・田中野一郎太(たなかの・いちろうた)

言わずと知れた主人公。

詳細は個別項目參照のこと。

・宮田巡査部長

私立友高校で運営されている避難所の責任者。

長180㎝重100キロオーバーの褐の巨漢。

坊主頭で筋の塊のような外見をしている。

道有段者で、片手で人間を持ち上げられるほどの膂力の持ち主。

腰はやわらかく禮儀正しいが、ゾンビ化した人間を処理することをためらわないなど、厳しい面も持つ。

避難所の子供たちからは地蔵のおじさんと呼ばれ親しまれている。(目が細くいつでも微笑んでいるため)

・森山巡査

宮田の部下。

中中背。

警察になりたての新人。

特に特徴のない青年。

やる気はあるがやる気しかなく、空回りしがち。

思い込みが強く惚れっぽい。

神崎陸士長に一目ぼれし、ストーカーまがいの付きまといを行っている。

たぶん悪い人間ではない。

・雄鹿原比奈(おがはら・ひな)

友高校1年生。

黒髪を二つ結びにしている。

目がクリっとした小系。

長は150中ごろくらい。

進學を機に他府県から引っ越してきた。

人の頼みを斷れなく流されやすいタイプなので損をしやすい。

周囲の友人からは危なっかしくて放っておけないと認識されている。

危ないところを主人公に助けられてから懐いている。

一人っ子なのでお兄さんに憧れていたらしい。

・坂下由紀子(さかした・ゆきこ)

詩谷高校2年生。

茶っぽい長髪をポニーテールにしている。

切れ長の目をした。

長は160後半。

主人公宅の隣に住む坂下家の一人娘。

主人公の妹と仲が良く、その縁で主人公とも面識がある。

よく遊んでもらったので、主人公のことは兄のように思っている。

今でも主人公とは會えば立ち話をするくらいの仲だが、最近父親にそれを毎回注意されるので腹を立てている。

母親のことは大好きだが、父親のことは話に出すのも嫌なほど大嫌い。

その原因は謎である。

・神崎陸士長

20代後半。

長170中ごろ。

黒髪をベリーショートにした人。

鍛え上げられたを持つ。

花田一等陸尉の部下。

現在は連絡要員として友高校に常駐中。

超が付くほどの武マニアで高い水準の近接格闘能力を有している。

所屬部隊は不明。

話にしか聞いたことがなかったマイナー流派の使い手である主人公に興味津々。

森山巡査に好意を寄せられているが、なんかやたら近くにいる鍛え方の足りない頼りない警としか見ていない。

・花田一等陸尉

神崎陸士長の上。

190㎝重100オーバーの筋の塊その２．

宮田と違い、鋭い目をしている。

病院に常駐している自衛隊の指揮。

避難民の安全を第一に考えており、ゾンビや敵対的な生存者はためらいなく排除する。

・桜井玖(さくらい・みく)

壊滅した北小學校唯一の生き殘り。

小學4年生で年齢は10歳。

擔任の先生に守られ、たった一人で屋上で生き殘っていたところを主人公に助け出される。

格は活発で天真爛漫、誰とでも仲良くなれるが、し寂しがり。

助けられてから主人公によく懐いており、避難所の誰よりも主人公が大好き。

由紀子と比奈に妹のように可がられている。

好きなものは主人公の肩車。

・桜井沙(さくらい・みさ)

玖の母で、一朗太の古くからの知り合い。

苗字が変わっていたのでわからなかった。

年齢非公開。

スレンダーな人。

秋月町の役場に勤務していたが、ゾンビ騒に巻き込まれ籠城。

そこを一朗太に助けられ、玖と再會することになる。

格は豪快で細かいことは気にしない。

薙刀の使い手で、大學時代から始めたが腕前はかなりのもの。

娘と夫を心からする肝っ玉母ちゃん。

まだ子供がしい。

・桜井敦(さくらい・あつし)

玖の父であり沙の夫。

30代後半。

長190強、重3桁。

見た目は熊のようだが、格は優しく爭いを好まない。

趣味は山登り。

本當は山小屋の管理人になりたかった、らしい。

詩谷駅で駅員として働いていたが、ゾンビ騒により駅に閉じ込められていた。

玖の依頼で助けに來た一朗太と合流するも、出の途中でゾンビに噛まれる。

一朗太の行により、左手の一部を切除したことによって九死に一生を得る。

娘と妻を心からしている。

・坂下真弓(さかした・まゆみ)

由紀子の母。

40代後半。

ほんわかした雰囲気のかわいいおばちゃん。

隣町の病院で看護師をしている。

主人公を昔からよく知っており、ことあるごとにかわいがって飴玉をあげようとする。

仕事はできるし気立てがよくて優しく、いつも笑顔を絶やさないため、病院では老若男問わず絶大な人気がある。

毎回人事異の度にもめる程。

何故あの旦那と結婚したのかとそこら中で不思議がられているが、それについては本人も一切口を割らない。

・坂下孝雄(さかした・たかお)

40代後半。

坂下家の名目上大黒柱。

市外の高校で國語教師をしている。

高飛車で上から目線で説教好きな為、職場や近所でもれなく煙たがられている。

特に無職の主人公を目の敵にしているが、(表面上)気にしていない対応をされるので余計に絡みに行くという悪循環。

どこかでゾンビになり自宅へ帰ったところ、たまたま居合わせた主人公によって仏させられた。

なお、學校での生徒の評判も最悪であった。

あんないい奧さんとなぜ結婚で來たかは近所中の謎。

詳細不明の出來事によって娘から死ぬほど嫌われている。