《VRMMOで妖さん》28:ギュッてしよう。
結局「目に見える形で誠意を表したいからけ取ってくれ」と押し切られてしまった。
もういいと言ってる相手に云々はどこへ行ってしまったんだ……
もうなるようになれだ。
「さて、これで用件は終わりだな。目途が立ったら使いを送るので、済まないがまた出向いてしい。
あぁ、あとこれからは簡単な応答であれば作だけで返事をしてくれて構わんよ。
無禮だなどとは言わんから安心しろ。その位の事をわざわざコレットに中継させるのも無駄だからな」
「はい、ありがとうございます。それでは今日の所はこれで失禮します」
コレットさんにドアを開けて貰い退室する。
中庭に戻って訓練の続きをしようかな。
中庭のドアは閉まってたけど、近くの窓がし開けてあった。
開けておいてくれたのかな? いちいち人を呼ばなくていいから助かるな。
あ、そうだ。一応ちゃんと確認しておこう。
「ライサさん、中庭の花壇の雑草は全部吸っちゃっても大丈夫ですか?」
Advertisement
「雑草ですか? はい、問題ありません。といいますか、手れの手間が減るので処分して頂けるならこちらとしても助かります」
よし。基本的にずっと飛んでるから結構減ってるし、回復手段はある方が良い。
行ってきますと手を振って中庭へ向かう。
周りから貓ちゃんは?ってじの視線をじるけどお仕事をして下さい。
さて、今度はポチの番かな。いでよわんこー。
呼び出したらでまわす。よし。
とりあえず呼んだけどお仕事は無いから、のんびり遊んでていいよ。
私じゃ取って來いとか出來ないんだ。ごめんよ。
駆けていくポチを見送って、近くの雑草を吸いまくってMPを補充しておく。
いや、駆けて行ってもそこまで広い訳でも無いから見えてるけどね。
さてと、さっきは魔力を作出來た所で終ってたな。
あぁ、それからスキルパネルを確認しようとしたんだったっけか。
おぉ、【魔力作】がちゃんとある。
あるのは良いんだけど、なんか【魔力知】とかも生えてきてるぞ。
自分の魔力を把握しようと頑張った時に取れたんだろうか。
まぁいいや。取れたは取れたって事で。
【浮遊】や【吸】もちょっとずつだけど順調にびてる。
【INT強化】は上がってるけど【MND強化】は上がってないな。
魔法防が必要にならないと経験値がらないのかな?
さて、とりあえずパネルを閉じてちょっとだけ【魔力作】の練習をしよう。
どういてるかをじ続けて行けば【魔力知】の経験値もるかな?
集中したほうが良さそうだし、今回も座禪を組んでし浮く。
魔力をから左腕へ送って、右腕を通してまたへ。
回して留めて逆回転。
よし、このくらいでいいかな。
そうだ、これ(魔力)って自分のの外に出せたりしないかな?
手と手の間を伝って循環してるし、に魔力を流したり出來るんだから出來そうなものだけど。
両手をお椀の形にして、できた空間の中心を意識してそこに魔力を流そうと念じてみる。
むーん。何か目印っていうか核になるが無いと意識しづらいな。座標を使うか?
あ、なんかちょろっと出たじがした。このまま頑張ってみよう。
ちょっとずつ流れ出る量が増えてきて、中心部が淡くり始めた。
やった。このままボールみたいに出來ないかな?
どんどん流してみよう。
おー、おっきくなってく。両手をお椀から挾み込む形に変えて、更に膨らませる。
わぁ、一メートル位になった。でっかいなー。
……あっ。
これどうしよう……?
手がちょっとるだけでも結構魔力集めてたと思うんだけど、これ落としたりしたらマズくないか?
ちょっとるどころか電球みたいになってるんだけど。 不思議と眩しくは無いが。
とりあえず魔力の供給はストップだ。
むぅ、困った。
重さは無いけどこのままで居るわけにもいかない。
うーん、こう両手で挾み込んでギュッと圧出來ないかな?
……破裂したらどうしよ。
ええい、ままよ!
ギュッてなれーとアバウトに念じつつ挾み込んだ両手に力をれる。
しんだ? よし、このままやってみよう。
度が上がってヤバさが増すだけだったらどうしよう。
今更考えても仕方ない。
もうバスケットボールくらいまでんだし、限界まで行っちゃえー!
最悪破裂しても結界あるって言ってたしなんとかなるでしょ。
花壇めちゃくちゃになったらカウンターで土下座するけど。
うぅ、だんだんくなってきた。負けるかー!
いや、本當に落としたらマズいのかは知らないけども。
……あれ? 押さえ続けてたらなんかカッチカチに固まっちゃった。
バレーボールくらいのサイズの明な球になっていて、重さは殆ど無いみたいだ。
浮かんでいかないから最低限の重量はあるのか? でも元が魔力だし、そういう法則に従ってるかすら解らないな。
まぁいいや。
……そういえば、出せたんだから戻そうとしてみたり、【吸】してみれば良かったんじゃ。
今更だな。なんか作れたみたいだし、結果オーライだ。
困った時の【鑑定】さん。 全然スキルレベル上げてないけど。
──────────────────────────────
???
──────────────────────────────
……え? スキルレベルが低すぎてお話にならないってことだろうか?
全く使ってなかったからなぁ……
そうだ、ボックスにれれば名前くらいは解るだろう。
ねじこんで、と。 なになに、「魔力結晶(超高純度)」?
ほー、なんか凄そうなのできた。
しかしなんか凄いお腹空いた。ふらふらするよ。
ってMPが殆ど無い!?
うわっ、さっき見たときから四千近く減ってるじゃないか。
一個に四千もMPをつぎ込んだ魔力玉って。
諦めて投げたりしなくて良かったのかな……?
いやぁ、まぁ多分【妖】だし大したことにならないでしょ。
もはや逆の方向で開発を信頼してるよ。
しかし巡らせても減らなかったけど流石に出すと減るのね。當然か。
とりあえず片っ端から雑草を吸い盡くしていく。
うっかり花まで吸わない様に気を付けないとね。
生い茂ってるって程でもないから半分も回復できなかった。
口で吸ってないから効率が悪いけど、不味いからやだ。
まぁ半分でもお腹はある程度膨れたからいいや。
さっきの結晶吸えば一杯回復するかもしれないけど、なんか勿ない。
後で一度誰かに見せてみて、何かに使えないか聞いてみよう。
よし。【魔力作】のスキルレベルとか上がってないかな?
……なんかまたスキル生えてる。 【純魔法】って何だ?最初のスキル選択で見た覚えが無い。
まぁ全部ちゃんと見てはいないから、見落としただけかもしれないけど。
──────────────────────────────
【純魔法】 Lv:1 INT:Lv*8
【魔力弾(マナバレット)】 消費MP:20
弾丸狀の魔力を出して攻撃する。
【魔力武(マナアームズ)】 消費MP:発現するの積により変
魔力を質化して武にする。
発現している間は維持コストとして、発時に使用したMPが回復しない。
──────────────────────────────
無屬魔法って奴だろうか?
