《勇者パーティーに追放された俺は、伝説級のアイテムを作れるので領地が最強になっていた》『錬金018話 土地を探す』
『錬金018話 土地を探す』
翌朝になり、宿屋を出て街を歩いた。
宿屋の店主も、まさかスイが魔竜だとは思うまい。
「店主、ちょっと聞きたいことがある」
「なんです?」
「街の外に広がる土地は、誰が所有しているのか、調べたい」
「土地なら商業ギルドに行けばいいと思いますね。冒険者ギルドは冒険者に依頼を紹介します」
「商業ギルドか、わかりました。ありがとう」
「どうもフランツ様」
「またね!」
最後はスイが挨拶をした。
街の中にある商業に関するギルドがあると教わり行くとした。
「フランツ様、商業ギルドがありますよ」
「うん、ここだな」
商業ギルドは意外と簡単に見つけた。
冒険者ギルドは筋質の野郎が多く、剣や鎧を持っている不要では?が、商業ギルドに筋や鎧はいない。
ギルドにると綺麗な付嬢がいて、
「こんにちは」
冒険者ギルドもそうだが、綺麗なが多いな。
「あの〜、土地を探しているのです。広大な土地を。広ければ広いほどいい」
「えっ、広大な土地といいますと。農業でも始めたいとか?」
「農業だけでなく、全てですね。國を作りたいから、農業、街も作るし、大規模な土地がいるかな」反軍かな?
「はあ?? 國を作りたいと?? ちょっと意味がわかりにくいですけど」
困っているのか付嬢は。
まぁいきなり俺が言ったのが不味かったかな。
「フランツ様は、國王にられるお方です。そのための土地を用意してください、付嬢さん。用意しないなら、私はあなたを氷にすることも可能ですよ」
「ええっ、氷??」
「待ってくれスイ。キミが話すと、ややこしくなる」
「はい、黙ります」
「俺はフランツと言います。無料の土地はないのかな?」
「外にある土地は誰かしらの領地になってます。このターバンド國では、國王か所有する土地と、貴族の方が所有する土地があります。街の周辺は全てクリア伯爵の土地ですね」
「それでは土地はクリア伯爵が全て持っているのですか」
「全部ではなくて、ただ全く農作も育たなくて、雑草と生えないから牧畜もできない、さらに雨も降らないし、災害もある土地が広大に有ります。そこはクリア伯爵も何も役に立たない土地で手放した土地ですけど、まさかその土地は要りませんよね?」
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