《勇者パーティーに追放された俺は、伝説級のアイテムを作れるので領地が最強になっていた》『錬金032話 勇者グラティアス視點』

『錬金032話 勇者グラティアス視點』

「俺とベヒーモスとの相が悪い、それだけさ。他の魔では間違いなく今までとおりに、勇者の俺の剣が無雙するさ」

「相ね、それならベヒーモス以外と戦うのがいいわね。こちらから選べることはないけど」

「ギルドマスターが決めることでしょ、たぶんね。グラティアスが攻撃するのとしないとのでは、戦況が全く違った。でも気になった事?があるかな」

ミーシャが會話で気になると言う。

俺のことか?

それとも別件かな。

別件にしてくれよな、俺の話はもう勘弁してしいし。

「偶然かな、フランツをパーティーから追放したでしょ。ちょうど追放した直後にグラティアスの剣に変化があったのよね。まるで追放したのが負けた原因みたいに」

「噓だろ、やめろよミーシャ。まさかフランツが居なくなったから負けたと言うのかよ。笑わせるなよ、フランツは使いにならねえから追放したのだろ。ミーシャもフィーネルも同じ考えだろ」

ミーシャがとんでもないことを言い出した。

あの全く役に立たないフランツが今回の敗因と。

それは絶対にありえない。

たまたま重なっただけだ。

それ以外は考える意味ないよ。

「グラティアスは、きっばり否定するのね」

「當たり前だろ」

聞くまでもないよな。

「フィーネルは、私の考えをどう思う?」

「フランツを追放する前のグラティアスは最強と呼ぶにふさわしい活躍だった。フランツを追放したあとに、突然に國でAランク、Sランク級の魔が暴れだした。ベヒーモスも追放した後よね。そしたらグラティアスは弱くて、攻撃が全然効かない。偶然にしては変だわ。それにフランツは追放した時に、なぜ、俺は追放されるの、俺はパーティーに役に立っていたという言い方もしていたかな。あれはもしかしたら、今回の異変を言っていたとしたら、フランツがもしかしたら、グラティアスの弱さと、魔の暴れだしたのと繋がりがあると話は通じる」

フィーネルは、フランツが全ての今回の異変の原因と言ったけど、俺は認めないぞ。

フランツこどきの使えない冒険者が、そんな力があるわけないのだしな。

偶然だよ、偶然、偶然にもフランツが追放したのと、魔が現れたのが同じ日だったのさ。

俺はそう思うし、普通に考えるとフランツにそんな力があるわけないのさ。

「ミーシャもフィーネルも考え過ぎだよ。失敗したから、何かに原因があると思いたいのだ。人間は失敗したりすると、原因を探す。何かしらの原因を。フランツのせいにしてしまえば、気持ちが楽になる。考えすぎるのはやめようぜ。これからのことを考えようぜ」

下にある★★★★★から評価してもらえると嬉しいです(^^;

    人が読んでいる<勇者パーティーに追放された俺は、伝説級のアイテムを作れるので領地が最強になっていた>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください