《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第85話 しつこい敵
さーて、なんとかカニを倒したー! そしてLv8に上がったー! この調子でとりあえずLv10を目指すぞー!
「それじゃ川の下流へ向かって出発です!」
という事で、移開始ー! 川の中への攻撃は獅子咆哮の再使用時間が過ぎてから、再開するのです! 他のスキルはもう使えるけどねー!
咲夜 : サクラちゃん、今日は川の中を下っては行かないのか?
イガイガ : あえて、そこを言うのか。
ミツルギ : まぁその方が移は速いのは間違いはないんだけどなー。
「また魚に囲まれたくはないので、止めておきます! というか、それって遠回しに私に死ねって言ってませんかねー!?」
昨日、川に流されててワニに殺されかけて、代わりに魚に殺されたのに、それと同じ事をする提案は、そういう事だよねー!?
チャガ : 咲夜さん、そういう狙いか……。
金金金 : サクラちゃんを死なせてどうする気だ!?
咲夜 : 絶対に分かってて言ってるよなぁー!?
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イガイガ : 分かってるぜ、サクラちゃんが迷走するように導してんだろ?
咲夜 : むしろ逆だー!
ミナト : はいはい、変な茶番は良いから。サクラちゃん、ワニはどうするの?
富岳 : ミナトさんって、容赦なく流れを切っていくよな。
チャガ : ……確かに。
とりあえず咲夜さんは変に導してこようとするとこもあるし、今回はどっちにしてもスルーの方が良さそう! 咲夜さんは々と狙ってくるし、どこまでが狙い通りなのかが分からないから要注意だね!
「そういえば、ワニは忘れてましたね……」
それはそうとして、ワニについては完全に忘れてたよ! 私のライオンの敵討ちの対象なのに……あ、別にワニには殺されてないから、敵討ちでもないんでもないや。むしろその近くの魚達が私の敵だよねー!
「あ、ちょっと移しながら質問を良いですかー?」
イガイガ : アドバイザー・ミツルギの出番だな。
ミツルギ : おう、いいぞー!
いなり壽司 : そういや、ミツルギってよく細かいとこまで結構覚えてるよな?
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ミツルギ : まぁ、パッと分からないところは攻略サイトを見ながら……あっ、やべ。
富岳 : ほう? 要はカンニングをしてる訳か。
金金金 : サクラちゃん、アドバイザーの名がふさわしいかどうかの審議を依頼したい!
いなり壽司 : 同じく!
イガイガ : ほほう、そんなことをしてたのか。
「ミツルギさん、そんなことをしてたんですか!? 審議なんて必要ないですね! 私の公認のアドバイザーの稱號は剝奪です!」
むぅ、ミツルギさんはアドバイスをしてくれる良い人だと思ってたのに、まさか攻略サイトを見ながらだったとは失ですよ! そんなミツルギさんにはこれだー!
「代わりにミツルギさんには稱號『カンニング』を送ります!」
ミツルギ : ちょ、待って!? 見たって言っても、々1回くらい……。
イガイガ : 見苦しいぞ、カンニング・ミツルギ!
富岳 : まぁ、見たのが1回でもアドバイザーを名乗るならアウトだな。
ミツルギ : うぐっ!?
ミナト : えーと、それでサクラちゃんの質問って何かなー?
「あ、はい! さっきの戦闘で思ったんですけど、複數を相手にする場合ってやっぱり引き離して1対1の狀況を作る方が良いんですかね? 水を飛ばしてきた魚は放置してきてますし」
私の有利な戦場に引っ張り出して1ずつ倒してるけど、これを同時に2とか相手に出來たら効率良くなりそうなんだけどなー?
私でも出來るような、同時に複數の敵を倒すコツみたいなのがあったら嬉しいんだけど、流石にそんな都合のいい手段はないかな?
ミナト : そだねー。攻撃を引き付けて、敵の攻撃をタイミングよく回避して、それを他の敵にぶつけて、バランスが崩れたところに攻撃を叩き込むのが簡単かな。爪撃辺りなら、上手く當てれば同時に2攻撃も出來るから、そういうタイミングを使って攻撃するのが良いよ。
チャガ : いや、やれるやつはやれるが、それは簡単ではないぞ?
咲夜 : 完全に聞く相手を間違えてるー!?
いなり壽司 : 言うのは簡単でも、実際にやるには難しいやつだな……。
ミナト : え? そう?
「なるほど、要するに敵の攻撃を利用しろって事ですね!」
ふむふむ、他の皆さんは簡単ではないって言ってるけど、その辺はやってみなくちゃね! まぁミナトさんの言ってる事だから相當な難易度だとは思うけど、そこは私なりにアレンジしてみよう!
「あ、そういえば敵の攻撃って、他の敵にもダメージになったりするんです?」
ちょっと思いついたことがあるんだけど、地味にこれは重要だよね! ダメージになるかどうかで、やり方が変わってきそう!
ミナト : うん、それはダメージになるよー!
ミツルギ : 時々、それで敵同士が戦闘してる場合もあるにはある。こ、今回は何も見てないからな!?
咲夜 : 疑わしい……。
チャガ : ま、そこの真偽はどうでも良いとして……。真面目にアドバイスをするなら、意図的に敵同士の戦闘を引き起こすのもありだぞ。
富岳 : その手段の場合は、意図的に敵と戦わせる敵には一切手を出さない事だな。
「え? それってどういう事です?」
敵同士を戦わせてダメージを與える事が出來るのは分かったけど、一切手は出さない? それって、ただ敵同士が戦ってるのを見るだけって事ー?
