったけど、できる程度には移速度も上がってるみたいだもんね!
草原のマップが全部埋まってる訳じゃないけど、この辺りでそろそろ草原以外の場所に行ってみるのもありなはず!
「あ、でももう日が完全に落ちてきましたねー」
逃げ出したライオンと距離を詰めてる間に、思ったよりも時間がかかってたみたい? あ、でも日が落ちても薄暗い程度で活は出來そう!
そっか、あの夜目ってスキルはこの薄暗さを緩和させるようなスキルなのかな? あれば便利そうだけど、無くてもとりあえずはどうにかなる範囲みたいだね。
「あれ? 通知に何か出ましたよー? えっと『時間経過について』のヘルプの項目の追加ですね! あ、一度夜になると解放されるって言ってた要素ってこれですか?」
ミツルギ : おう、そうだぞ! 々と便利だから、そこは見といたほうがいい。
咲夜 : ライオンは無理に使わなくてもいい要素だけど、種族によっては優位が変わる要素だからなー。
神奈月 : ちょっとそれは言い過ぎだぞ。
咲夜 : ……またか! 俺はまた、やらかした!
「咲夜さん、大丈夫です! 今までの皆さんの反応から、完全なネタバレを防ぐのは難しそうなんで、意図的なネタバレでなければ大丈夫です! ネタバレを気にし過ぎてコメントしにくくなる方が嫌ですからね。あ、でもワザと盛大なネタバレは厳のままですよ!」
ちょいちょい皆さんもネタバレにならないように苦心してる様子があるから、完全に一発でどういうか分かる規模のネタバレでさえなければスルーで!
でも、明確に嫌がらせ的なネタバレがあったら、問答無用で排除なのですよ! 今のところそういうネタバレをしてくる人はいないから心配してないけどね。
いなり壽司 : あー、ネタバレ厳って言っても、どうしてもれてしまう部分は多ならOKって事か。でも、意図的なネタバレは不可なんだな。
富岳 : まぁ不用意に先の事ばかり言いまくろうとしなければセーフな範囲か。
ミツルギ : 先のにれそうな場合は、今まで通りサクラちゃんに聞くかどうかの確認で問題なし?
「はい、それで問題ありません!」
どうしてもれる事になるネタバレであってもちゃんと確認してきてくれれば、私が聞くかどうかを決めれば問題ないからね! そこは今まで通りで行くのですよ!
「それじゃ、ちょっとヘルプを見てみますねー!」
とりあえず何か結構大事そうな要素もあるから『時間経過について』は見ておかないとね! という事でヘルプの表示!
えっと、プレイ時間が5時間ごとに晝夜がれ替わるのは皆さんから聞いたねー。それから……あ、晝夜によって出現する敵の種類が変わるんだ!? 夜行の敵とかがいるってじかな? うん、この報は大事そう。他には……。
「えっ!? 寢て回復が出來て、晝と夜を飛ばせれるんですか!? あ、でも各エリアにある安全エリアの確保が必須ってなってますね?」
うーん、なんだろう、この安全エリアって? えっと、マップで緑に表示されている區畫ってなってるね? でもそんな場所、今まで……。
「あー!? 今いる場所が安全エリアになってますよ!? なんでー!?」
ミツルギ : すぐにこっちの説明を見る事になると思ってたかられなかったけど、さっきのライオンを倒した時にエリアボスって出てたろ。あれを倒すと、その周辺が安全エリアになるんだよ。
神奈月 : ただ、永続的な場所じゃなくて使い捨てだから要注意な!
咲夜 : 有効時間は次の晝夜の変更になるまでだなー。
ミナト : 有効時間が過ぎたタイミングでエリアボスは復活するし、毎回エリアボスになる種族も違うから、見た目にはどの敵がエリアボスかは分からないからねー。
真実とは何か : ある意味で、ライオン同士だったのは運が良い。
イガイガ : その辺の事もヘルプに書いてあるはずだから……まぁサクラちゃん、エリアボスについての通知が出た時にスルーしてたけど。
ミナト : 誰もそこにれていなかったから、あえてれずにいたら、ここまで來たというじだね!
いなり壽司 : なんで誰もれないのかと思ったら、全員わざとか! そこは教えてやろうぜ!?
チャガ : おいこら、自分を棚に上げるな。
いなり壽司 : ……そういやそうだった。
金金金 : サクラちゃん、次からは意識していこうな!
「皆さん、気付いていたなら教えてくださいよー!? うー! 次からは見落とさないようにしますけども!」
うぅ、私が皆さん任せにしないようにわざとやられた気がする! ……実際に皆さん任せにしそうな気がするから、これからはちゃんと通知に気付けるように気を付けよっと。
「あっ! 通知が出た時に音とか出せないですかねー?」
ミツルギ : 設定を弄れば出せるには出せるけど、ぶっちゃけ鬱陶しいぞ?
イガイガ : 何かを達した後に出る事が多いから、音が出ると臺無しが……。
咲夜 : 余韻がぶっ壊されるんだよなぁ……。
「……それは確かに嫌ですね!?」
うん、確かに何かをし遂げた後にヘルプ項目の追加通知が視界の左下に小さく出るだけならともかく、音があったら場合によっては臺無しかもしれない。
これは私がちゃんと気を付けるしかないね! うーん、なんで通知は他のメッセージみたいに視界の手前の方の位置に出してくれないんだろ? そういうとこ、ちょっと不親切ですよ、開発さん!
