裝備解説です。

ミリタリー知識富な方からすれば噴飯ものでしょうが、こういった設定になっております。

隨時更新予定。

攜行火

主力小銃は過去のトラウマからかまともなのだが、それ以外にはＳＳ使用を前提にしたせいかゲテモノが多い。特にサブマシンガンと拳銃は極端なが多く、人間では扱いづらい。

ＭＳ４４カービン　歐米メーカー設計のカービン銃。６．８ｍｍ樹脂薬莢弾。命中率が高く、コンパクトで軽い。ただし、部品數が多くメンテナンスにやや手間がかかる。

ＡＲＫ５５アサルトライフル　中共同設計局主導設計のアサルトライフル。６．８ｍｍ樹脂薬莢弾。頑丈で信頼が高い。ただし、重く大きい上に遠距離命中度にやや難がある。

ＭＳＨ４４カービン　ＭＳ４４をヘビーバレルにして連続撃能を上げた分隊支援火タイプ。異世界派遣軍では、命中度と撃の継続力を活かした武が分隊支援火として重要視される。その方がＳＳの機械ゆえの撃能力の高さを活かせるためである。

ＡＳＫ９９狙撃銃　中距離での命中率と速を重視したセミオート狙撃銃。6.8mm樹脂薬莢弾。撃能力の高いＳＳにより、分隊支援火的な運用をするために作された特殊な狙撃銃。ＭＳＨ４４より命中度がいいが、連能では劣る。どちらを選択するかは、師団長に任されている。

ＭＧ８汎用機関銃　弾をばらまく事よりも命中度を重視するのが異世界派遣軍の特徴ではあるが、やはり機関銃の出番というのはある。そのため機関銃は小隊本部班員に一丁配備される。ドイツ連邦軍のＭＧ３系列の銃で、７．６２ｍｍ樹脂薬莢弾をベルトリンクで撃する。弾薬が獨自規格のため補給に難があり、使用していない部隊も珍しくない。四四師団でも宿営地守備隊にまとめて配備していて、主要部隊では使用していない。

Ｇ２１ＰＤＷ　５．５ｍｍケースレス弾を使用するＰＤＷ。コンパクトで連能と貫通力に優れ、突撃兵や後方部門、指揮の護などに使用される。獨特の持ち手と形狀からカタールガンとも呼ばれる。

アイアンサイト、ハンドガード、ストックがないため、そのままでは人間はまともに使用できない。

これらはオプションで裝備できるが、そこまでするともはや別の銃である。

Ｍ６５拳銃　５．５ｍｍケースレス弾を使用する主力拳銃。従來の拳銃よりも貫通力が高く、鎧やボディーアーマーなどにも有効なため用されている。マガジンを銃下部に平行に取り付けるため、持ち手が細く持ちやすいが、弾數が減るほど銃の先端から軽くなる欠點がある。

そのため弾數が減るごとに銃の跳ね上がりが酷くなり、命中度が下がっていく。

ＭＫＶ５　．５０ＡＥ樹脂薬莢弾を使用するサブマシンガン。人間が打つことを全く想定していないＳＳ専用の銃。ストッピングパワーを追求した結果誕生したゲテモノサブマシンガン。扱いづらいことこの上ないが、こだわりをもって使用する突撃兵も多い。

皮なことに、単発仕様に現地改造されたＭＫＶ５Ｂは人間の指揮にも好評で、異世界への供與の実績もある。単純に他の小火が人間に使いにくいだけとも言える。

ＴＭ７自拳銃　．５０ＡＥ樹脂薬莢弾を使用する大型自拳銃。ＭＫＶ５の採用後、弾薬を共通化する目的で採用された。反が強い以外は癖のない銃のため、人間の指揮も用する者が多い。

ＲＭ２重機関銃　Ｍ２重機関銃のマイナーチェンジ版。まさかの現役である。細かな改良と１３ｍｍ樹脂薬莢弾に変更されている以外はほぼそのまま。

主に車載機関銃として使用されるが、車載仕様もすぐに取り外して三腳に取りつけられる仕様を活かして、ＭＧ８機関銃の代わりに神輿の様な持ち手付きの三腳を使い、軽機関銃のように移しながら最前線で使うこともある。おとなしく軽量な機関銃を採用すればいいのだが、上層部に妙なこだわりがあるらしい。

