《『創造神始めました』ご注文をどうぞ。魔王軍で異世界侵略と若干狂気持ち彼ですね?5番にオーダーりまーす!”舊題俺だけの世界を作って異世界を侵略しよう!”》月額使用料無料

「ところでさ、久満子ちゃんはゲームけ取れるWPってどれくらい?」

「確か…前回は二千萬くらいだったかなぁ…。」

年収二千萬か…。

現在の俺は、戦力だけを年収に換算すれば1.8萬くらいだ。

うそ…俺の年収、低すぎ…?

は金じゃない。しかし彼の年収が二千萬で彼氏の俺が年収1.8萬はいくら何でもダメな気がする。

このままではヒモみたいになってしまう。

でも、俺は格上との対戦でかなり報酬を貰ってるから、それも加味すれば現在の年収は300萬近いか……。

もっと稼げるところを見せないと想つかされるかもしれん…。

普通にA5ランクのを買ってるくらいだしな。

「そうそう。言うの忘れてたけど、生パックで購した生きはWP換算する時、対象外になるみたいだから。」

「あ、そうなんだ。」

まぁ、安かったしそんなもんだろう。それは特に問題ない。

もそうだが、先に支出を見直すべきか?

例えばメッセージなんて大してWPを消費していないが、今回みたいに何度も指示を出す機會だってあるかもしれない。節約できるとこは節約していかないと。

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通信機とかないかな…。聞いてみよう。

「WPを消費しない連絡手段を教えてくれ。」

【通信端末一覧】

ドコヘデモ:110,000WP

必要な機能は大揃っている。

過去、現在、未來どこへでも繋がる。

たまに混線して過去や未來の自分と繋がってしまう。

※それによって歴史が変わっても當社は責任を負いかねます。

英雄(ひでお):90,000WP

スタンダードな通信端末。必要な機能は大揃っている。

バカップル割引を使えば一臺分の値段で二臺購出來る。

※バカップル割引使用後に虛偽が発覚した場合は、當社が責任を持って抹殺致します。

らかな鞄(ソフトバッグ):100,000WP

必要な機能は大揃っている。

らかくてるととても癖になる。鞄の形はしていない。

※鞄と間違えて購した場合は、本の鞄とお取替えする事も可能です。

墮天モバイル:40,000WP

必要な機能は大揃っている。

天使が持つと墮天してしまう。(墮天した際はお気軽にご相談ください。)

墮天エンジェルスが勝つと、墮天市場でお買いした際にポイントが三倍貰える。

※サービスエリア外の場合は、ホームアンテナを脳に直接埋め込みます(設置費無料)。

碌でもねぇばっかじゃん。

必要な機能は揃ってるのに、何で余計な機能付け足すんだよ…。

「……。久満子ちゃんはどれが良いと思う?」

「え?う~ん……。」

を見れば分かる。あんまり良いがないって顔だ。

「強いて言えばこれかな…。」

らかな鞄(ソフトバッグ)か……。

「確かにこれが一番まともそうだね。」

「もし駄目でも鞄と取替えて貰えば良いし。」

「それもそうか。」

せっかくだし、久満子ちゃんにも買ってあげよう。

らかな鞄(ソフトバッグ)五臺購。」

【500,000WP使用し、らかな鞄(ソフトバッグ)を五臺購しました。】

空中から段ボール箱が五個現れた。恐らくこれに商品が梱包されているのだろう。

中を確認してみよう。

「ブレスレットだな…。」

「そうみたいだね。」

デザインは悪くない。むしろオシャレだ。

「一つあげるね。」

「いいの?ありがとう!」

素敵な笑顔とお禮を頂いた。プレゼントして良かった。

癖になるらしいのでってみよう。

「一緒にってみようよ。」

「うん。」

せーの。

「「はわあぁぁ……。」」

二人で幸せになった。

多分第三者が見たら、俺らをバカみたいだと思うのだろう。

でも言わせてくれ。

本當に幸せになれる。

「よし。裝著しよう。」

「うん!」

二人とも裝著した方の腕が幸せになった。

説明書も読んでおこう。

説明書はたったの一行だった。何の説明にもなってない。

仕方ない。試してみよう。

(久満子ちゃん。おーい。)

(あっ。大五郎君だ!聞こえるよ。)

なるほど、こりゃ便利だ。

伝えたい相手を思い浮かべて念じれば良いのか。

殘り三つは魔王軍へ送ろう。人數分購して良かった。もし足りなかった場合、魔王軍戦が始まりかねない。

「魔王軍へらかな鞄(ソフトバッグ)を送れ。一人一つだ。」

【WP300を消費し、魔王軍三らかな鞄(ソフトバッグ)を送りました。】

魔王軍のメンバーはそれぞれ段ボール箱をけ取り中を確認した。

説明書?もしっかりと読んだようで、早速裝著している。

どうやら三とも幸せになったようだ。完全なアホ面になっている。

さっきの俺らもこんなじだったのだろう。

(ダイ、サリリ、ジャンヌ。俺は神だ。これから戦う際には、らかな鞄(ソフトバッグ)を通してこちらからアドバイスや指示を出す事もあるが宜しく頼む。)

(神様??わかりました。)

(かしこまりました。)

(え?神様ですか?かしこまりました。)

(分からない事があればその都度質問してくれ。)

(では…。俺はどうしていきなり殺されたんですか?)

あぁ……。

そう言えばそうだった。ホントにすまん。しかし馬鹿正直に言う訳にもいかないから、それっぽい事を適當に言っておこう。

(それは勇者と魔王両方の力が必要だったからだ。)

(そうでしたか。納得しました。)

え?納得しちゃったの?

映像でダイを見れば、確かにそれなら納得だという表をしている。

もしかして…結構なアホなんじゃないか?素直過ぎるだけかもしれないが。

そう言えばサリリにもあっさり騙されてたなこいつ。

(次は私が…。)

ジャンヌか。

(私は魔王ダイ様と結婚しても良いですか?)

知らんがな。それは本人に聞けよ。

(ダイが良いって言えば、良いんじゃないか?)

(…っ! ありがとうございます!)

(最後は私が。)

ん?サリリも何かあるのか?普段から話してるじゃん。

(神様の家に行ってみたいです!)

あぁ。

まぁ…良いか別に。いつも頑張ってるし。

(良いぞ。今から召喚するから待ってて。)

(はい!)

最後までお読み頂き有難うございます。

もし面白いと思って頂けたなら、評価やブックマークを頂けると作者のやる気が出ます。

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