《迷宮宿屋~空間魔法駆使して迷宮奧地で宿屋を開きます~》11
20→30に変更致しました。
「おい、どうした!怪我したのか!!」
ギルドに帰るとギルマスが待合室で待っていた。
抱かれたままの私を見て険しい顔で駆け寄ってくるが…
「ただのポーションの飲み過ぎです。30本も飲めばお腹もタプタプになりますよ」
マイクさんにそう報告をされると、おでこをビシッと弾かれた。
「馬鹿野郎、歩けなくなるまで飲むな」
「ごめんなさい…」
「で、仕事はどうだった?」
「ポーション飲み放題が最高すぎました」
「ゴブリンの死もオークの死も全然ケロッとしてましたね。空間容量も多くこれだけ収納しているのにまだ空きがあるようです」
ちゃんと報告したのにマイクさんに報告を修正されてガンツさんに再度ビシッと額を叩かれて悶絶する。
するとトールさんに降ろされた。
吐き気はだいぶ落ち著いていたので、ありがとうございますとお禮を言うとトールさんはふっと笑った。
おおお、トールさん優しいけど笑顔は初めて見た。
「そうか…問題ないどころか優秀すぎるか。じゃあマリーロズ、空間の中をあっちの解場に置いたら事務所の方へ來い。明日からのシフトを決めるぞ」
それって…明日からも來ていいってことだよね。
嬉しくて、嬉しくて。
「はい!!」
元気に返事をして私は解場へと走っていった。
冒険者ギルドに就職して一週間が経過した。
とりあえずこの一週間毎日私は晝前から夕方まで迷宮に通っている。
護衛はハンナさんは初日だけだったが、トールさんは毎日居てくれた、のだけど……
「今日はトールさんじゃないんですか?」
「ああ。同じパーティのムサシが今日は務める。こいつは信頼出來る優秀なやつだから大丈夫だ」
「よろしくマリィちゃん!」
「よろしくお願いしますムサシさん」
「頼んだぞムサシ」
ムサシさんを紹介すると、トールさんは慌ただしく去っていった。
なんか、ずっと一緒にいてくれたからいないと不安になる……けれど、トールさんは立派な冒険者だ。
私の我儘で振り回しちゃいけない!と気合いをれてムサシさんに頭を下げる。
「んじゃ行こうかマリィちゃん」
「はい!」
トールさんは多くを語らない靜かな人だったけれど。
ムサシさんはとてもお喋りだった。
「じゃあ、空間魔法使いの護衛をすれば貢獻値が貰えるんですね?」
「そうそう!依頼料はほぼないけど貢獻値が貰えてね、昇級しやすくなるんだよ。とはいえ、貴重な空間魔法使いの護衛なんて誰でも依頼できるもんじゃないから大変らしいけど。おかげで8階の買取所が未だに安定しないんだよねえ」
「8階って言うとランさんですか?」
「そうそう。行くのに一日かかるからキツイってよく嘆いてるよ」
ランさんはギルド一番の空間魔法使いだ。
一度ランさんの空間を見せてもらったことがあるけれど冒険者ギルドくらいあった。あれくらいあれば夢のマイホーム計畫も出來そうだなあと思う。
【書籍化】前世、弟子に殺された魔女ですが、呪われた弟子に會いに行きます【コミカライズ】
アリシアには前世魔女だった記憶がある。最後は弟子に殺された。 しかし、その弟子は、なぜか今呪われて塔で一人暮らしているらしい。 しかもなぜかアリシアが呪ったことになっている。 アリシアはかつての弟子の呪いを解くために、直接會いに行くことにした。 祝福の魔女の生まれ変わりの少女と、魔女を殺し不死の呪いを背負った青年の話。 【書籍二巻まで発売中!】 【マンガがうがう&がうがうモンスターにてコミカライズ連載中】 【コミックス二巻2022年9月9日発売!】
8 120銀河戦國記ノヴァルナ 第2章:運命の星、摑む者
『銀河戦國記ノヴァルナ』シリーズ第2章。 星大名ナグヤ=ウォーダ家の新たな當主となったノヴァルナ・ダン=ウォーダは、オ・ワーリ宙域の統一に動き出す。一族同士の、血縁者同士の爭いに身を投じるノヴァルナ。そしてさらに迫りくる強大な敵…運命の星が今、輝きを放ち始める。※この作品は、E-エブリスタ様に掲載させていただいております同作品の本編部分です。[現在、毎週水曜日・金曜日・日曜日18時に自動更新中]