ＲＫ３０レールガン　異世界派遣軍初期の主力銃。史上初の攜行式レールガン。人間では不可能な反や重量をＳＳならではのパワーで攜帯することで圧倒的な火力を実現……というれ込みの武だったが、重い、信頼が低い、反が強い、バッテリーと弾の両方を換しないと撃てない、威力が低いと散々な武だった。初期異世界派遣軍の負の象徴で、現在は使われていない。

ＲＫ４レールガン　異世界攻略初期に悪評が広まった個人攜帯レールガンＲＫ３０を、固定式の支援火に改良したもの。５０発りの大型ドラムマガジンで２０ｍｍ弾をセットする。威力や連能を電力で変更することが可能な便利な武。

ただし、あまりに威力や連能を高めると一瞬でバッテリーを使い盡くし、銃が熱で使いにならなくなる。その上構造上銃換も不可能。

マッハ９まで加速された弾丸は車両や航空機にも有効で、幅広く用いられている。

ＭＫ３対レールガン　ＲＫ３０を対ライフルとして再設計した。あえて大型化し、フルオート機能を廃したことでレールガンの特を活かした安定した武となった。弾丸は１３ｍｍ弾。高練度のＳＳやＳＡの場合、４ｋｍ先まで安定した狙撃が可能。

Ｍ５０１グレネードランチャー　主要ライフルに取付可能なグレネード発機。４０ｍｍ弾を２００ｍ先まで発可能。榴弾から非致死弾まで幅広い弾薬を使用できる。主に分隊長、班長が使用する。

Ｍ１００ショットガン　主にゴム弾での暴徒鎮圧や扉の錠前破壊などで用いられるオートショットガン。突撃兵が主に使用する。突撃兵の中には銃を切り詰めて使用する者も多い。

ＡＭ９ナイフ　現在同様の多用途ナイフ。一般作業、銃剣、蔵ツールによる工作と用途は幅広い。異世界では一番需要がある裝備でもある。

ＡＭ１０高周波ブレード　ＳＳ用の対人ブレード。異世界で全甲冑をきた人間に白兵戦を挑む機會があり、そういった相手を一撃で倒すために採用された。その振は強力で、振音は耳を塞がずにはいられないほど甲高い。振自も生の人間では手首の骨が外れ、筋やがズタズタになるほど。革鎧や個人が著るレベルの甲冑では防げない圧倒的な切れ味を誇るが、車両を真っ二つにするような切れ味はない。刃渡り４０ｃｍの長い刀は威圧があり、異世界派遣軍の象徴とも言える武となっている。長すぎるという批判もあるが、あまり短いと現地の騎士などに侮られるためこの長さとなった。

ＡＭ２０高周波ブレード　主に強化機兵が用いる大型のブレード。刃渡り８０ｃｍで幅も広く、柄も太いためＳＳが用いるのは推奨されない。こちらは自車くらいなら楽に切斷可能。

シュペーア対戦車ミサイル　歩兵部隊が使用する攜帯式対戦車ミサイル。ただし敵対者はこのミサイルの威力に見合った裝備を持っていることがないため、高価なこちらよりも安価なＲＰＧ１００ロケットランチャーの方が多用される。ただしＲＰＧ１００と違って歩兵型でも扱いやすいことから、あえてこちらを用いる指揮も多い。

ＲＰＧ１００ロケットランチャー　ＳＳ専用に開発された攜行型ロケットランチャー。バックブラストがなく、４発りの弾倉による連続撃が可能と、前線でのより軽快な運用に特化している。ただし総重量３０Ｋｇとやたらに重く、ＳＳでも軽快に扱うには重すぎるとなっている。

そのため弾倉を用いずに単発で用いることも多い。

攜帯型対空ミサイル　シュトース　歩兵部隊や各種車両に裝備される攜帯対空ミサイル。対象がジェット機からレシプロ機、場合によっては野生と多岐にわたるため、ＡＩ導システムを搭載している。これは弾頭に搭載されたＡＩが赤外線、畫像、熱、レーザーなどの各種センサーからの報をもとに自己判斷して導するシステムである。これにより敵味方識別裝置も何もないような、敵味方りれた空中戦の最中にも問題なく発することができる。

