《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第54話 今回こそは
ふっふっふ、長でLvが上がったら、なぜか進化ポイントの貰える量が増えていたー! これは予想外だけど嬉しいやつ!
「これで進化ポイントが4になったので、『識別』が解放出來ます! いなり壽司さん、味しかったです! 々とありがとうございました!」
あの桜の木との一戦はいなり壽司さんと呼ぶと宣言したからね! 経験値が大量で味しい敵でした! 進化ポイントもね! そして最後のお禮はコメント欄にいるいなり壽司さんへのお禮です!
いなり壽司 : 経験値がだよなぁー!?
ミツルギ : もう2~3倒したらと思ってたけど、意外とLv2になるのが早かったな。
富岳 : 第4段階のスキルを使ってきてたし、時間を飛ばした時にたまに出るボーナス個を引いたっぽいな。
咲夜 : あれってイージーだと出現確率は相當低いのに、運が良いのか、悪いのか。
イガイガ : その分だけし強めな奴だから要注意だけど……。
チャガ : 正直いつ死ぬかとハラハラしてたが、割と普通に勝ったな。
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金金金 : ほほう、そういう狀態だったのか。
「ボーナス個とかいるんですね!?」
私はてっきり進化したばっかだから同等の敵しかいないと思ってたんだけど、まさかの強めのボーナス個!? よく勝てたね、私!
うふふ、普段1人でゲームをしてた時よりも明確に作は上達してるのですよ! これがリアルタイム配信の力!
ミナト : うん、まぁ、サクラちゃんが夜になってすぐに寢ちゃったし、ネタバレ要素でもあるから、教えられなかったってところ?
神奈月 : まぁそうなるよなー。
ミツルギ : ボーナス個について簡単に説明するなら、寢てる間は敵の進化については待機狀態になってて、起きた瞬間にまとめて発生するけど、その間の敵の進化ポイントは蓄積されてるんだよ。難易度が上げれば出やすくはなるんだけど、イージーじゃ結構レア個。
富岳 : まぁ、1度寢て時間を飛ばしただけなら、1出れば良いってとこか。
「さっきの桜の木って、レア個なんですね!?」
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わぁ、倒せたから良いけど、もしかして長に進化して早々に死ぬ危険があったのかも!? あ、だからミナトさんがが弱點って教えてくれたのかな?
「とりあえずボーナス個がいるというのは把握しました! 予定よりもあっさりと予定數の進化ポイントが手にったので、今度こそ『識別』を取っていきますねー!」
咲夜 : 今回は予定通りになりそうだな。
チャガ : そんなことを言ってると、また違うスキルへと変わってしまうぞ?
真実とは何か : 真実は如何に?
金金金 : まぁどうなっても見守るのみだ!
「あはは、やだなー! 今度こそちゃんと『識別』を取りますよー!」
流石に何度も言った事を覆し過ぎるのもあれだしね! 確かに他に取ってみたいスキルもある!
だけど投擲がLv2になったし、とりあえずの攻撃用スキルは今あるスキルで何とかしよう! その後にちょっと試したい事があるから、それをやっていくのさー!
「それじゃ『知恵』のスキルツリー、第1段階と第2段階を解放です!」
知恵のスキルツリーの項目を開いて、手早く解放していくのさ!
<『知恵』第1段階:ステータス強化『知恵+5』を解放しました>
<『知恵』第2段階:スキル『識別』を解放しました>
よーし、これで必要だという『識別』の解放が完了だー! とりあえずちょっと使ってみよっかな?
近くに敵は……あ、シマウマの群れがいる! 一般生っぽい気もするけど、お試しには丁度いいや!
「お試しで識別を使って……って、あー!? また誤発ですか!?」
ぐぬぬ、識別って喋った瞬間にスキルが発しちゃったよ! えー、なんでー!?
イガイガ : これから使おうと思ってるタイミングで発聲しちゃったからか。
咲夜 : 多分そうだろうなー。
富岳 : 正直、これについては他のモンエボの配信者でも見た事はある。
ミナト : あはは、まぁ配信用に設計されてないだろうからねー。
「そこは配信者泣かせの仕様なんですね!? うがー! 思考作の誤発は仕方ない気もするけど、これはどうすれば良いんです!?」
今の狀態で……あ、普通に識別対象の指定って丸い枠が出てる! あれ、これだったらショートカットで登録してもいけそうな気がする?
まだ再使用時間のカウントゲージは出てないし、指定の為の時間も長めみたい。これなら、多分邪魔にならないよね!
「ふっふっふ、解決策を思いつきました! 識別はショートカットでの発にします!」
そうと決まれば、早速視界の右下に識別のショートカットを作だー! うふふ、こんな解決策を思いつく私は天才なのですよ! よし、作完了です!
咲夜 : 非常に言いにくいんだけど……それ、誤発防止にはなってない。
チャガ : 実況でこれから識別を使いますって宣言する以上、そこで誤発の可能は否定出來んしな。
ミナト : サクラちゃん、識別の代わりに判別って言い方で代用するのを提案するよー! それなら発聲作での誤発は無くなるからね。
ミツルギ : お、そのミナトさんの案はありだな。
富岳 : 確かに判別なんてスキルはないし、意図は伝わるか。
「はっ!? そういえば誤発の対応にはなってないですね!? ミナトさんの提案を採用します!」
うん、皆さんにこれから使うという意思を示すために聲に出したら誤発するんだから、ショートカットじゃあまり意味なかった!
多分ショートカットで使おうとした時點で伝わるとは思うけど察してくださいになっちゃうもんね! 明確に皆さんに意図を伝えるなら、ミナトさんの提案してくれた手段が確実なのさ!
「という事でこれから『識別』を使おうとする時は先に判別するって言いますね! そして、『識別』は既に発中なので、実際にあそこにいるシマウマの報を見てみます!」
誤発の対策は決まったから、次は実際に識別の効果を確認だー! シマウマの群れの1を対象にして発!
あ、この時點で再使用時間のカウントゲージが出た! そして識別した報も出てきましたよ!
『シマウマ』
分類:一般生
うん、ただの一般生のシマウマだった! 見たままじゃん! え、これだけなの!? あー!? 再使用時間のカウントゲージの減りは早めだけど、連続して使う事が出來ない!?
あ、地味に一般生図鑑に登録されましたって通知が出た。その手の図鑑を埋めていくやり込みは私やらないから、いらないんだけどー!
「1ずつって効率悪くないですかねー!? 図鑑も地味にいりません!」
ミナト : サクラちゃん、図鑑埋めもやろ? ほら、んなの図鑑が完するよ? そういうのも楽しいよ?
チャガ : ミナトさん、ストップ! 気持ちは分からんでもないが、そこは沼だから引き摺り込もうとするのは無しだ。
富岳 : その辺は好みが分かれるからな。やるかどうかを決めるのはサクラちゃんだ。
イガイガ : サファリ系プレイヤーの中でも、図鑑を埋めるかどうかは分かれるからなー。
ミツルギ : 図鑑埋めは一般生とモンスターの2つがあるしな。地味に一番時間がかかる要素だから、意外とやってない人が多い。
ミナト : うぅ、だからこそ、その要素で語れる人が貴重なのさ……。サクラちゃん、こっちへおいでー! それが無理でも、せめて図鑑がいらないとは言わないでー!
神奈月 : ミナトさんが妙に必死だ!?
真実とは何か : 殘酷な真実もあるものだ。
咲夜 : というか、図鑑埋めまでやってたら流石に配信の時間やばくね?
チャガ : 出てくる生の全てを識別していく必要があるからな……。
金金金 : うっわ、それは流石に沼なやり込み要素だな。
ミナトさんがなんだか必死なのは伝わってきたけど、他の皆さんの意見を聞く限りでは皆さんから見てもとんでもないやり込み要素っぽい!
んー、元々やる気はないけど、図鑑埋めをやるのはなし! でも、これは言っておかないと駄目だよね。
「ミナトさん、図鑑はいらないって言ったのはすみませんでした! でも本格的に図鑑埋めをやってるときりがなさそうなので、そこについてはごめんなさい!」
人が大事に思っているものをいらないと言ってしまったのは、私の完全な落ち度……。私自が興味ない部分であっても、それを否定するのは非常に失禮な事! 自分がされて嫌な事はしちゃいけない!
さっきの発言は全面的に私が悪いし、ミナトさんに怒られても仕方ない。だけど、そこで黙り込むのだけはなし! 悪い事をしたと思ったら、まずは謝る! 許してもらえなくても、それは絶対に大事な事!
ミナト : サクラちゃん!? えっと、そこまで深刻に捉えなくていいからね!? 私もちょっと余計な反応をし過ぎちゃったし!?
金金金 : サクラちゃんの狐っ娘アバターのガチの土下座が出て、ミナトさんが困してる。
チャガ : 今日のここまでを見たじだとアバターの微調整は済んでるみたいだが……。
ミツルギ : 本気で謝ってないと、あの作は出ないよな?
いなり壽司 : ガチの土下座での謝罪か、これ!?
ミナト : サクラちゃん、もうやめてー!? 怒ってないから、大丈夫だから、土下座はやめてー! ほら、続きをやってこう? ね?
「ミナトさんがそう言うなら、分かりました! それじゃ続きをやっていきましょうー!」
ふぅ、ちゃんとミナトさんに謝罪の意志は通じたみたいだし、これで続きをやっていけるね!
うん、配信を始めたんだし、この辺りの他の人の価値観を否定するような発言はしないように気を付けなきゃ! 私は誰かを怒らせたい訳じゃなくて、一緒に楽しみたいからね!
「土下座に躊躇がないね、サクラ」
「悪いと思ったら謝るって當然じゃないですかー?」
「まぁそれはそうだけど、それが出來ない人って結構いるしなー。それと土下座の躊躇の無さも別問題だけど」
「え、そうですか? 割と私は土下座しますよ?」
「……そう頻度がある行為じゃない筈なんだけど」
「そう言われても、事実ですからねー」
「……まぁいいや。はい、これ」
「今回の分のカンペですか……。えーと、『サファリ系プレイヤーが楽しそうだと思う方はブックマークや評価をお願いします』って、これミナトさんの事ですかー? 図鑑埋めは流石にパスですけど、楽しそうですよね!」
「ま、そんなとこだね。さて、次回は『第55話 探索再開』です。お楽しみに!」
「全力で頑張っていきますよー!」
【書籍化】ファンタジー化した世界でテイマーやってます!〜貍が優秀です〜
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