チャガ : あー、ちょっとこれは説明し辛いな。
富岳 : 魚が追いかけてきてるから、どこか無防備な敵でもいれば良いんだが……。
ん? 魚が追いかけてきてる……? あ、マップを見たら川の中に赤い印が2つ、私の移に合わせていてる!? え、もしかしてこれって、水を飛ばしてきてた魚!?
「あ、そういえばマップを切り替えても逃げきれないって言ってましたっけ! これ、戦狀態になった敵って倒すか、私が死なない限り、ずっと追いかけてくるんです!?」
ミナト : 一応ゲームを終了した時も追いかけては來なくなるよー。
いなり壽司 : もしくは、まともに追いつけなくなるくらいに思いっきり距離を取ったらだな。
咲夜 : 追いかけてくる敵ばっかでもないしなー。まぁしつこいのはしつこいけど。
「あ、そういうパターンもあるんですね。そして、今追いかけてきてる魚はしつこいと……」
ふむふむ、なるほど、なるほど。あ、もしかしてそういう時に俊敏のスキルツリーにあった『疾走』のスキルが活きてくる? 取っちゃう? ここで『疾走』を取っちゃう?
「よし、『疾走』を取っちゃいましょう!」
そうと決まればサクッと取っちゃえー! 俊敏のスキルツリーを開いて、サクッと解放ー!
<『俊敏』第2段階:スキル『疾走』を解放しました>
必要な進化ポイントを3消費して殘り進化ポイントは6になったけど、これくらいなら問題ないよね! ふふーん、これでしつこい敵を追い払う事が出來るようになったはず!
いなり壽司 : 何がどうしてそうなった!?
咲夜 : え、複數の敵相手に戦う手段を聞いていたんじゃ?
金金金 : サクラちゃんらしいと言えば、サクラちゃんらしいけど……。
「あ、そういえばそうでした!?」
なんで複數の敵と戦う手段を聞いていたのに、振り払う手段を手にれてるのー!? でも、これはこれで大事な気もするから別にいっか!
チャガ : いや、線はしてるが、悪い選択じゃねぇよ。
富岳 : だな。このまま下流に向かっていっても、あの魚2が邪魔なままだ。倒さずに行くのなら、振り払った方がいい。
咲夜 : あ、そういえばそうか。
ミツルギ : 川から敵を引き離す時にも使えるよな。
ミナト : そだねー。
「おぉ、そうなんですね!」
ふっふっふ、私の無意識がまたいい仕事をしたみたいだね! 確かにそうやって言われてみれば、あの魚を引き離してしまわないとワニとかザリガニと戦う時に邪魔になるもんね!
というか、それならさっさとあの魚を倒した方が良さそう? んー、獅子咆哮は使えるようになってるし、水面ギリギリを狙ったら、川の中の他の敵を攻撃せずにいけるかな?
「そういえば、魚って川のどの辺にいるんです? あー!?」
ちょっと待って、片方の魚は思いっきり川岸に寄ってきてる! あれなら咆哮を當てて怯ませたら、川にらずに回収できそう!
いなり壽司 : お、良い位置にいるじゃん。
ミナト : サクラちゃん、チャンスだね! ちなみに『疾走』の効果中は攻撃スキルは使えないけど、補助スキルなら使えるよ! ただし、衝撃波でダメージ判定が出るようにしたら駄目になるから要注意!
「はい、わかりましたー! 要するに、補助スキルの咆哮は使える訳ですね!」
ナイスなアドバイスですよ、ミナトさん! 要するにこういう使い方をすればいいいんだ!
「それじゃ、水を飛ばす魚を1倒します! 『疾走』!」
あ、特に何も指定もなくそのまま発するんだね。そして、何やら疾走ゲージとかが出てきたから、これが多分疾走の効果時間を示すもの! さーて、一気に加速して魚を捕らえるのですよ! 疾走、開始!
「わっ! 思った以上に加速しますね! でも、これなら!」
私が川に近付いた事で魚から水が飛んでき始めたけど、狙いが定まらないみたいで當たらないのですよ! ……あれ? これって上手く止まれるか、自信ないよ?
「そんな事はやってみて考えればいいのです! 『咆哮』!」
よし、片方の魚に咆哮が命中して、怯んで川の水面に浮いたー! これでちゃんと川にらずに止まって、咥えて離してから仕留めるのみ!
イガイガ : サクラちゃん、そんな事って何!?
咲夜 : ……なんかまた起こる予。
ミツルギ : これ、今の段階じゃ川の手前で止まれないやつ。
いなり壽司 : あっ、そういやそうだ!?
富岳 : 減速するのも、遠回りしていくにも、流石に発した位置が近過ぎだ。
金金金 : あー、これは急停止が出來ないじか。
さーて、これはどうやって速度を落としたらいいのかなー? ちょっとずつ減速は出來てるけど、このままじゃ川の中に突っ込みそう!? これじゃ意味がないんじゃないですかねー!?
「安全な川下りがしたいです!」
「……唐突だね」
「魚には襲われまくってますからね!」
「まぁ魚だけでもないけどね」
「ちょっと襲撃が多くないですかねー?」
「……言っとくけども、場所的にサクラの方が外敵だからね?」
「そこは、ほら! 弱強食ですし!」
「なら、サクラが襲われるのも弱強食だよね?」
「ぐぬぬ、確かにそれはそうかもですね……。ならば、私、サクラに川の主になれと応援してくださる方はブックマークや評価をお願いします!」
「サクラ、川に定住する気?」
「あ!? 他のエリアにも移はしますよ! さっきのは無しでー!」
「そっか、川でずっと頑張ってね。さて、次回は『第86話 工夫したき方』です。お楽しみに!」
「私は川に定住はしませんからねー!?」
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