當然の様に弾頭は非常に高価。

他に、火炎放、手榴弾、地雷、設置型地雷、テイザーガン（針のない電撃を飛ばすタイプ）などもあり。

ＭＳ６　ＫＡＫＡＳＨＩ　後方の治安維持に使用される警備ロボ。

主に務參謀直屬の憲兵隊や、師団傘下の後方警備連隊に配備される。某宇宙戦爭映畫に出てきたロボ兵士のような細い人間型をしており、簡便なＡＩを搭載している。

背中に搭載された手のひらサイズの小型飛行ドローン４機を用いて、半徑３００ｍ程を監視可能。

犯罪や騒ぎを察知すると周辺のドローンと本機を向かわせた上で、近くのＳＳに救援を要請するのが基本的な作。

ただし民事案件や軽犯罪程度なら自己対処可能な能力をもっており、慣れた現地人からも反応は上々。

武裝はＳＳが用いるものと同様（大型武や反が強すぎるものはＮＧ）のものが使用可能で、普段は非殺傷弾を使用する。折りたたみが可能で、専用の輸送車で１００程が輸送できる。

非常時には殿(しんがり)部隊として遅滯戦闘を行うこともある。

車両

特記しない限りは基本的にＳＡが運用する車両になる。人間が作するスペースを省略できるため、基本的にコンパクト化ないし高能化されているのが特徴。

ＢＴＭ－２００　ＩＣＶ ガガーリン裝甲車兵員輸送型

米が共同開発した異世界派遣軍の主力裝裝甲車。

ストライカー裝甲車の流れを汲み、同一の車を用いた様々なタイプが存在する。

さらに、後方で車を裝、裝軌雙方に換可能で、異世界の狀況によって付け替えが可能である。

この兵員輸送型はもっとも基本的なタイプで、ＳＡが車を制し、完全武裝のＳＳ一個小隊２０名を輸送可能。

基本スペック

重量　１６．５ｔ

乗員數　兵員２０名

裝甲　強化カーボン裝甲　４０ｍｍ機関砲弾に耐える

主武裝　１３ｍｍ　ＲＭ２重機関銃

ＲＫ４　２０ｍｍレールガン

４２式４０ｍｍ擲弾発……等

機力

速度　裝式　１５０ｋｍ／ｈ（整地） ８０ｋｍ／ｈ（不整地）

裝軌式　１００ｋｍ／ｈ

燃料、力　有機化バッテリ―

無線送電対応高出力モーター

懸架・駆　十獨立懸架または裝軌式

以下は主な仕様一覧

ＢＴＭ－２０１ ＲＶ ガガーリン裝甲車偵察型

・偵察用裝備と偵察用航空ドローンを搭載したタイプ。

ＢＴＭ－２０２ ＣＶ ガガーリン裝甲車指揮型

・通信と居住を重視した指揮車。主に人間が使用する。

ＢＴＭ－２０３ ＭＥＶ ガガーリン裝甲車野戦救急車

・救急車と言いつつ、手臺を備え高度な治療も可能。三名まで擔架ごと輸送可能。

ＢＴＭ－２０４　ＰＭＣ（Mechanical Soldier Transport） ガガーリン裝甲車強化機兵輸送型

・強化機兵の輸送と簡易整備、充電が可能な車両。搭載數は２機。

ＢＴＭ－２０５ ＭＧＳ ガガーリン裝甲車機砲型

・砲塔に搭載された１２０ｍｍレールガンにより、砲撃支援を行うタイプ。あくまで砲撃と支援が主任務であり、戦車の様な運用は考慮されていない。

ＢＴＭ－２０７　ＧＭＣ　ガガーリン裝甲車自走対空車

・４０ｍｍ機関砲と対空ミサイル　シュトースの四連裝発機×２を備えた対空車両。

ＢＴＭ－２０７ ＤＭ　ガガーリン裝甲車ドローン母機型

・ＭＳ６ＫＡＫＡＳＨＩの母機。専用ボックスで１００ほどを運用し、指揮管制も行う。

等々、基本的に戦場で用いられる裝甲車のバリエーションは大ガガーリン裝甲車で賄われる。

異世界派遣軍ではこういった汎用兵が好まれる。

Ｍ５　マッカーサー歩兵戦闘車

米國主導開発の歩兵戦闘車。

ガガーリン裝甲車への車両の一本化を目指した異世界派遣軍だったが、防能の不足をじており、主力戦車並みの能を持った歩兵戦闘車を目指して本車を開発した。

基本スペック

重量　２８ｔ

乗員數　兵員８名

裝甲　複合裝甲＋強化カーボン裝甲　１２０ｍｍ降砲に耐える

主武裝　４０ｍｍ　機関砲

シュペーア対戦車ミサイル発機✕４

ＲＫ４ ２０ｍｍレールガン

１３ｍｍ　ＲＭ２重機関銃

４２式４０ｍｍ擲弾発……等

機力

速度　１００ｋｍ／ｈ

燃料、力　有機化バッテリ―

無線送電対応高出力モーター

懸架・駆　裝軌式

５０式歩兵戦闘車

中共同設計局主導開発の歩兵戦闘車。

異世界派遣軍の歩兵戦闘車運用の際、三両で一個小隊二十名を輸送するという構想が持ち上がり、そのために機械化小隊の指揮車として小隊本部班四名の輸送を擔いつつ、より強力な火力を擔う車両が必要とされた。