8 190闇墮ち聖女の戀物語~病んだ聖女はどんな手を使ってでも黒騎士を己のモノにすると決めました~
闇墮ちした聖女の(ヤンデレ)戀物語______ 世界の半分が瘴気に染まる。瘴気に囚われたが最後、人を狂わせ死へと追いやる呪いの霧。霧は徐々に殘りの大陸へと拡大していく。しかし魔力量の高い者だけが瘴気に抗える事が可能であった。聖女は霧の原因を突き止めるべく瘴気內部へと調査に出るが_______ 『私は.....抗って見せます...世界に安寧を齎すまではッ...!』 _______________聖女もまた瘴気に苛まれてしまう。そして黒騎士へと募る想いが瘴気による後押しで爆発してしまい_____ 『あぁ.....死んでしまうとは情けない.....逃しませんよ?』
8 69クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
主人公美月輝夜は中學生のころ、クラスメイトの美樹夏蓮をイジメから守る。だが、仕返しとして五人の男にイジメられて不登校になってしまう。15才になって、何とかトラウマを乗り越えて高校に行くことに! しかし、一週間後にクラスメイトと共に異世界に召喚されてしまう。そして起こる幾つかの困難。 美月は、どのように異世界をすごしていくのでしょう?的な感じです。 ありきたりな異世界転移ものです。 イラストを見たかったらなろうにて閲覧ください。ノベルバは挿し絵を入れれない見たいですね。 人間、貓耳っ娘、鬼っ娘、妖精が出てます。あとは狐っ娘ともしかしたら機械っ娘も出る予定。一応チーレム作品になる予定。あと、作者は若干ロリコン気味なので(逆にお姉さんキャラが得意でないだけなんですけどねw)比較的に幼そうなキャラが多めです。 更新は18時今のところ隔日更新してます。 初投稿作品です。
8 98星の降る街
2017年、隕石が地球に衝突し人類は絶滅するとされた予言は、2993年現在人類が生存している事で証明された。 だが隕石は地球に衝突して甚大な被害をもたらして、さらには隕石に付著した謎の生命體が地球で猛威を振るい、その後何度も隕石は落ちて來て謎の生命體を完全に駆逐する事が出來ず、地球の第三勢力として世界を恐怖させた。 そんな全人類の共通の敵が現れたのにも関わらず人類は手を取り合う事が出來ずに世界はバラバラのまま。 そんな世界に生きるいろんな人々の物語。 ※作者は趣味で書いているド素人の為文法や言葉がおかしかったりしますが、あらかじめご了承ください。 一応キリの良いと思えるところまで書き上げて、読み直して修正して確認して。。。って感じで書いてますので更新自體はけっこうゆっくりになると思います。 一応現時點では3部構成、サイドとアフターのストーリー合わせて5〜6部構成で考えております。
8 192やっと封印が解けた大魔神は、正體を隠さずに凡人たちに力の差を見せつけます ~目覚めた世界はザコしかいない~
【主人公最強・ハーレム・チートスキル・異世界】 この作品には以上の要素がありますが、主人公が苦戦したり、キャラクターが死亡したりと、テンプレにはあまりない展開もございます。ご注意下さい。 それゆえの熱い物語を書く予定であります。 世界はまもなく、激動する―― 大魔神たる僕が、封印から目覚めたことによって。 魔王ワイズ率いる、魔物界。 國王ナイゼル率いる、人間界。 両者の存在によって、世界は危うくも均衡を保てていた。どこかで小規模な爭いはあっても、本格的な戦爭になることはなかった。 僕――大魔神エルガーが封印から目覚めることで、その均衡はちょっとずつ崩れていく。 なぜ僕は封印されていたのか。 失われた記憶にはなにが隠されていたのか。 それらすべての謎が解き明かされたとき、世界は激動する…… けど、僕は大魔神だ。 いくらスケールのでかい事件だって、神にかかれば解決できるはず。 ――面倒だけど、なんとかしてみよう。
8 139