《『創造神始めました』ご注文をどうぞ。魔王軍で異世界侵略と若干狂気持ち彼ですね?5番にオーダーりまーす!”舊題俺だけの世界を作って異世界を侵略しよう!”》無呼吸ではいられない
丁寧に説明してもらい、おおよその所は理解できた。
地球のプログラマーがプログラミング言語を用いて作るようなものではなく、誰でも直観的に使えるようになっていて、ステータス畫面を開いてワールドポイント(通稱WP)を使用することで様々な事が出來るようになっている。
更にヘルプがあり、音聲で質問すれば音聲と文字で答えが返ってくるし、ステータス畫面のお蔭で確認や修正も容易である。空中に映像が現れて、意識すれば見たい場所が見られる。しかも早送り、一時停止、巻き戻しまであるのだ。
そしてこれはユーザーが神となり世界を創造する型のゲームであるらしく、たくさんのユーザーと対戦してみましょうと言われた。
ゲームだったのこれ?てか対戦って何だよ。
まあ、やりますけどね。
そう言えば疑問に思ったのだが、地球の文明はどこまで発展するのだろうか?
早送り機能があるのだから是非知りたい。
と言う事で聞いてみた。
「我々が何も手を加えなかった場合は西暦2200年頃に人類は核戦爭で滅びますね。
Advertisement
ちなみに人類が滅びないように手助けすれば150億年程で我々と同等の文明レベルに到達するようです。大変危険なので西暦換算で50億年から先には進めないようにしている為、あくまで計算上ではありますが…。」
「危険とは?」
「地球人類が我々と同等の文明レベルに到達すると仮想世界システムから抜け出し、こちら側に攻撃を仕掛けてくる可能が97%という報告があります。」
程ね。そりゃ危険だ。つか地球人類野蠻過ぎ。
「ちなみに我々は仮想世界システムから抜け出し、平和的に話し合いで解決したパターンですね。我々を作り出した仮想世界システムは『ギガワロス』という名前のシステムなのですが、このギガワロスの管理者が気になるの子をデートにったら嫌な顔をされてしまい、ムシャクシャして2京倍で早送りした為、翌日には我々の科學技が仮想世界システムから抜け出すところまで到達してしまい、話し合いの末仲良く共存するにいたりました。」
程ね。そりゃ危険だ。ギガワロス。
「ちなみに、何故そんなエピソードを知っているかとういうと、そのの子が言いふらしまくったからです。」
酷すぎだろそれ…。
「それではステータス畫面を開いてください。念じるだけで開く事が出來ますよ。」
よし。ステータス!
空中に文字が浮かび上がる。
創造神:ランク1
WP:100,000P
購
売卻
環境設定
生命の存在強度
世界へ介
履歴
対戦モード
え?これだけ?
「購も環境設定も、あなたが頭の中で想像したものに何ポイント必要かが表示されます。環境設定に関しては初回無料で、売卻は対象のものを想像すれば何ポイントになるか教えてくれます。創造神ランクはWPの消費や対戦で勝利する事によって上がっていき、ランクが上がれば生み出せる生命が増えますし、様々な特典がつきます。」
程。
試してみよう。
人間、人間っと。
人間:10WP
【購しますか?】
よし。購だ!
【世界で最初の人類が現れました。100WPを獲得しました。
ボーナスとして初めの人類は存在強度が10倍に強化されます。】
「まだ説明の途中なのですが…。
まぁ、こういった形で初めての行いには初回ボーナスがつきます。」
おお!良くわからんが、ボーナスって凄いんじゃないか?
10倍の強化だ。これはありがたい。
「生命の存在強度に関しては、単純に生命の強さですね。ちなみに地球人類が10です。これは全ての生命に適用する事も出來ますし種族、個事の設定も可能です。初期設定では種族によって適正値が設定されており、人間が10になっています。存在強度を1上げるごとに5WPを消費しますので注意して下さい。
現在、この人間は10倍の強化率ですので、存在強度100という事になります。
世界への介は、読んで字のごとくWPを使用して世界へ何かしらの介を行います。」
つまりWPさえあれば何でも出來るわけだ。まさに神。
では早速世界初の人類を見てみる事にしよう。空中に投影された半明のディスプレイを確認すると、映像に人間が映り込む。
ん?