米歐系メーカーが４０ｔクラスの車両を提示したのに対し、中合同設計局は重量を３０ｔに抑え、異世界においての過剰スペックを抑えた扱いやすい本車両を開発、採用を勝ち取った。

なお、開発過程的には重裝甲の歩兵戦闘車ではなく、歩兵が輸送可能な戦車である。

基本スペック

重量３０ｔ

乗員數　兵員４名+裝備

裝甲　表層強化カーボン処理複合裝甲　１２０ｍｍ降砲に耐える

発反応式裝甲

主武裝　１２０ｍｍ　レールガン

主砲同軸　１３ｍｍ　ＲＭ２重機関銃

ＲＫ４　２０ｍｍレールガン

１３ｍｍ　ＲＭ２重機関銃

４２式 ４０ｍｍ擲弾発……等

機力

速度　１００ｋｍ／ｈ

力 有機化バッテリ―

無線送電対応高出力モーター

懸架・駆裝軌式　裝軌式

Ｍ７Ａ２　パウエル戦車

米國主導開発の戦車。

歩兵輸送要素の無い純粋な戦闘車両。

ＳＡ制のため浮いたスペースをすべて裝甲、火力、機力の上昇に用いて重量の軽減を一切行わないと言うアンドロイド制車両の常識に反した設計をしているが、結果得られたスペックは圧倒的の一言。

「本當の陸上戦艦」「無敵戦車」と呼ばれ、事故と誤以外の損失０の輝かしい戦績を誇っている。

欠點は二十一世紀の主力戦車並みの大重量から來る扱いにくさと、異世界相手から來る過剰スペック。

もっぱら現地施設の警備防衛用として用いられるため、「キャタピラ付き固定砲臺」と揶揄されることもある。

主砲を砲型の飾り以外排除して指揮設備に換裝した師団長用の指揮車もある。

これは充実の指揮設備に加え、トイレ、シャワー、ベット、食糧庫を備えた「陸上ホテル」である。

基本スペック

重量　７５ｔ

乗員數　なし　（指揮車は師団長と副の二名、人間は一名を想定）

裝甲　表層強化カーボン処理複合裝甲＋発反応裝甲＋力場発生裝置　２０ｃｍクラスの重砲に耐える

主武裝　１５５ｍｍ　レールガン

主砲からは各種ミサイルも発可能

１３ｍｍ　ＲＭ２重機関銃

４２式４０ｍｍ擲弾発

観測ドローン×３　（ドローン武裝　４２式４０ｍｍ擲弾発×１）

機力

速度　１００ｋｍ／ｈ

燃料、力　有機化バッテリ―

無線送電対応高出力モーター

補助水素エンジン

懸架・駆　裝軌式

６０式機兵輸送車

２機しか輸送できないＢＴＭ－２０４ＰＭＣの輸送を補助する目的で作られた、常世田社開発の裝軌式機兵輸送車である。ピックアップトラック方式の荷臺に４機＋裝備や機材を搭載可能。

前線近くへの輸送があくまで目的のため、裝甲も薄く武裝もない。

そのせいか汎用の高いＢＴＭ－２０４　ＰＭＣを複數臺運用して、本車両をあまり用いないことも多い。もっぱら使用するのは強化機兵大隊等の専門部隊である。

基本スペック

重量１２ｔ

乗員數　強化機兵４機＋裝備、機材

裝甲　強化カーボン裝甲　１３ｍｍ弾に耐える

主武裝

１３ｍｍ　ＲＭ２重機関銃×１

機力

速度１００ｋｍ／ｈ（満載時は８０ｋｍ／ｈ）

力　有機化　バッテリ―

無線送電対応高出力モーター

懸架・駆　裝軌式

航空機

基本的にＳＡ制ののみで構される。

戦闘機は異世界相手には過剰戦力で、それ以外は用途を盛り込み過ぎな事が多い。

ＦＳＪ-４５　カタクラフト

異世界派遣軍の採用したティルトジェット攻撃機（エンジンの角度を変える事で垂直離著陸を可能にした航空機）。カブトガニのような形狀の重裝甲ボディに、大出力エンジンを本後部と両翼に搭載。とにかく積載量と頑丈さを重視した設計のため、制空から対地、輸送から兵員降下とあらゆる作戦に使用される。機正面とエンジン部分は四十ミリ機関砲に耐え、全周囲九十ミリクラスの高砲の炸裂にも耐えうる裝甲は伊達ではない。

