《『創造神始めました』ご注文をどうぞ。魔王軍で異世界侵略と若干狂気持ち彼ですね?5番にオーダーりまーす!”舊題俺だけの世界を作って異世界を侵略しよう!”》魔法の國からやってきた、ちょっとあざといの子

まぁ、気にしても仕方がないので早速特殊個ってのを拝ませてもらいますか。

「魔法の特殊個。」

魔法㈵:2,500WP

【購しますか?】

「購だ。」

【世界で最初の魔法が現れました。100WPを獲得しました。

ボーナスとして初めの魔法㈵は存在強度が5倍に強化されます。

特殊個として生み出された為、存在強度が20倍に強化されます。

世界で初めて魔法の概念が生み出されました。100WPを獲得しました。

ボーナスとして初めの魔法㈵は存在強度が10倍に強化されます。

條件を満たした為、魔法㈵は魔王種になりました。

ボーナスとして魔王種魔法㈵は存在強度が5倍に強化されます。】

【魔王種魔法㈵の個名を設定して下さい。】

「サリリで。」

魔法と言えばサリリだろ。理由?それを聞いてはいけない。

「ステータス」

創造神ああああ:ランク28

WP:717,240P

売卻

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環境設定

生命の存在強度

世界へ介

履歴

対戦モード

生命の數:6

強者リスト 一位 魔王種始祖吸鬼ダイ:存在強度4,171,722

二位 魔王種魔法㈵サリリ:存在強度3,600,000

三位 原種吸鬼1 :存在強度1,382,053

四位 原種吸鬼86:存在強度467,541

五位 原種吸鬼33:存在強度433,145

六位 原種吸鬼3 :存在強度409,982

1,000,000くらいを三しいと思っていたが、想像以上に強いのが出來た。やはり初回ボーナスのコンボは大切だ。今後も慎重に使っていくことにしよう。

魔法を確認してみようと映像を見てみると、高校生くらいの巨でスタイルの良い可らしいの子がいかにも魔法な恰好でいかにも魔法のステッキっぽいを持って立っていた。

確かに可い。

ダイなんて早速話しかけている。

二人の會話を聞いてみよう。

「こんな所でどうしました?お嬢さん。」

「私、急にここへ連れて來られて…。これからどうしたら良いのか分からないの。」

と、ウルウル上目遣いでダイに助けを求めるような雰囲気のサリリ。

あざとい。

「それは大変だったね、お嬢さん。僕の名前はダイ。これでも魔王をやっている。良ければ僕の魔王軍にりませんか?アットホームで和気あいあいとした職場が売りですよ。魔王軍にれば、きっと君の助けになるよ。君のやりたい事も見つかるかもしれないし。」

と爽やかな笑みで魔王軍に勧するダイ。流石元勇者。勇者歴は一瞬だったけど。

そして、そのアットホームな職場はつい先刻、新社員96名の殉職者が出てるけどね。あと、そのい方ブラック企業っぽいからやめて。

「私、サリリって言います。ありがとう。ダイ君って優しいね。」

は花が咲いたような笑顔を見せる。

「私、決めた!魔王軍にってダイ君を助けるわ。魔法なら得意だから任せてね!あっ。勝手にダイ君なんて呼んじゃってごめんなさい。私ったら…。」

顔を手で隠し、私恥ずかしいですアピールをするサリリ。

あざと過ぎる、が男は余裕で引っかかるだろうな。

だって見てくれよ。

ダイの鼻の下があんなにびてやがるんだぜ?そして目線はお

魔王の威厳どこいった?

「お待ち下さい魔王様!」

原種吸鬼1が待ったを掛ける。

はなかなかの人さんだ。

「その者が何者であるかも確かめず、魔王軍にれるだなんて。」

そうよそうよ、と他の原種吸鬼達も彼に追従する。彼等もまぁまぁ人である。

「サリリちゃんは自己紹介してたじゃないか。」

おまっ。いきなりちゃん呼びかよ。毒され過ぎだろ。

ほら見ろ。原種吸鬼達が苦蟲を噛み潰したような顔に歪んでるじゃないか。

ボソッと「ちっ。私達の魔王様に近づきやがって毒婦が…。」と嫉妬まる出しのセリフまで吐いている奴もいる。

このディスプレイは高能でほんの小さな呟きまで音聲を拾ってくれるのだ。

それを聞きとがめたサリリは、一瞬だけニヤッと笑い「永続コントロール、対象小うるさい雌共。」と囁く。

すると、やいのやいのとサリリが加する事にうるさく反対していた彼等は急に靜かになり…。

「良く考えてみれば、しっかり挨拶も出來て魔法も使えるなら文句ありませんね。しかもこんなに可い!」

と一人が言うやいなや、そうね、確かにそうだわ。と先程までの態度は本當になんだったのかと思うくらい、彼等は180度意見を反転させてしまった。そして彼等の視線は何やら怪しく、定まっていない。

明らかにられている。

ダイはそうだろう、そうだろう。と笑顔でられた皆を見ている。サリリの異常さに気付いた様子は全くない。

俺はその景に絶句する。

これが魔法…。

なんと恐ろしい…。ヘルプの説明が何故あんなだったのか、嫌でも理解してしまった。

なにはともあれ、これなら上手くやっていける…のか?

まぁ、健全な人間関係ではないが。

「サリリ…か。これじゃあ、魔法使いじゃなくて外道使いだな。」

ポソっと俺は呟いた。

その瞬間。

【個名:魔王種魔法㈵サリリに外道使いの稱號を與えました。

外道な行いをする際、存在強度に1.2倍の補正が付きます。

100WPを獲得しました。】

外道使いサリリになってしまった…。

最後までお読み頂き有難うございます。

もし面白いと思って頂けたなら、評価やブックマークを頂けると作者のやる気が出ます。

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