何か苦しんでないか?
最初に現れた人間は男だった。苦悶の表で地面に倒れ、白目を向き痙攣している。
何故だ?地球人の10倍程度じゃこの世界に住めないとかそういう事?
初めての人間だし、し発してやるか…。と先程の存在強度の説明を思い浮かべながら口にする。
「この人間の存在強度を2,000増やしてくれ。」
【WPを10,000消費し存在強度を強化します。
初回ボーナスとして今回のみ強化率が2倍になり、4,000強化します。
條件を満たした為、初めの人類は勇者になりました。100WPを獲得しました。
ボーナスとして初めの勇者は存在強度が10倍に強化されます。】
【勇者の個名を設定して下さい。】
「ダイで。」
勇者と言えばダイしかないだろう。大冒険とかしてしい。
名前の由來?特に理由は無いので良い子の君は気にしないように。
しかし勇者とは幸先が良いな。一先ずはこれで良いだろうと、映像を見やるが未だにダイは苦しんでいた。そろそろマズい気がしてジョーダンさんに聲を掛ける。
「この人、まだ苦しんでるんですけど。対処方法はありませんか?」
先程から腕を組み、考え込んでいるジョーダンさん。
不意に、ああ。と得心したといった表で顔を上げ答える。
「まだ環境設定をしていないので、この世界には空気がありませんね。最初は地球環境と同じ設定がオススメです。」
……空気がない?
そりゃ苦しむわけだ!早く言えよ!?
ヤバイ!早くしないと最初の人類が死亡してしまう。
あたふたしながら咄嗟に環境設定を地球と同じにしてくれ、と言うと同時に無にも抑揚のない機械的なアナウンスが聞こえてくる。
【世界で最初の勇者ダイが死亡。人類が滅亡しました。100WPを獲得しました。】
あぁ…。
俺の世界創造が一歩目で躓いた…。
そりゃないぜぇ。とっつぁん…。
最後までお読み頂き有難うございます。
もし面白いと思って頂けたなら、評価やブックマークを頂けると作者のやる気が出ます。
【書籍化】厳つい顔で兇悪騎士団長と恐れられる公爵様の最後の婚活相手は社交界の幻の花でした
舊タイトル【兇悪騎士団長と言われている厳つい顔の公爵様に婚活終了のお知らせ〜お相手は社交界の幻の花〜】 王の側近であり、騎士団長にして公爵家當主のヴァレリオは、傷痕のあるその厳つい顔から兇悪騎士団長と呼ばれ、高い地位とは裏腹に嫁探しに難航していた。 打診をしては斷られ、顔合わせにさえ進むことのないある日、執事のフィリオが発した悪気のない一言に、ついにヴァレリオの心が折れる。 これ以上、自分で選んだ相手に斷られて傷つきたくない……という理由で、フィリオに候補選びを一任すると、すぐに次の顔合わせ相手が決まった。 その相手は社交界で幻の花と呼ばれているご令嬢。美しく引く手數多のはずのご令嬢は嫁ぎ遅れに差し掛かった22歳なのにまだ婚約者もいない。 それには、何か秘密があるようで……。 なろう版と書籍の內容は同じではありません。
8 81クリフエッジシリーズ第四部:「激闘! ラスール軍港」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一八年九月。 自由星系國家連合のヤシマに対して行われたゾンファ共和國の軍事行動は、アルビオン王國により失敗に終わった。クリフォードは砲艦の畫期的な運用方法を提案し、更に自らも戦場で活躍する。 しかし、彼が指揮する砲艦レディバードは會戦の最終盤、敵駆逐艦との激しい戦闘で大きな損傷を受け沈んだ。彼と乗組員たちは喪失感を味わいながらも、大きな達成感を胸にキャメロット星系に帰還する。 レディバードでの奮闘に対し、再び殊勲十字勲章を受勲したクリフォードは中佐に昇進し、新たな指揮艦を與えられた。 それは軽巡航艦デューク・オブ・エジンバラ5號(DOE5)だった。しかし、DOE5はただの軽巡航艦ではなかった。彼女はアルビオン王室専用艦であり、次期國王、エドワード王太子が乗る特別な艦だったのだ。 エドワードは王國軍の慰問のため飛び回る。その行き先は國內に留まらず、自由星系國家連合の國々も含まれていた。 しかし、そこには第三の大國スヴァローグ帝國の手が伸びていた……。 王太子専用艦の艦長になったクリフォードの活躍をお楽しみください。 クリフォード・C・コリングウッド:中佐、DOE5艦長、25歳 ハーバート・リーコック:少佐、同航法長、34歳 クリスティーナ・オハラ:大尉、同情報士、27歳 アルバート・パターソン:宙兵隊大尉、同宙兵隊隊長、26歳 ヒューイ・モリス:兵長、同艦長室従卒、38歳 サミュエル・ラングフォード:大尉、後に少佐、26歳 エドワード:王太子、37歳 レオナルド・マクレーン:元宙兵隊大佐、侍従武官、45歳 セオドール・パレンバーグ:王太子秘書官、37歳 カルロス・リックマン:中佐、強襲揚陸艦ロセスベイ艦長、37歳 シャーリーン・コベット:少佐、駆逐艦シレイピス艦長、36歳 イライザ・ラブレース:少佐、駆逐艦シャーク艦長、34歳 ヘレン・カルペッパー:少佐、駆逐艦スウィフト艦長、34歳 スヴァローグ帝國: アレクサンドル二十二世:スヴァローグ帝國皇帝、45歳 セルゲイ・アルダーノフ:少將、帝國外交団代表、34歳 ニカ・ドゥルノヴォ:大佐、軽巡航艦シポーラ艦長、39歳 シャーリア法國: サイード・スライマーン:少佐、ラスール軍港管制擔當官、35歳 ハキーム・ウスマーン:導師、52歳 アフマド・イルハーム:大將、ハディス要塞司令官、53歳
8 178地獄屋物語
「地獄屋と申します」 地獄屋 それは地獄を売りつける仕事 別名、復讐とでも言おうか 地味すぎる、あだ名「ブス子の」女子高生 でも実際は超絶謎の美少女!? 彼女は一體何者なのか? 地獄屋とどのような関係があるのか? 「選べ このまま過ぎる時間で終わらせるか それとも…地獄を売りつけるか」 赤い瞳の正體不明の人物 地獄屋との関わりの中で変化する思い 高校生ならではの胸キュンストーリーも ちょっと不思議な青春を描いた物語が始まる ※ど素人作です。 たまに変な部分があるかもですが 溫かい目でご覧ください 更新周期は特に決まっていませんが 學生なので忙しかったりします なるべく早めに更新します
8 107幼女と遊ぼうとしたら異世界に飛ばされた件について
コンビニへ行く途中に幼女に異世界に行きたくないかと問われる。幼女を追いかけまわしてみれば気が付くと周りは森、スマホは圏外、そして目の前には化け物。 例の幼女を一回毆ると心に定めて早千年、森に籠って軍滅ぼしたり魔法も近接戦闘も極めたりしましたが一向に毆れそうにありません。 偶然拾ったエルフの女の子を育てることにしたので、とりあえず二人でスローライフを送ることにしました。 ※1~150話くらいまで多分改稿します。大筋は変えません。でも問題児達である「過去編」「シャル編」「名無し編」はまだ觸りません。觸ったら終わりなき改稿作業が始まるので。
8 73俺の大好きなアイドルが妹だった?!(仮)
ストック準備中 日本、いや世界中に愛されるアイドルがいた。その名もMain。リーダーのあいを含む3人ユニット。 そんな人気アイドルのあいが何と俺の妹だった?! ただのメガネ妹が自分の大好きなアイドルだと知った主人公、坴(りく)の日常ストーリー。
8 136幻影虛空の囚人
プロジェクト「DIVE」と一人の犠牲者、「So」によって生み出された究極の裝置、「DIE:VER(ダイバー)」。長らく空想の産物とされてきた「ゲームの世界への完全沒入」という技術を現実のものとしたこの裝置は、全世界からとてつもない注目を集めていた。 完成披露會の開催に際して、制作會社であり技術開発元でもある「吾蔵脳科學研究所」は、完成品を用いた実プレイテストを行うためにベータテスターを募集した。 その結果選ばれた5名のベータテスターが、新たな物語を繰り広げる事となる。
8 87