欠點は燃費の悪さ。軌道空母から発艦すると、基地、もしくは空中給油しない限り帰還できない。　なお名稱のカタクラフトだが、東ローマ帝國の重騎兵からだとすると、間違っている。

その場合、正しくは”カタフラクト”である。

どうも命名の際に擔當が間違ったらしいのだが、このまま広まってしまった。この解説を読んだ人も、どうか間違わないように気をつけてほしい。

基本スペック

最大速度： ９６０ ｋｍ／ｈ

巡航速度：　６５０ ｋｍ／ｈ

航続距離：４２００ ｋｍ

※大気圏に限れば実質無限。この數値は水素燃料を使用する高軌道での數値。

全長： 本３０ｍ　テールターレット及び４０ｍｍ連裝砲含む場合　４１ｍ

翼幅： ３６ ｍ

エンジン： 熱核タービンエンジン　両翼×２　後部×１

最大積載量：裝甲とテールターレットを取り外した輸送仕様で２５０ｔ

一般的な仕様で１５０ｔ

武裝

固定武裝：可式機首２０ｍｍ 連裝ガトリング砲×1

テールターレット×１　４０ｍｍ連裝砲　７５ｍｍ速砲　２００ｍｍ低圧砲　等

翼下ハードポイント　３×２　ロケット弾、対空、対地ミサイル、ガンポッド、各種弾など

ハードポイント　×８　各種弾　対艦ミサイルなど

戦車などの車両を吊り下げての輸送も可能

ドアガン最大4箇所　ＲＭ２重機関銃等

部に完全武裝の兵士を６０名乗せることが可能。

輸送能力も優れるが、通常型ではテールターレットが干渉して後部ハッチが開かないため、車両などを部に搭載することが出來ない。

ＡＭＩ－７５　キルゴア

地球連邦軍正式採用の強襲ヘリコプターで、異世界派遣軍だけではなく陸軍でも採用されている主力機である。

米の共同開発機であり、二重反転式ローターと推進用プロペラを搭載した機は、Ｍｉ２４譲りの輸送能力とＡＨ64譲りの火力を持ちつつバランスのいい設計となっており、評価は高い。

ヘリとしては大型の部類にるが、新開発の無線送電対応超高出力モーターにより、高い機力を誇っている。

作はＳＡが行うためコックピットは存在せず、キャノピーに見えるよう偽裝されたセンサー類が機首に取り付けられているのみである。

部分は裝甲化されており、１５ｍｍ弾に耐える防能を持っている。そしてこの部分には最大で十名の完全武裝の歩兵型を搭載可能で、地上を制圧しながら戦闘要員を輸送することが出來る。

通稱のキルゴアは有名な戦爭映畫の登場人から付けられたものだが、當初は別の呼び名で呼ばれていた。この名稱は、異世界で実戦を経験してから名付けられたものだ。

名付けられた経緯ははっきりしないものの、映畫のようなシチュエーションで用いられることが多かったからとも、指揮がワルキューレの騎行を流しながら使用したからとも言われている。

