《『創造神始めました』ご注文をどうぞ。魔王軍で異世界侵略と若干狂気持ち彼ですね?5番にオーダーりまーす!”舊題俺だけの世界を作って異世界を侵略しよう!”》刮目せよ!勇者たちの煌めきを!!

それからランク2二人とランク3一人を魔王無雙でボコしてやった。はっきり言って楽勝で、印象に殘った奴は強くても存在強度15,000の魔王がせいぜいであった。

現在のステータスは…。

創造神ああああ:ランク3

WP:110,600P

売卻

環境設定

生命の存在強度

世界へ介

履歴

対戦モード

生命の數:1

強者リスト 一位 魔王種始祖吸鬼ダイ:存在強度2,408,881

ランク3になると特典で名前を付ける事が出來るようになるのだが、俺がアナウンスをうっかり聞き流し「あ~。」とため息をついていたら、“ああああ”にされてしまった。

変更にはWPを5,000消費するらしい。

WP勿ないし、もうこれで良いや…と俺はヤケクソになった。

自業自得とは言え“ああああ”は無いだろ。本當に良いですか?とか確認しろよ。

以外と不親切だな、このゲーム…。

ゲームの不親切さを嘆いていても仕方がないので思考を切り替える。

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次はランク10くらいいってみるか?結構格上だが、それでも全然問題ない気がする。まあ所詮ゲームだし、ダイが負けそうになったら降參すれば良いや。と割り切って考える事にした。

「対戦モード。ランク指定は10。」

【ランク10の相手と対戦モードに移行しました。

接続中…………。

♰キリト♰との対戦が理されました。侵略ゲートの場所を指定して下さい。】

♰キリト♰って…。

香ばしい匂いがする。そんな名前つけるくらいなら“ああああ”で良いや。

毎回のワンパターンだが、侵略ゲートをダイの目の前に指定する。

格上との対戦だし。慎重に撤退のタイミングを見極めようと映像を注視するが…。

結果は圧勝だった。恐らく♰キリト♰、(もうキリト笑でいいや。)の最大戦力である勇者をあっさり滅ぼしたのだが、存在強度は250,000程度。その他にも100,000超えが4人同時に襲い掛かってきた。

その際、勇者たちは

「お前が異世界からの侵略者だな?世界に危機が迫っている、と神がお告げになったのだ。勇者パーティである僕たち“シャイニングのサン”が來たからには、お前の好きにはさせん。正々堂々と勝負しろ!」

などと、目が潰れそうな程に輝かしいパーティ名で名乗りを上げる。

頭悪そう…。

♰キリト♰とは別方向の香ばしいネーミングセンスで大変結構だ。

そして正々堂々と言いながら、ガチガチに裝備を固め五人で襲い掛かってきたのである。

“シャイニングのサン”の正々堂々とは、一人を囲んで寄ってたかってフクロにする事を指すらしい。

魔王ダイが速攻で勇者の腹にを開けてやると、あろうことかその取り巻きたちは…

「勇者を倒すなんて卑怯だ!正々堂々と言ったじゃないか!!」

などと意味不明な供述を繰り返しており、その後は一番初めに戦ったゴブリンをあっさり滅ぼしたシーンの焼き直しを見ているかのような殺が始まった。存在強度に差があり過ぎて勇者パーティとゴブリンの差が分からないレベルだ。

グロいのはあまり好みではないが、正直“シャイニングのサン”が倒される場面はがスカッとした。

あっさりいき過ぎて戸っていたものの、嬉しい事にランク5以上の差がある格上に勝った場合は貰えるWPが二倍になる。しばらくランク10以上と対戦してWPを貯める事にしよう。

その後、10回対戦した結果がこちら。

創造神ああああ:ランク12

WP:220,600P

売卻

環境設定

生命の存在強度

世界へ介

履歴

対戦モード

生命の數:1

強者リスト 一位 魔王種始祖吸鬼ダイ:存在強度2,491,583

WPも初期値の倍以上貯まっている。ヘルプにWPの貯め方を聞いたところ、ゲーム時間で一年に一度、全生命の存在強度の合計値の0.1%をけ取るか、対戦モードで勝利するしか方法が無いようだ。

例えば人間の人口が1億人だとすれば存在強度の合計値は10億。毎年その0.1%をけ取れるなら100萬である。しかし人口1億人を達するのは難しいようで、ランク100以では人口1億人を達したユーザーはいないとの事。総人口1億人の文明を築くのはかなり難易度が高いようだ。

そして対戦モードでWPを5,000貰えるという事は人口換算にすれば50萬人。格上ボーナスとして10,000貰うなら100萬人である。これは大ランク40以上になれば達しているユーザーがちらほらいるそうだ。

ちなみにうちの魔王は存在強度約250萬なので、人口換算にするなら25萬人の文明を築いたのと同レベルである。

今いる魔王ダイとまではいかなくとも、その10分の1かそれに近いレベルを複數生み出した方が効率が良いような気がする。鋭ってカッコイイし。

よし。

魔王軍作ろう。

最後までお読み頂き有難うございます。

もし面白いと思って頂けたなら、評価やブックマークを頂けると作者のやる気が出ます。

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