《寢取られた元カノ?、知らない許嫁、キャな馴染も皆要らない。俺のみは平穏な高校生活だ!》ケジメは付ける必要がある その二
俺白河修二。もうすぐこの県を離れてテニスでスポーツ推薦をけた大學へ進學する。その前にもう一度しておきたい事があった。
本宮涼子との事だ。あの子とは流戦の後、二回を合せた。テニスを現役でしている事もあるが、そのスレンダーなに似合わない大きな、そして敏な。
彼氏としていると言っていたけど數えるほどだろう。反応が初々しかった。何時間も抱いた。
俺は溜まらなくてもう一度った。直ぐに會えたが、その時は、一回しか出來なかった。どうも彼氏への責任をじているらしい。
その後は、何を言っても會えなかった。だが、向こうのマネージャから春休みに練習日があるから會えると言って來た。
涼子に言えばこれが最後だと思って會ってくれると踏んでいた。もう一度あのを抱いてみたかった。
そして當日、テニス部へのアドバイザーと言う名目で行く事にした。
向こうの學校のグラウンドに著くとテニスの練習は始まっていた。本宮涼子が練習している姿がはっきりと見える。
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練習が一休みになった所で、彼に聲を掛けた。
「本宮さん、久しぶりです。調子はどうですか?」
いきなりの聲に驚いた様だ。
「し、白河…さん」
彼の顔が急に厳しくなって來た。さっといなくなろうとするところを手で摑んで、
「ちょっと、この前のアドバイスのレビューをしますか」
「結構です」
「いや、さっき見ていたらし前の悪い癖が出て來ていましたよ」
「良いと言っているじゃないですか。手を離して下さい。練習の邪魔です」
「本宮さん、せっかく白河さんがアドバイザーとして足を運んできてくれています。それにあなたには、白河さんに恩義があるでしょう。し教えて貰いなさい。あっちでし話してきたら」
そう言ってマネージャが校舎の方を指指した。
マネージャはなんて事言っているのか。まずいじゃない二人で校舎に行くなんて。早く達也來ればいいのに。
「本宮さん、早く行きなさい。他の子の練習もあるんだから」
私は仕方なく白河と校舎の方へ歩いた。なるべくゆっくりと。
俺は、校舎に著くと
「ここじゃ、シャドウ出來ないから。裏でも行きましょう」
「…………」
何を考えているか丸わかりだ。何とかしないと。その時ちらりと校門の方を見ると達也が歩いて來ていた。
なるべくこっちに気付くようにし大きな聲で
「白河さん、では校舎裏に行きましょうか」
気付いて達也。
いきなり涼子が大きな聲を出したが、周りを見ても誰もいない。気にする事は無いか。
俺達は二人で校舎裏に行くと
「ふふっ、が忘れていなかったのか。素直じゃないか。俺も我慢出來ないんだ。早くしようぜ」
「嫌です」
「なに、直ぐに気持ち良くなるよ」
いきなり腕を摑んで來た。
俺立石達也。涼子に頼まれてテニスの練習を見に學校へ來た。テニスコートでは部員が練習をしているが涼子がいない。來ていないのか?
テニスコートの近くまで行って部員の一人に涼子の居場所を聞くと
「本宮さんなら茂実の白河さんと校舎の方へ行きましたけど」
どういう事だ。俺は急いで校舎に向かった。後ろで今の子がマネージャから何か言われている。
校舎に來ても誰もいない。その時校舎裏からの子と男の聲が聞こえて來た。
「止めて下さい」
「直ぐに気持ち良くなるから」
「止めて」
急いで校舎裏に行くと涼子が男に抱きしめられていた。
「涼子!」
「達也!助けて!」
俺は何も言わずに涼子を抱きしめている男の腕を涼子の背中から捻り弾くと
「ぐぇ!」
男が涼子から離れると
「お前誰だ、この子とは同意しているんだ。あっちへ行け」
「噓よ。達也」
「何だ。お前が涼子の元カレか。涼子は良いをしている。お前なんかじゃ足らないんだろう。俺の腕の中で何回もいでいたぜ。邪魔だよ。どきな」
「達也、噓だから。絶対噓だから」
「何言ってんだ涼子。五時間抱いても、もっとって言って帰りたくないと言っていたじゃないか」
「噓よ、達也。そいつの作り話だから」
「まあいい」
俺にいきなり毆りかかって來た。こいつ馬鹿か。距離があり過ぎる。しかし丁度いい。そいつの拳めがけて俺の拳を思い切りぶつけてやった。
グシャ!