「前回、思いっきり途中で切りましたね!? 作者さん、苦手な生は――」
「それはどうでも良いから。とりあえずライオンへのリベンジ、おめでとう」
「q、ありがとうございます! って、それでは誤魔化されませんよ!?」
「あ、ちなみに通知がメッセージの位置と違うのは、後から読み返す事があるかどうかの差だね。通知は10件までは遡れるけど、メッセージは遡れないって違い」
「あ、そういう違いなんですか! って、違ーう!」
「……苦手な生ならキノコだよ」
「あ、そうなんですか? キノコは味しいのに……って、それは食べの好みですよね!?」
「何を言ってるんだ、サクラ? これはモンエボだぞ?」
「……え? あ、はい、そうですけど……え、キノコが出てくるんです!?」
「さて、それは後々のお楽しみって事で。とりあえず、はい、これ」
「くっ、カンペが出される前にくのが遅かったのですよ!? えっと『苦手な生は誰にでもあると思う方はブックマークや評価をお願いします』って、何ですか!? というか、キノコが出てくるにしても結局食べの好き嫌いの問題じゃないですか!?」
「さて、次回は『第50話 時間の経過で』です。お楽しみに!」
「あー!? またスルーですか!?」
「ところでサクラは、チョコのお菓子のきのことたけのこ、どっち派?」
「え、キノコってそれの事ー!?」
【コミカライズ&書籍化(2巻7月発売)】【WEB版】婚約破棄され家を追われた少女の手を取り、天才魔術師は優雅に跪く(コミカライズ版:義妹に婚約者を奪われた落ちこぼれ令嬢は、天才魔術師に溺愛される)
***マンガがうがうコミカライズ原作大賞で銀賞&特別賞を受賞し、コミカライズと書籍化が決定しました! オザイ先生によるコミカライズが、マンガがうがうアプリにて2022年1月20日より配信中、2022年5月10日よりコミック第1巻発売中です。また、雙葉社Mノベルスf様から、1巻目書籍が2022年1月14日より、2巻目書籍が2022年7月8日より発売中です。いずれもイラストはみつなり都先生です!詳細は活動報告にて*** イリスは、生まれた時から落ちこぼれだった。魔術士の家系に生まれれば通常備わるはずの魔法の屬性が、生まれ落ちた時に認められなかったのだ。 王國の5魔術師団のうち1つを束ねていた魔術師団長の長女にもかかわらず、魔法の使えないイリスは、後妻に入った義母から冷たい仕打ちを受けており、その仕打ちは次第にエスカレートして、まるで侍女同然に扱われていた。 そんなイリスに、騎士のケンドールとの婚約話が持ち上がる。騎士団でもぱっとしない一兵に過ぎなかったケンドールからの婚約の申し出に、これ幸いと押し付けるようにイリスを婚約させた義母だったけれど、ケンドールはその後目覚ましい活躍を見せ、異例の速さで副騎士団長まで昇進した。義母の溺愛する、美しい妹のヘレナは、そんなケンドールをイリスから奪おうと彼に近付く。ケンドールは、イリスに向かって冷たく婚約破棄を言い放ち、ヘレナとの婚約を告げるのだった。 家を追われたイリスは、家で身に付けた侍女としてのスキルを活かして、侍女として、とある高名な魔術士の家で働き始める。「魔術士の落ちこぼれの娘として生きるより、普通の侍女として穏やかに生きる方が幸せだわ」そう思って侍女としての生活を満喫し出したイリスだったけれど、その家の主人である超絶美形の天才魔術士に、どうやら気に入られてしまったようで……。 王道のハッピーエンドのラブストーリーです。本編完結済です。後日談を追加しております。 また、恐縮ですが、感想受付を一旦停止させていただいています。 ***2021年6月30日と7月1日の日間総合ランキング/日間異世界戀愛ジャンルランキングで1位に、7月6日の週間総合ランキングで1位に、7月22日–28日の月間異世界戀愛ランキングで3位、7月29日に2位になりました。読んでくださっている皆様、本當にありがとうございます!***
8 78【書籍化】勇者パーティで荷物持ちだった戦闘力ゼロの商人 = 俺。ついに追放されたので、地道に商人したいと思います。
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8 125學園一のお嬢様が風呂無しボロアパートに引越してきたんだが
俺、狹山涼平は苦學生だ。高校二年生にして仕送り無しの一人暮らしをこなす日々。そんなある時、涼平の隣の部屋にある人物が引っ越してきたのだが……。 「さ、狹山くんが何故ここにいますの?」 「それはこっちのセリフだ!」 なんと隣人はクラスメイトの超セレブなお嬢様だったのだ。訳ありで貧乏生活を迫られているらしく、頼れるのは秘密を知った俺だけ。一人で生きるのも精一杯なのに金持ちの美少女も養えとか無茶振りだっつーのっ!
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8 116Re:現代知識チートの領地運営~辺境騎士爵の子供に転生しました~
辺境の騎士爵長男として生まれたアルスは5歳になったときに頭痛と共に前世の記憶を思い出す。自分が日本人である桜木優斗(47)であることを。ただ、自分がどうして転生したのかまでは思い出せないのだが、前世は獨身貴族だったこともあり未練は、まったく無かった! そんな彼は自分の領地を豊かにするために、前世の知識を使い領地を富ませていくのだが、その手法が畫期的すぎるあまり天才扱いされ王族から目を付けられてしまうのだった。
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