そのためと言うわけでは無いが、ＳＡのコミュニケーション用スピーカーから音楽を流せる仕様になっており、敵を威圧するという名目で様々なＢＧＭを流す指揮もいる。

基本スペック

最大速度： ６８０ ｋｍ／ｈ

巡航速度：　６２０ ｋｍ／ｈ

航続距離：　３２００ ｋｍ

全長： ２２ｍ

全高： ５.３ ｍ

エンジン： 無線送電対応超高出力モーター（メインローター用×２、推進プロペラ用×１）

最大積載量：３０ｔ　完全武裝の歩兵十名

武裝

固定武裝：可式機首３０ｍｍ ガトリング砲×1

翼下ハードポイント　３×２　ロケット弾、対空、対地ミサイル、ガンポッド、各種弾など

ハードポイント　×２　各種弾　対艦ミサイルなど

ＦＳＪ-５０　ジークメッサー

異世界派遣軍の大気圏専用制空戦闘機。

宇宙空間を含むあらゆる環境下、あらゆる戦闘に対応した軌道制空戦闘機メビウスに対し、いわゆるハイロ―ミックスにおけるローを擔う機である。

特筆するべきはその整備とシンプルかつ頑強な構造で、ただひたすらに空にとどまりながら制空権を得ることだけに特化している。

対空砲火の制圧用に対地ミサイルの運用は可能であるが、基本的には対空任務のみを擔當し、対地攻撃等はカタクラフトやキルゴア、軌道砲撃に任せる運用となっている。

運用コスト、機コスト共に安く、ＳＡからも作しやすいと好評だが、如何せんまともな航空兵力を持った異世界がないため、やや出番がない機でもある。

ただそれでも、萬が一の保険という意味合いや、一週間近く飛行し続けられる頑強な構造は、現地勢力への圧力や威圧といった任務に最適であり、どの艦隊でも必ず地上基地に配備されている。

欠點としては、大気圏専用機のため、軌道空母からの発艦が不可能な點があげられる。つまりは必ず地上に走路や空母を用意する必要があるため、異世界での作戦初期からの投が難しいのだ。

ちなみに通稱であるジークメッサーとは、ゼロ戦の連合國側のコードネームと、ドイツ空軍のメッサーシュミット Ｂｆ１０９を組み合わせた造語である。

この二機種の様に異世界に衝撃を與える機になってしいという開発者の思いが込められているとの事だが、先ほど挙げた理由のため、異世界側が最初に目撃する地球製航空機は大概メビウスやカタクラフトであるため、異世界側からの印象は薄いのが実だという。

基本スペック

最大速度： マッハ４．２

航続距離：機構造が持つ限り実質無限。規定では一週間で著陸し、三日間の整備期間を置くことになっている。

全幅：９．５ｍ

全長：１５ｍ

全高：５．２ｍ

エンジン： 熱核タービンエンジン×１

武裝

固定武裝：２０ｍｍ バルカン砲×1

可式レーザー砲×1

蔵垂直発型超小型対空ミサイル　”バルキリー”　１２セル

翼下ハードポイント　２×２　対空、対地ミサイル　等

部分にレーザー導弾を最大で６トン分、２発まで搭載可能。

ＦＳＪ-１００　メビウス

地球連邦空軍、宇宙軍、異世界派遣軍で使用される軌道迎撃戦闘機。

主な任務は星軌道を周回しながら、制天権（星軌道における優位、支配を確立すること）を維持、もしくは敵軌道戦力から奪還する事である。

ただし、機能としては非常に高い汎用を持っており、大気圏での制空、対地、対艦攻撃から、航宙艦の護衛、制宙、対艦戦闘までこなすことが出來る。

ただし、そのせいで機コストは異常なほど高くつき、メビウス一個小隊四機で小型空母が購できるほどである。

主武裝は超長程超高速迎撃ミサイル”４４式人工知能搭載導弾　スネーク”。

最大で八発搭載されるこのＡＩ制のミサイルは、地球三周分の長大な程と高度な追尾能、量ながらも反質を弾頭に搭載したことによる高威力を持ち、一度発されれば絶対に相手を逃さないとされる。

機の固定武裝としては五十ミリ粒子ビーム砲と、粒子の直進のためにも用いられる同軸レーザー砲一門。

粒子ビーム砲は主に遠距離攻撃、レーザー砲は近距離戦闘に用いられる。

信頼にやや難はあるが、圧倒的な威力と程を持っており、軌道上から大気圏の航空機や艦艇、車両を狙撃して撃破することも可能。

その一方でいわゆるドックファイトも可能な機を持っており、その速度能も相まって異世界の戦闘機乗りから羨と憧れ。もしくは、絶と恐怖を以って見られる。

最大の欠點は安全。

反質を用いた対消滅推進エンジンを搭載しているため、撃墜された場合は核発レベルの被害が生じると言われている。

幸いな事に、撃破、墜落ともに今の所起きていないが、あまりに危険なため地球軌道で使用される空軍機では、熱核タービンエンジンを搭載した廉価モデルを使用している。

基本スペック

最大速度： マッハ７．０

航続距離：機指定

※対消滅推進エンジンの能が推し量れるため機扱い。

全幅：１８．５ｍ

全長：２６ｍ

全高：６．２ｍ

エンジン： 対消滅推進エンジン×２

融合爐×１

武裝

固定武裝：五十ミリ粒子ビーム砲×1

同軸レーザー砲×1

ウェポンベイ

４４式人工知能搭載導弾　スネークミサイル　×８