《迷宮宿屋~空間魔法駆使して迷宮奧地で宿屋を開きます~》23
「今日はここで野営だ。各々、野営の準備に取り掛かれ。マリィは扉を開けといてくれ。そしたら勝手に取るからよ」
「了解!」
テントなどみんなが取り出してあっという間に野営準備が整えられていく。
空間師三人はドラゴン殺しに
結界師と転移師はロベルタに
私は銀の華と一緒に野営の支度をすることになった。
気を遣ってくれたのか私とトールさんとムサシさんで1つのテントだった。始めは自分の空間で寢ると言ったのだけれど問答無用でテントの中に引きずりこまれた形で同衾が決定した。
せめてものお禮で、夜の食事は私が作った。
抜きをされたオークのを厚めにスライスして、フォークでひたすら刺しまくる。
そこに塩とスパイスを振って遠火でじわじわと焼きつつ、消費期限が短い野菜を水と一緒に鍋にれてシスターお手製の簡易スープの元をれて強火で野菜と干しを煮込んだ。
本當ならば弱火でじっくり煮込みたいところだが、生憎とスープをじっくり煮る時間はない。
ステーキと今朝焼いたばかりの焼きたてのパン。それから野菜スープ。ステーキにはバターとスライスしたニンニクを添えるとふんわりといい匂いが漂った。
「隨分と手際がいいし、味そうだな」
「孤児院では大人數の食事を作ってますしね!家と違って使える食材が多いのでウキウキですよ」
「そうか」
おにくうま…ステーキにかぶりついていると、アイズさんがスパイスとニンニクを分けてくれと言うので快く譲った。
ぱっと見るとアイズさんのパーティは串に刺したを焼いたものとパンだけのようだ。
それでも味しいけどね!スパイスは偉大だ…。
そしてゆっくり眠って、やはり輸送部隊は私の空間に突っ込まれて迎えた2日目。
あっという間に移をして晝前には予定の18階層に到著した。
そこで今度は道を使って結界を作る結界魔法師。
「なんで今度は道を使うんですか?」
「長く張り続けるなら道を使った方が良いんだよ。寢てる間にMPが切れたりしたら大変だからねえ」
と言われてゾッとした。
寢てる最中に結界が切れるなんてなんて悪夢だ。
どうやら小さな置のような道は魔道で、結界の補助裝置らしい。
便利なもんだなーと空間扉を開いたまま裝置をじっと見つめる。
その間にもサクサクとテントの設営が進められてかなり大掛かりな拠點が作られた。
そして拠點がある程度完するとまずドラゴン殺しと銀の華パーティが狩りへと出ていった。
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