というか二つ目の奴、初期で覚えていいような魔法なんだろうか。
まぁその程度の能なのかもしれないし過度な期待はだな。
それにしてもポンポン取れすぎじゃないか? 嬉しいけどさ。
【魔力作】と【魔力知】も一つずつ上がってるしね。
【書籍化】「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法少女でした【コミカライズ】
【書籍化・コミカライズ】決定しました。 情報開示可能になり次第公開致します。 「お前を追放する!」 突然、そう宣告を受けたのは俺ではなく、後ろにいた魔法使いの少女だった。 追放の理由は明白で、彼女が無口で戦闘の連攜がとれないこと、リーダーと戀人になるのを拒んだことだった。 俯き立ち去ろうとする少女を見た俺は、リーダーが魔法使いの少女に言い寄っていたことを暴露して彼女の後を追いかけた。 6/17 日間ハイファン2位総合9位 6/19 日間ハイファン1位総合3位 6/22 週間ハイファン1位 6/24 週間総合5位 6/25 週間総合1位 7/5 月間ハイファン1位月間総合5位
8 147【WEB版】身代わりの生贄だったはずの私、兇犬王子の愛に困惑中【書籍化】
11月11日アリアンローズ様より【書き下ろし2巻】発売! 伯爵家の長女ナディアは、家族から冷遇されていた。実母亡き後、父は後妻とその娘である義妹ジゼルを迎え入れ溺愛し、後妻はナディアを使用人以下の扱いをしていた。そんなとき義妹ジゼルに狂犬と呼ばれる恐ろしい王子の侍女になるよう、國から打診がきたが拒否。代わりにナディアが狂犬王子の生贄として行くことになった。そして噂通りの傲慢な態度の狂犬王子クロヴィスは、初対面からナディアを突き放すような命令をしてきた。ナディアはその命令を受け入れたことで、兇犬王子は彼女に興味を示して―― ◇カクヨム様でも掲載 ◇舊題『身代わりの生贄だったはずの私、狂犬王子の愛に困惑中』※狂犬→兇犬に変更
8 74錬成七剣神(セブンスソード)
五年前に書いた作品です。未熟な部分があるかもしれませんがよろしくお願いします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それは最強を生み出す卵か、開けてはならない蠱毒壺の蓋だったのか。 異能の剣を持った七人を殺し合わせ最強を作り出す儀式、錬成七剣神(セブンスソード)に巻き込まれた主人公、剣島聖治。 友人たちと殺し合いを強要されるが、聖治は全員で生き殘ることを決意する。聖治は友人と香織先輩と一緒に他の対戦相手を探しにいった。 順調に仲間を増やしていく聖治たちだったが、最後の一人、魔堂(まどう)魔來名(まきな)によって仲間が殺されてしまう。 怒りに狂い復讐を誓う聖治だったが、それを香織先輩は止めた。なぜなら聖治と魔來名は前世で兄弟だった。 仲間のために戦う聖治、力を求める魔來名、そして二人の戦いを阻止する香織。 三人の思惑が交差し、錬成七剣神は思わぬ事態へと発展していく。 最強を生み出すために、七人の剣士が魂を震わす異能剣劇バトル、開始! 時を超えて繋がる絆が、新たな未來を作り出す――
8 177究極の捕食者 ~チート融合スキルで世界最強~
七瀬素空(ななせすぞら)が所屬する3年1組は、勇者スキルを持つ少女に巻き込まれる形で異世界に召喚される。皆が《炎魔法》や《剣聖》など格好いいスキルを手に入れる中、《融合》という訳のわからないスキルを手に入れた素空。 武器を融合させればゴミに変え、モンスターを融合させれば敵を強化するだけに終わる。能力も低く、素空は次第にクラスから孤立していった。 しかし、クラスを全滅させるほどの強敵が現れた時、素空は最悪の手段をとってしまう。それはモンスターと自分自身との融合――。 様々なモンスターを自分自身に融合し自分を強化していく素空は、いつしか最強の存在になっていた――。 *** 小説家になろうでも同様のタイトルで連載しております。
8 96俺の高校生活に平和な日常を
主人公・佐藤和彥はただのアニメオタクの普通の高校生。普通の高校生活をおくるところがある1人の少女と出會うことで和彥の平和な日常が壊されていく。暗殺者に吸血鬼に魔法少女etc… 果たして和彥に平和な日常が戻ってくるのだろうか?
8 84明日流星群が見れるそうです。
綺麗な星の夜、どこかで謎の墜落事故があった。奇跡的に生き殘った彼女は、人間と言うにはあまりにも優しく、殘酷な生き物だった。 子供時代、心にとても深い傷を負った長崎安曇(ながさき あずみ)は彼女と出會って少しづつ前に進んでいく。
8 160