「ぐあぁぁ。俺の手が、俺の手が」
「殘念だったな。もうお前の右手は使えないだろう。親指以外折れたからな」
「くそっ、警察に訴えてやる」
「一緒にお前が強しようとしていた事も一緒に付け加えたらどうだ」
「…………」
白河が逃げようとしたので、俺はこいつを足払いして倒した後、首を膝で押さえて
「おい、涼子とお前を繋げようとしているのは誰だ?」
「し、知らねえよ。何の事だ」
ぐぉっ、ぎぎぎっ。
し強く膝を首に押し付けた。俺の足を退かそうとしているが退かせる訳がない。手と足では力が違い過ぎる。
更に押し付けると白河が地面を手で叩いている。し緩めると
ごふぉ、ごふぉ、ごふぉ。
「マネージャだ。あいつは俺のセフレだ」
涼子が驚いた顔をしてる。
涼子と白河が帰ってこないので気にしたのか、部長とマネージャそれにの子が數人が探しに來た。
「本宮さん、これどういう事?」
涼子が白河に襲われた事、その手引きをしたのが、マネージャだった事を教えた。セフレだった事も。
部長が驚いた顔をしてマネージャの顔を見た。
「どういうこと?」
マネージャが青い顔をしている。
この後職員室に居たテニス部の先生と宿直の先生を呼んで説明した。警察への連絡は教頭、校長と話すという事にするらしい。
休み中だが呼ばれて學年主任先生も來た。同じことをまた説明した。
マネージャは、もう四月から學校には來れないだろう。白河はもうテニスは出來ない。大學推薦もパーだろうな。
その後、テニスの練習は中止になり、春休みの練習も中止になった。
四月初めは大変な事になりそうだ。
もう午後四時を過ぎた所だ。々聞かれ遅くなった。
今、涼子と二人で帰り道を駅まで歩いている。二人共何も言わない。
俺は、白河が言った事と涼子から聞いている事に大きな違いがある事にショックをけていた。
白河がその時の出まかせで噓を言っている可能もある。でも本當かもしれない。涼子は無理矢理されたと言っていた。でも白河は真逆の事を言っていた。
もう本當に分からなくなってしまった。
駅に著いて電車に乗っても何も言わない。涼子の駅に著くと彼は目元に涙を思い切り浮かべながら
「達也、ごめんね。さよなら」
それだけ言うと電車を降りた。
俺は家に著いて自分の部屋にったが、全く頭が回っていなかった。
そして春休み中、涼子から連絡が來ることはなかった。
―――――
さてさて今後どうなりますやら。
次回をお楽しみに
面白そうとか、次も読みたいなと思いましたら、ぜひご評価頂けると投稿意が沸きます。
想や、誤字字のご指摘待っています。
宜しくお願いします。
じょっぱれアオモリの星 ~「何喋ってらんだがわがんねぇんだよ!」どギルドをぼんだされだ青森出身の魔導士、通訳兼相棒の新米回復術士と一緒ずてツートな無詠唱魔術で最強ば目指す~【角川S文庫より書籍化】
【2022年6月1日 本作が角川スニーカー文庫様より冬頃発売決定です!!】 「オーリン・ジョナゴールド君。悪いんだけど、今日づけでギルドを辭めてほしいの」 「わ――わのどごばまねんだすか!?」 巨大冒険者ギルド『イーストウィンド』の新米お茶汲み冒険者レジーナ・マイルズは、先輩であった中堅魔導士オーリン・ジョナゴールドがクビを言い渡される現場に遭遇する。 原因はオーリンの酷い訛り――何年経っても取れない訛り言葉では他の冒険者と意思疎通が取れず、パーティを危険に曬しかねないとのギルドマスター判斷だった。追放されることとなったオーリンは絶望し、意気消沈してイーストウィンドを出ていく。だがこの突然の追放劇の裏には、美貌のギルドマスター・マティルダの、なにか深い目論見があるようだった。 その後、ギルマス直々にオーリンへの隨行を命じられたレジーナは、クズスキルと言われていた【通訳】のスキルで、王都で唯一オーリンと意思疎通のできる人間となる。追放されたことを恨みに思い、腐って捨て鉢になるオーリンを必死になだめて勵ましているうちに、レジーナたちは同じイーストウィンドに所屬する評判の悪いS級冒険者・ヴァロンに絡まれてしまう。 小競り合いから激昂したヴァロンがレジーナを毆りつけようとした、その瞬間。 「【拒絶(マネ)】――」 オーリンの魔法が発動し、S級冒険者であるヴァロンを圧倒し始める。それは凄まじい研鑽を積んだ大魔導士でなければ扱うことの出來ない絶技・無詠唱魔法だった。何が起こっているの? この人は一體――!? 驚いているレジーナの前で、オーリンの非常識的かつ超人的な魔法が次々と炸裂し始めて――。 「アオモリの星コさなる」と心に決めて仮想世界アオモリから都會に出てきた、ズーズー弁丸出しで何言ってるかわからない田舎者青年魔導士と、クズスキル【通訳】で彼のパートナー兼通訳を務める都會系新米回復術士の、ギルドを追い出されてから始まるノレソレ痛快なみちのく冒険ファンタジー。
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